2007年07月13日

飛騨旅行 6

0534
飛騨の旅の最後は、世界遺産・白川郷。
まずは定番、山の上の茶店からの遠望・・・ただGR君の28mmでは、ちょっと広角すぎか?(^^;

白川郷遠望

晴れていれば遠景には白山の峰々が望めるようですが、あいにくの曇り空。なので、こんなのも撮っときました↓
ちなみに腰掛けているのはメンバーの一人。

白山連峰眺望

俯瞰で集落を把握した後は、国指定重要文化財・和田家へ。
左:水田越しの和田家
右:同3階というか小屋裏・・・シャッタースピード・2/3秒、手持ち撮影。
さすがにかなりブレてますが、このくらい縮小(約1/64)すればなんとか見られるくらいにはなりました。(^^;

和田家1

スタッフの方に聞けば、ここも高山の吉島家と同じく住みながらの一般公開だとか。
見学させていただける私たちにはありがたい事ですし、入場料を維持費用に当てたりもするのかな、とは思いますが、でもやっぱり他人様にどやどやと押しかけられるのはさぞかし大変だろうなぁ、と。
公開する事によって合掌造りという「形」は末永く遺産として残せるのでしょうけれど、ここにかつて在った暮らしは完全に失われてしまっている・・・公開以前から失われていたのかもしれませんが。
文化遺産・・・文化は本来「形」ではなく、そこに「在る」ものを指す言葉ではないのか?、それとも遺産だから「形」だけ残ればいいのか?
まあ、こんな単純な話では済まない難しい問題でしょうけれど、ちょっと違和感も感じてしまった見学でした。

和田家2
同じく和田家、2階。茅葺は近年葺き替えられたそうで、その縄の真新しさと古材の対比が、また一興。

和田家に向かう途中では、おばあさんがドクダミを干している光景にも出会いました。↓
背景はやはり一般公開されている神田家。
まさに「スローな風景」といった感じで、我ながら「絵」になったか、と思っていますが、でも当然ながら、このおばあさんは写真を撮られるためにここでドクダミを並べているわけでもない。撮っておいてこんな事を書くのもなんですが、やっぱり大変だなぁ、と。
要はこの白川郷には表しかないというか、裏しかないというか・・・高山などのある程度大きな街であれば「見せ」の場である表とは別に半ば必然的に裏も生じそこに暮らしの場を広げて行けるわけですが、こんな小さな集落ではそんな余裕は到底無理。
それは見る側にとっても、かなり痛い光景・・・当初の期待とは裏腹に保存・修景そして観光化の難しさを思わず感じた次第です。

ドクダミ干し
画像をクリックすると拡大画像(900×900)が別ウインドウで開きます。
ちなみに手前の籠の実際の色はプラスチックブルー。点在するブルーシートと共にレタッチで脱色しています。


蓮池と和田家
蓮池越しに見る和田家 撮影は全てGR DIGITAL 適宜レタッチ・トリミング
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最後は少し批判的な視点になってしまいましたが、でもそれも含めて色々と勉強にもなり、また気持ちの良い光景にも数多く出会えた飛騨の旅でした。
白川郷は正直「まあ、もういいっか」とは思いますが、今度は家族で、もう少しのんびりと飛騨地方を巡ってみたいと思っています。  
Posted by masai at 10:13 PermalinkComments(2)TrackBack(0)
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2007年07月12日

飛騨旅行 5

0533
高山陣屋

高山市街での最後の見学先は高山陣屋
写真は陣屋を囲む杭垣ですが、素朴ながら代官所らしくなかなかに威圧的な垣根。
もちろん垣根越しだけではなく中も見学しましたが、日下部家・吉島家の反動+ちょっと疲れも出てきてあまり写真をとる気が起こらず・・・(^^;
でも、米蔵(展示施設になっているのでここだけ撮影禁止)はなかなか見ごたえのある建築でした。

これにて楽しくまた勉強にもなった高山の古い町並みを後にし、一路白川郷へ。
R158を一旦荘川まで南下してそこからR156を北上するルートを取り、道の駅「桜の郷 荘川」で昼食。

板倉その道の駅脇にあった板倉。
木曽地方でもよく見かける形の倉ですが、切妻の母屋妻面にちょこっと流れ屋根の下屋(写真のものは後で取って付けたような感じになっていますが、元々このようなファサード)が印象的で、いいなぁと思うデザインの一つです。
道中では、倉だけでなく本宅自体がこの様式で建てらいる民家もよく見かけました。
ジャガイモの花と板倉
その板倉を背景に、満開のジャガイモの花。

水車道の駅から少し北に走ると、次に見えてくるのは巨大な水車群。
そばの里 荘川」という蕎麦屋にある水車で蕎麦を挽いているんだそうですが、まだシーズン前なので臼はロック中・・・まあ(軽度の)蕎麦アレルギーなので、臼が回っていたら舞う粉でたぶん近づく事もできなかったでしょうけれど。(^^)
ソバの花と水車
その水車を背景に、こんどはソバの花。蕎麦アレルギーでも花に近づくのは大丈夫なようです。(^^)

そして道中最後の見所は、白川郷ももう間近の御母衣ダム。
水力発電用ですが、よく見かけるコンクリートダムではなく、粘土と石で造られたロックフィルダムと呼ばれる構造のダム。堤の高さ131m、ロックフィルダムでは貯水量で日本一だそうです。
眺めていると頭ではコンクリートダムよりよほど安全性が高いとは理解できるているものの、感覚的にはやっぱり粘土と石だけで決壊しないのか?とも感じ、なかなかのド迫力でした。
航空写真↓
http://maps.google.co.jp/maps?ie=UTF8&oe=UTF-8&hl=ja&q=&ll=36.125674,136.920204&spn=0.099555,0.159645&t=k&z=13&om=1

御母衣ダム
撮影は全てGR DIGITAL 適宜レタッチ・トリミング

という事で、次回はいよいよ最終回・白川郷・・・お楽しみに!
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Posted by masai at 11:07 PermalinkComments(0)TrackBack(0)
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