2007年08月27日

1年点検

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牧落の家25日の土曜日は<牧落の家>の1年点検の日。
入居後のこういう点検やメンテナンスをどうのように実施するかは、設計事務所や工務店によって様々ですが、うちの事務所の場合、構造材や造作材に使っている無垢の木材が四季を一巡りする事によってほぼ完全に乾燥し、それに伴う微妙な変形(反り・捩れ)や収縮といった家の微細動が納まる1年経過後に総合な点検・メンテナンスを行うよう請負契約の時点で工務店さんにお願いしています。

点検では、塗装仕上面の下地石膏ボードの継ぎ手で生じた目違いや一部の建具の立てつけといった木材の乾燥収縮に伴う不具合、浴室タイルの目地割れなどの補修箇所をチェック。また、南側隣家から視線が若干気になるとの事で南側欄間FIX窓にスリガラス状フィルムを張る追加工事やLANケーブルの追加入線などのご相談を受け1時間ほどで終了。

木造部分は梁・柱の乾燥収縮に対して仕上材の「逃げ」がほとんどない工法を採っていたので、内心、もっと石膏ボードの目違いが発生しているのでは、とも危惧していたのですが、実際には片手の指で足るくらいの箇所でしか発生していませんでした。
それもこれも構造材に乾燥度・材強度ともに良質の杉材・桧材を入れてくれた事、また大工はじめ各職方の腕の確かさの表れか、と思った1年点検でした。

葦簀

写真は家族の間の窓に西日除けにと置かれたヨシズ。ヨシズを置いてから「室温がぜんぜん違う」との住まい手のお話でしたが、やっぱり日射除けの「設え」としてはその価格面での手軽さからもヨシズに勝るものはない、という所ですね。  
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2007年05月01日

Natural House

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Natural House 表紙牧落の家>が本になりました。

3月4日の記事<陽気な取材>で取材の様子を紹介していた書籍(ムック本)です。

木の家に暮らすの本
Natural House
ナチュラル・テイストの家づくり
地球丸 定価:1500円 税込

おそらく今日から書店に並んでいるはず。書籍の内容や直販については下記リンクをご覧下さい。
http://www.chikyumaru.co.jp/ki.html

という事ですが、チラッと本文をご紹介↓

Natural House 本文から

引越されて約9ヶ月、取り合えず四季を一巡して住まわれた住まい手の暮らしぶりなども紹介されていて、撮影を担当された石井雅義さんの写真も素晴らしい一冊。
もちろん本物は総天然色・・・そちらは、お約束、ぜひ買ってご覧下さい。(^^)v

牧落の家 北側外観
こちらは私が撮ったもの 庭から見た北側外観 GR DIGITAL 2006年8月26日撮影  
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2007年03月04日

陽気な取材

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とても3月とは思えないほどの超ポカポカ陽気となった今日。一昨日の記事<Mr.March>の文末でチラッとお知らせしていたように、久しぶりに<牧落の家>を訪ねました。
用件は、4月下旬発売予定という住宅系書籍<木の家に暮らす>の取材のため。
取材では私自身もインタビューを受けたりしたわけですが、でも、建築専門誌とは違い一般向けの書籍という事で主役はなんといっても住まい手・・・なので、建築写真としてのカットだけでなく、住まい手に入ってもらってのカットも、インタビューの合間合間に場所を変え、時間を変え、数多く撮影されました。
そんな撮影に最初は戸惑い気味だった住まい手も、すぐにノリノリ↓(^^)

牧落の家 取材風景 1
牧落の家 取材風景 2

今回、ライターの方は神奈川県、カメラマンの方は東京都と、お二人とも関東から取材に来られていたわけですが、自然な表情を作るためのダミーの会話やご主人がタイミングバッチリで見せるキメ(?)のポーズに爆笑の連続。
「関西の方って、やっぱり、おもしろーい!」・・・いや、関西だからといってこんな方たちばかりでは・・・あっ、いやいや、ほんとに根っから明るい住まい手ご夫妻です。(^^)

まっ、そんなこんなの陽気な取材で、いい感じの写真もたくさん撮れたでしょうし、きっと本自体もステキなものになること、もう間違いなし・・・たぶん。
まだ、ちゃんとした発売日は決まっていないようですが、また発売日前後にはお知らせしますので、その折にはぜひお手に取って見てみて下さい。

