2006年10月24日

建築と建築展

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朝日と翼先日、ご紹介したGR DIGITAL1周年記念パーティは午後からの開催でしたが、せっかく東京まで行くのに、それだけに行くのはもったいない。←貧乏性?(^^;
ここはついでに、気になっていた建築と気になる建築展も見ようっと!ということで朝8時に伊丹空港を発ちました。

射し込む朝日がまだ眠い目には眩かった。
ちなみにANAの東京便で機種がB777-300の時はいつもこの風景の席。
58列のAかK・・・サイド3列が2列に変わるところで通路が広くなんだか落着く、というのが理由。でも、大概はエンジンからの排気煙のためか窓は汚れています。(^^;

さて、東京に着いてまず向かったのが、気になっていた建築・西沢立衛氏設計<森山邸>・・・おそらく2006年に発表された住宅系建築の中では最大の話題作なんじゃないでしょうか。
ご存じない方は、まずは下記の新建築ウェブサイトに掲載されている写真やプランをご覧下さい。
森山邸 QuickTimeVR>

で、実物を観ておいてよかった・・・というのが率直な感想、ってなんだかよくわかりませんが、正直、まだ頭の整理がついていません。
発表されている写真を見たり、文章を読んだ時には「そうだ、こんな住宅もありえるな」と理解していたつもりでしたが、実際に目にした光景は、ちょっと衝撃。
広くはない前面道路に立つ私の前にはA棟の大きな窓。
その室内、リビングには愛犬と遊ぶオーナーの姿。
そして再び大きな窓。
さらに路地風の庭、C棟の縁側と続いて行く・・・そう、土曜の朝の一時、全てが開けっぴろげ。
I棟も人影こそ見えなかったものの、目の前にある窓にはブラインドなど下ろされてもいない。
野中の一軒家ではなく、道路向いでは住宅が工事中で職人さんたちの出入りも結構あったり、通りにはそれなりに人通りもあったりで、通り過ぎるおば様二人は眺めている私を意識してか、「この住宅ね、結構建てるのたいへんだったみたいよ」などとお喋りしながら過ぎ去って行く・・・。
この建築が持つコンセプトを完璧に真っ当する、そのライフスタイルの凄味。
でも、そこには何かが欠けているように感じられてしかたがない・・・この敷地内での関係性はともかく、それを越えてある(べき)近隣との意識、他者の目、そこに生まれる(べき)関係性。
(べき)と考える事自体に、もしかしたら間違いがあるのか、云々・・・いまだ自分なりの整理は付かない。

そんな目で眺めていると、なんだか写真も腰が引けたような構図になってしまいました。(^^;

森山邸
以上2点共(当然ですが)GR DIGITAL 若干トリミング

そんな状態に頭を抱えながらも、時間もなかったので急いで次の目的地、気になる建築展へ。
東京オペラシティ・アートギャラリーで10月7日からはじまった<伊東豊雄 建築|新しいリアル>へと行ってきました。
アートギャラリー・ウェブサイト>http://www.operacity.jp/ag/
観た感想は、一言で言うならば「ホッ」・・・って、これもなんだかわからない感想ですが、最先端の構造設計を背景に、かつてない空間を創り続けている伊東豊雄氏ではあるけれど、<森山邸>を見た後では、その「かつてない」範囲は私の頭の中にある既存の思考の中に納まっているように感じられ、なんだかホッと安心できた、というわけです。
折りしも展示会のタイトルは<新しいリアル>。
新しくはあっても、そこに広がる世界は「リアル」な世界。そこから考えると<森山邸>はこの世界に実在していながらも「バーチャル」な建築と、考えられなくもない・・・もとい、まだ整理できていません。(^^;

そんな悩みはともかく、なかなかに得られるものが多い展示会。建築関係者だけでなく一般の方にもお奨めの建築展だと思います。
12月24日まで開催されているそうなので、機会があれば、ぜひどうぞ。  
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2006年10月22日

