25日の土曜日は<牧落の家>の1年点検の日。入居後のこういう点検やメンテナンスをどうのように実施するかは、設計事務所や工務店によって様々ですが、うちの事務所の場合、構造材や造作材に使っている無垢の木材が四季を一巡りする事によってほぼ完全に乾燥し、それに伴う微妙な変形(反り・捩れ)や収縮といった家の微細動が納まる1年経過後に総合な点検・メンテナンスを行うよう請負契約の時点で工務店さんにお願いしています。
点検では、塗装仕上面の下地石膏ボードの継ぎ手で生じた目違いや一部の建具の立てつけといった木材の乾燥収縮に伴う不具合、浴室タイルの目地割れなどの補修箇所をチェック。また、南側隣家から視線が若干気になるとの事で南側欄間FIX窓にスリガラス状フィルムを張る追加工事やLANケーブルの追加入線などのご相談を受け1時間ほどで終了。
木造部分は梁・柱の乾燥収縮に対して仕上材の「逃げ」がほとんどない工法を採っていたので、内心、もっと石膏ボードの目違いが発生しているのでは、とも危惧していたのですが、実際には片手の指で足るくらいの箇所でしか発生していませんでした。
それもこれも構造材に乾燥度・材強度ともに良質の杉材・桧材を入れてくれた事、また大工はじめ各職方の腕の確かさの表れか、と思った1年点検でした。

写真は家族の間の窓に西日除けにと置かれたヨシズ。ヨシズを置いてから「室温がぜんぜん違う」との住まい手のお話でしたが、やっぱり日射除けの「設え」としてはその価格面での手軽さからもヨシズに勝るものはない、という所ですね。
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完成見学会、そして引渡しに向けて工事が進む<
左は同じく今日撮った洗面脱衣から浴室方向を見た写真。