牧落の家 20070304
牧落の家 2007年3月4日  写真は全て GR DIGITAL  
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2006年10月06日

竣工写真

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8月26日に撮影を行った<牧落の家>竣工写真のプリントが今日、松村さんから届く。
やっぱり私が撮るヘボなデジカメ写真とは違って、大判カメラを使った69フォーマットのフィルムからのプリントは素晴らしいものです。
私にとっては宝物・・・思わずウキウキとプリントを並べてGR DIGITALでパシャ。

牧落の家 竣工写真のプリント

さあ、これらの美しい写真を使ってウェブサイト<仕事と作品>での作品紹介ページも作らねば。  
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2006年08月27日

やっとこさ

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撮影予定日と決めた日がことごとく天候に恵まれず、順延に順延を重ねていた<牧落の家>竣工写真の撮影を昨日やっとこさで行う事ができました。
住まい手と私のご都合のよい週末がなぜか晴天に恵まれず、延期する事5度、6度目にしてやっとこさでした(^^;
昨日も天気予報に反して朝は雲の多い空模様でどうしたもんかなぁと迷ったのですが、たぶん晴れ上がってくるだろうとの判断で決行。
夕方近くには雲が多くなってきてちょっと消化不良気味にはなったたものの、日中は晴天に恵まれ、なんとか無事終了する事ができました。
朝の10時から19時半まで、網戸をはずしたり、カーテンをはずしたり、こっちの物をあっちへ、あっちの物をこっちへと終日撮影のドタバタお付き合いいただいた住まい手のIさんに改めて感謝感謝です。
ありがとうございましたm(_ _)m

夕景の撮影風景
GR DIGITAL ISO100 ProgramAE-0.3 WB:AUTO 手持ち撮影

撮影をお願いしたのは、今回も松村芳治さん。
上の写真は大判カメラを使い69フォーマットの120フィルムで夕景を撮る松村さんと助手の大前くんを背後から盗み撮り(^^)したもの。
私の拙い写真とは違い、どんなポジが上がってくるのが、楽しみなここ数日です。  
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2006年06月28日

盛況のち閑

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土日に開催した<牧落の家>完成見学会。
土曜日は23組43人(+共催した施工工務店サイドの来場者数人)の方々にご来場いただき大盛況!
対して日曜日は7組9人(+共催した施工工務店サイドの来場者10人強)とのんびりした見学会・・・(^^:
晴れた土曜日、雨の日曜日。その天候、もろそのままま「盛況のち閑」という感じの見学会でしたが、でもたくさんの皆様にご来場いただき、また設計のお話などもいくつかいただいて、開催した甲斐のある見学会となりました。
ご来場いただきました皆様、そして見学会開催をご快諾いただいた住まい手に、あらためて御礼申し上げます。
ありがとうございました。m(_ _)m

牧落の家見学会 外観

上写真は土曜日のお昼前、来場者が途絶えた合間に撮った外観。
この直後から見学者が後を絶たない状態に・・・ほとんど立ちっぱなし、喋りっぱなしで、終る頃にはもうヘトヘト・・・体力の衰えを痛感した見学会でもありました。(^^;

牧落の家見学会 カーテン

こちらは日曜日の見学会終了後、掃除と片付けをしてカーテンを閉めた時の写真。
大きな開口部からの眺望が素晴らしい<牧落の家>ですが、このようにカーテンを引く事によって生まれる空間もまた変化があって素晴らしいものです。

明けて月曜日はご引越し。
そして昨夕、施主検査で指摘があった手直し工事のチェックにお邪魔してきました。
手直し工事自体は段取りの関係でまだ若干残ってしまいましたが、引越しが終って家具や荷物が入った空間を見て、見学会までの姿から、良い意味で、いっきに住まい手の空間になったなぁ、という印象でした。
いつも思う事ですが、これからこの空間を育てて行くのは住まい手・・・どんな空間に育って行くのか、楽しみでもあるこれからです。