祝い・祝われ

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昨日は記事<v(^∇^)/>で書いていた<GR DIGITAL発売1周年記念企画カレンダーコンテスト>の表彰式を兼ねた<GR DIGITAL 一周年記念モデル>発表会に東京は恵比寿へと行ってました。
発表会や表彰式と言っても、とてもフレンドリーな演出の会で、GR君1才の誕生日を祝い、そして表彰式では皆さんから祝われた、楽しい午後の3時間でした。
そんな会場の様子を写真を中心にご紹介。

GR DIGITAL 1周年記念特別限定モデル

上左が一同、アッと驚いた<一周年記念モデル>。上右はそのモデルの発表風景。
一周年記念モデル>http://www.ricoh.co.jp/dc/gr/digital/1st/
正直、いまさらポストモダンもバロックリバイバルもないだろうという感じで、どこからどう見てもキワモノを極めたカメラです。(^^)
かつて時代に先駆け(すぎ)てスケルトンのフィルムカメラ<FF-9sD LIMITED>なんかを売っていたりしたリコーですから、まあ、らしいと言えばらしいわけですが・・・。
全世界限定1000台で売るそう。
私たち入賞者はコンテスト入賞の賞品として貰えてしまったりするのですが、自腹でこのカメラを買う人ははたして何人いるのでしょうか(オープン価格:店頭予想価格10万円前後)・・・でも、半分冗談からはじまったこんなカメラを本気に作ってしまう事といい、<GR BLOG>を中心に発信される様々な企画といい、それはある意味、GR DIGITALというカメラに対するリコーの確かな自信と実績の表れかな、とも穿ってみたり。

誕生日ケーキ左はGR君1才の誕生日ケーキに立てられたロウソクを吹き消す<GR BLOG>ライターのちっちさんとえみっふぃーさん。
1才の誕生日なのに、なぜかローソクは大1本・小10本。
あと10年は売りたいという無意識の表れか?(^^)

紹介の順番が逆になりましたが、発表会の前にはカレンダーコンテストの入賞作品・入賞者紹介と表彰式。
下は会場に置かれていたカレンダーの試作品。大きな壁掛けタイプと小さなシートタイプの2種類だそう。でもって、私の写真は3月を飾ってます。

2007 GR DIGITAL カレンダー試作品

というわけで私の入賞作品は実はこれ↓でした。

入賞作品 棟梁

3月13日の記事<牧落の家 建方>に掲載した写真ですが、あちらは若干トリミングをしているので、あらためてノートリミング版でご紹介。
カテゴリー:牧落の家>http://blog.kenchikusha.com/archives/cat_10002713.html
会場でのスピーチでもお話したのですが、皆さんがある意味真面目に趣味の写真で入賞されているのに、私は不真面目にも工事現場の工程写真という仕事写真で、それで賞までいただいて、なんだか申し訳ないような・・・(^^;

審査講評左は審査会で私の写真をイチオシしていただいたハービー山口先生から講評をいただいているところ。
家が建つという喜びを通して、人の営みの素晴らしさが美しい背景の中に表現された作品、とお褒めの言葉をいただきました。

表彰状とGR DIGITAL ドラ焼き表彰状と引出物?のどら焼き。
副賞のカレンダーは12月初旬頃、一周年記念モデルは発売日と同じ11月下旬頃に届けられるとのことで、昨日いただいたのはこの2点と記念モデルに描かれている天使像のシールとタトゥだけ。(^^;
でも、どら焼きはマイ焼印キープで東京では有名らしい<木挽町よしや>のどら焼きで、なかなか美味でした。

そんなこんなで、式典の最後には審査員の先生方と入賞者による記念撮影・・・で、せっかくだからと記念撮影される側から撮ったのが下。(^^)
当たり前といえば当たり前なのですが、並ぶカメラはほとんどGR DIGITAL(^^;・・・見ていてなかなかに壮観な光景でした。