牧落の家見学会 風呂から見た洗面脱衣方向

上写真は浴室から見た洗面脱衣方向。
昨夕はいままでの思い出話などで盛り上がり、気がつけば20時過ぎまでお邪魔してしまいましたが、そんな話の中で意外だったのが、この風呂の親御さんへのウケ。
ご主人・奥さんの親御さん共、ご引越しを手伝いに来ておられて、夜にこのお風呂利用されたそうですが、皆さん共に、たいへんに好評だったとか。
ガラス張りのオープンな浴室で、若い方にはウケても、ある程度お年を召された方にはちょっと抵抗のある空間だろうなぁ、と思っていたのですが、差にあらず。
実際の広さより広く感じられるその開放感は、世代に関係なく受け入れられるもの、と分かって、とても勉強になったお話の一つでした。
洗面脱衣側から見たお風呂の写真はこちら↓
http://blog.kenchikusha.com/archives/50207975.html  
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2006年06月19日

最終検査

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今日は夕方から照明チェックを兼ねた<牧落の家>の最終検査。
どの工務店の施工でも発生してしまう工事中のキズや汚れなどを丹念にリストアップして是正点を指示。
間接照明やスポットライトの向きを調整したり、調光スイッチのベストポイントを探ったりして照明チェックも完了。
まだ若干の工事が残っている造園は今週のお天気次第というところがありますが、建物に関しては後は今日の指摘事項を木曜日までに是正するのみ。
金曜日には施主検査兼機器類の取扱い説明、そして土日の完成見学会・・・残り一週間を切って、もう一息です。

牧落の家 夜景

写真は検査の合間に撮った道路からの夜景ですが、この写真を撮っている時に傍らを通った男子高校生二人組みの会話。
「この家なんか違うよな」
「そやな」
「なあ、奥にずーッと続いてる感じがエエやん」
「イカすよな」
こんな言葉を耳にすると、やっぱり嬉しいもんです。←単純人間です、ハイ(^^)



牧落の家 完成見学会
参加者募集中です。
日時:2006年6月24日(土)・25日(日) 10:00〜17:00
場所:大阪府箕面市牧落
詳しくは下記リンクをご覧下さい。ご参加お待ちしております。
http://blog.kenchikusha.com/archives/50202990.html
  
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2006年06月13日

もうすぐ2

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牧落の家 20060613 1牧落の家>は外壁も白の塗装仕上げ。
なんで白なのか・・・これも見学会でのお楽しみ、という事にしておきましょう。(^^)
同じ白でも木造部分はウレタン塗料、RC部分は断熱塗料と異なった塗料を使用しています。
断熱塗料と書くとそれだけで断熱材の変わりになるのか、という印象を受けますし、メーカー側もそんな路線で商品を説明していたりしますが、断熱塗料だけで望む熱伝達抵抗を得るのは、まず無理な話。
この<牧落の家>では、夏の陽射しで熱容量大きなのコンクリート壁が焼けるのを防ぐ遮熱材としての意味合いに重点を置いて採用しました。

牧落の家 20060613 2

で、その断熱塗料の効果は・・・ほんとこれこそ、見学会に来ていただければ、もうばっちり。(^^)
ところで今日は確認審査機関による完了検査の日。もちろん何の問題もなく検査は終わり、検査済証が下りました・・・いよいよ竣工までは、もうすぐ、です。



牧落の家 完成見学会
参加者募集中です。
日時:2006年6月24日(土)・25日(日) 10:00〜17:00
場所:大阪府箕面市牧落
詳しくは下記リンクをご覧下さい。ご参加お待ちしております。
http://blog.kenchikusha.com/archives/50202990.html
  
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2006年06月12日

もうすぐ 1

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牧落の家 20060531完成見学会、そして引渡しに向けて工事が進む<牧落の家>。
先週末には内部の床を覆っていた養生ベニヤも取れて、一気に工事が進んだという印象になりました。
右写真は5月31日に撮った1階・家族の間。そして下が今日。
右の段階ではなかった家具・キッチンの施工も終わり、一見もう竣工という感じですが、実際のところは、まだまだちょこまかとした工事が残っていたり、手直し工事もあるので、もうひとがんばり、といったところです。

牧落の家 20060612 1

この住まいは構造材や下地材、造作材や床材の全てに<ひょうご・ネットワーク「木の道」>による兵庫県産の杉材(一部:桧材)を使ったいわゆる「国産材の木の家」ですが、壁・天井を水性ペイントによって白くフラットに仕上げ、間仕切壁を必要最小限にとどめる事で、空間を広がりのあるシンプルに仕立てています。
正面の天井が低くなっている辺りは厨房。
庭を見ながら料理が作れるアイランド型ワークステーションを置き、その背面には洗面脱衣との間仕切を兼ねた多機能収納を設けています。
いずれも仕上げはシナ合板の艶消しクリアウレタン塗装・・・あとは見学会でのお楽しみということで。(^^)

牧落の家 20060612 2左は同じく今日撮った洗面脱衣から浴室方向を見た写真。
浴室も白を基調とした空間に仕上げています。
洗面右手の銀色の部分は・・・これも見学会でのお楽しみに取っておきましょう。(^^)

というわけで、この住まいをもっと見てみたい、この空間を体感してみたい、と思った方は、完成見学会にぜひ、お越しを!です。



牧落の家 完成見学会
参加者募集中です。
日時:2006年6月24日(土)・25日(日) 10:00〜17:00
場所:大阪府箕面市牧落
詳しくは下記リンクをご覧下さい。ご参加お待ちしております。
http://blog.kenchikusha.com/archives/50202990.html
  
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2006年05月31日

牧落の家 完成見学会

0312
昨年11月半ばに既存家屋の解体からはじまった<牧落の家>の工事も、いよいよ6月下旬には竣工を迎える運びとなりました。
つきましては4月の構造見学会に続き、住まい手のご好意により完成見学会を開催いたします。私たちの事務所が手掛ける住宅の空間を直に体験していただけるこの機会を、ぜひご利用下さい。
皆様のお越しをお待ちしております。
 


牧落の家 完成見学会
設計:正井建築舎 施工:ソーラーコム 共催

日時 6月24日(土)・25日(日) 10:00〜17:00
場所 大阪府箕面市牧落 阪急箕面線桜井駅・国道171号線牧落交差点近郊


住宅地のため会場及び周辺に駐車場はございません。車でのご来場はご遠慮下さい。

牧落の家 施工状況:5月31日現在
5月31日時点の外観

参加ご希望の方は、<牧落の家見学会参加希望>とご明記の上、お名前・ご住所・電話番号・参加人数をメールまたはFAXにてご連絡下さい。
折り返し会場地図などのご案内状を郵送にてお送りいたします。発送は6月15日頃になる予定です。
なお、住まい手のプライバシー確保のため、ご案内は来場いただく皆様のご確認を兼ねる事ができる郵送に限らせていただいております。何卒、ご理解下さい。
 


お申込み・お問合せ先
正井建築舎 〒563-0024 大阪府池田市鉢塚1-10-3 ドーン秋山2F
E-mail masai@kenchikusha.com
FAX 072-760-3809 TEL 072-760-3808

牧落の家 1/100白模型

牧落の家 その魅力
敷地は前面道路から急勾配に5mほど高くなる傾斜地。
その分、見晴らしは素晴らしく、池田の五月山から宝塚の岩倉山・行者山までが一望できる絶好のロケーションを持った敷地です。
このロケーションを室内に取り込み、開放的な暮らしの空間を創り上げる事を第一義として、傾斜地の中に残された平坦地を可能なかぎり庭として活かし、庭と室内との繋がりを重視するプランを練り上げていった結果、西側と北側にデッキを巡らせた大きな開口部を持つ幅4.0m×奥行き20.0mの平面という、ここにしかない暮らしの場が生まれました。
道路に接した階が地下2階となる、鉄筋コンクリート造地下2階・木造地上2階建ての混構造の住宅。
庭に接する1階部分には、外の風景と一体になれる幅3.0m×奥行き11.5mの開放的なLDKスペース。一転、地下1階には寂とした気に包まれる落着いた和の空間。
庭への繋がりを重視した夫婦寝室や遠くの山並みを見渡せる2階予備室、そして小庭を見ながらくつろげる浴室など、暮らしの場面のそこここで、その場にしかないその時を、かけがえのないものに演出できる住まいです。

牧落の家関連記事>http://blog.kenchikusha.com/archives/cat_10002713.html  
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