記念撮影逆撮り

会場では<GR BLOG>のトラックバックからよく拝見していたブログ<おれのほそ道>のara_umiさん(12月の写真)や4月末のオフ会以来の再会となるgr-digital.net(特別賞)さんをはじめ、<GR BLOG>のライターの方たちやいろんな部門のリコーの方々など、GR DIGITALを愛するたくさんの人たちと出会うことができ、また一重、人の輪を広がった、ほんとに楽しい会でした。こんな機会を与えて下さったリコーの方々に改めて感謝。
で、リコーのSさん情報では、今後は<GR BLOG>へのトラックバッカーはじめ、GR DIGITAL愛好者が集える場(公式オフ会?)のようなものも考えているところだとか・・・昨日お会いした多くの方たちとの再会や、また新たな輪を広げられる企画に期待です。

10月23日追記
もっとちゃんとしたレポートは下記リンクなどをご覧下さい。(^^)
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/compact/2006/10/23/4881.html
入賞作品一覧
http://blog.ricoh.co.jp/GR/gallery_sp.html  
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2006年05月11日

輝く都市?

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浜離宮から見た汐留地区写真は様々なメディアでも取り上げられていて、東京新名所?・・・ともいえる浜離宮から見た汐留地区の高層ビル群。
先日、東京に行った際、この風景をぜひともこの目で確認したくって、浜離宮にも行ってきました。

いやー、思っていた以上にインパクトのある光景でした。
特に左の光景なんて、肉眼で見ていても、SF映画の一場面を観ているかのような気になりました。
他の角度からの写真はこちら↓
写真徒然写真>http://phot2020.exblog.jp/3080190/
ぜひご覧あれ。

ル・コルビュジエ<Le Corbusier>は1925年、パリ万博の年、パリ市街の住宅や商業施設を集約して高層ビルに建替え、ビル以外の部分は田園・緑化するという「輝く都市」と題した都市計画を発表しましたが、この光景はまさにそれを体現したかのよう。
もちろんこの光景は浜離宮と汐留という異なるレイヤーの上に築かれたもので、コルビュジエが描きだした田園の中に高層ビルが建ち並ぶ都市像とは異なるものではありますが・・・。

菜の花と高層ビル群

この高層ビル群より内陸部では、浜離宮を渡る涼しい海風が遮られたために夏の気温が上昇した、とニュースなどでも報じられているように、これだけ大きな外壁面が立ち上がると、ビル自体の負荷増大はもちろんの事、それ以上に周辺環境に与える負荷も大きなものとなります。
これらの高層ビルが日本経済の「発展」と土地面積の必然から生まれたものであるのなら、その存在を安易に否定する事もできはしませんが、でも本当にこの光景は「輝く都市」なのか。
まあ、ガラスは確かに輝いてるわなぁ・・・と、菜の花畑に立ってオチまで考えてしまった浜離宮見学でありました。  
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2006年05月03日

表参道ヒルズ

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東京旅行で最初に降り立ったのはJR原宿駅。
表参道・神宮前界隈をブラブラしながら建築のお勉強をしてました。
で、下写真は最近オープンしたばかりの<OMOTESANDO HILLS>。
原宿駅前はこの日、代々木公園で開催された春闘大会へ向かう人たちでゴった返していましたが、こちらもそれに負けず劣らず人波に溢れてました。
他の表参道建築の写真はこちらをどうぞ↓
写真徒然関連写真>http://phot2020.exblog.jp/3045529/

OMOTESANDO HILLS

表参道ヒルズはこの地にあった同潤会・青山アパートを破壊して森ビルが建替えた店舗と住宅のコンプレックスで、設計は安藤忠雄建築研究所・森ビル設計共同企業体。
森ビルのプロジェクトのほとんどがそうであるように、実に見事に、かつてこの地に息づいていた青山アパートの空間が消え失せていました。
あくまでも商業プロジェクトであって公共建築ではないので致し方のない事なのかも知れませんが、安藤さんなら、かつて神戸北野町の建築群で見せたように、この地にあった界隈性をもっと取り込めただろうに、と思えるのですが・・・まあ、いろいろとあったんでしょうね。

パラボラ内部空間で最もインパクトがあったのが、トップライトからぶら下がる照明やらなんやらのゴチャゴチャ・・・この建築の歪みを如実に表しているような光景。
このトップライトがある空間が本館ですが、私の場合、東に併設された同潤館から上がって、いきなりトップライトの直下階(3階)に出たもんですから、余計にその印象が強烈だったのかもしれません。
なかでも、極めつけは左のパラボラ・・・ギョって感じ。
建物内を行き交う人々の話を効率的に集音・盗聴でもしているのか?と思いましたが、実際はBGMというか環境音を吹抜空間に振り撒くスピーカーのような装置でした。

そんな環境音と人が交わす言葉の波で騒然となる中、小さな段差の脇に立った警備員の方たちが「ここに段差があります」、「足元にご注意下さい」と通る人通る人に声を掛けているのもまた、印象的な建築探訪でありましたとさ。

雑誌<新建築>のウェブサイトでは、この建築の<ぐるぐる写真 by 稲継泰介氏>を見る事ができます。
今年からはじまった「ぐるぐる写真」も段々と進化してきているようです。興味のある方は下記リンクからどうぞ。
http://www.japan-architect.co.jp/japanese/2maga/sk/magazine/sk2006/sk05/work/01/index.html  
Posted by masai at 11:21 PermalinkComments(0)TrackBack(0)
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2006年05月01日

オフ会

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銀座 数寄屋橋銀座・数寄屋橋、2006年4月29日19時17分。

この土日、東京に行ってました・・・約2年ぶり。
仕事半分、遊び半分の一人旅。いろんな建築や人・風景に出会って、詰まっていた脳をかなりリフレッシュする事ができた良い旅でした。
そんな諸々はまたボチボチと記事にして行くつもりですが、まずは今回の旅の「遊び」のメイン、<GR DIGITAL>や<GR BLOG>のTBを通じて知り合った人たちのオフ会<GR DIGITAL Users in Antiquary>のお話から。

この勝手口にも何度かコメントをいただいた事のある<ぐう☆せんめい>さんの呼びかけで催されたオフ会。会場は銀座7丁目にある<Camera&Bar Antiquary>。
で、左の写真は会場への途中「東京おのぼり写真」風に撮ったもの。

ブログを通じてのみで素顔を知らない方たちや<フォト&キャッチコピーコンテスト>の入賞者の方々など、当然ながら初対面の人たちばかりで、最初は歳がらもなく緊張してAntiquaryのドアを開きましたが、そんな事はまったくの杞憂。
GR DIGITAL、そして写真やカメラという共通項を持った人たち+アルコールで、ほんと楽しく、またいろんな情報交換ができた良い時を過す事ができました。
そして<GR BLOG>のライターであるえみふぃーさんやちっちさん、そしてSさんに会えた事も実にミーハーなことですが、素直に嬉しい出来事でした。(^^)v
でもこのようなオフ会にも顔を出してくれるRICOHという企業、社員の方々の姿勢には敬服。ますますRICOHファン度を高めそうです。

その他諸々、当日の様子はオフ会メンバーでブログをお持ち方々が既に記事にされています(みなさん早い)ので、ここでご紹介しておきます。
ぐう☆せんめいさん>http://boomove.com/weblog/gokigensan/2006/04/post_148.html
kozawaさん>http://eyelashes.blog57.fc2.com/blog-entry-104.html
gr-digital.net>http://gr-digital.seesaa.net/article/17200323.html
miyackddさん>http://miyack.exblog.jp/4526947/
ZEPiさん>http://zepi.blog26.fc2.com/blog-entry-79.html
yosさん>http://www.doblog.com/weblog/myblog/51728/2519841
どうです、オフ会の雰囲気が伝わりましたか。←これって手抜き?(^^)

GR DIGITAL 軍団宴の最後は記念撮影代わりにオフ会に集まったGR DIGITAL集合写真・・・なぜかライカやGR-1なんかも混じってますが・・・酔っ払ってたんでブレブレでした、すんません(^^;

最後になりましたが、今回このような機会を設けていただいた<ぐう☆せんめい>さんに改めて感謝。m(_ _)m
ありがとうございました。

写真徒然関連写真>http://phot2020.exblog.jp/3038052/  
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