2006年11月17日

北播磨 かみ編

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森林ツアー2006 紅葉の蔦前回の山林編では「写真を中心に」と書きながら、ついつい話がヒートアップしていましましたが、今回の「かみ編」は正真正銘お気楽に。(^^)

左写真は山道の出口近くで撮った杉に絡まる蔦。この旧加美町辺りも今年の紅葉は例年よりかなり遅いようですが、それでも綺麗な秋色を見せてくれていました。
この後、前回紹介した杉の伐採現場を見学して、バスで5分ほどの道の駅<R427 かみ>へ。

<森林ツアー2006 北播磨 山林編

JR加古川駅前8時45分集合という事で、私も含め神戸・大阪方面から参加の皆さんはかなり朝早く家を出なければならなかったわけで、この頃には多くの方がかなり腹ペコ。そんなお腹に加美の名物・地鶏の鉄板焼きはとてもとても美味でした。
昼食後は道の駅内の特産物売り場で買い物をされる参加者の方々も。

森林ツアー2006 道の駅「かみ」

でも半数以上の方々のお目当ては、杉原川を挟んで隣接する杉原紙研究所
加美の地名の由来となった歴史のある杉原紙ですが、明治に入ると機械漉きの紙に圧され紙漉き業者が激減し、大正14年にはその歴史を一旦閉じてしまいます。
それを復活させるために1972年に設立されたのが杉原紙研究所との事で、杉原紙の製造・販売と共に紙漉き体験もできる施設です。
で、体験参加者を募ったところ、14名の方がチャレンジ。

森林ツアー2006 杉原紙研究所

指導してくれたおねえさんの手つきを観ていると、紙漉きなんていとも簡単なように見えてしまうのですが、そこはやっぱり職人の技。
体験してみると皆さん紙を均質に仕上るのに四苦八苦。まあ、なんでも見るとやるとでは大違いですね。
でも、皆さん、楽しんでおられました・・・楽しみすぎて、バスの出発時刻が20分遅れになるというオマケまでついてしましましたが。(^^;

森林ツアー2006 紙漉き体験
以上全てGR DIGITAL

皆さんが漉いた味わいのある(?)紙は乾燥されて、昨日、研究所からうちの事務所に送られてきました。
さっそく小分けして皆さんの元へご郵送させていただきましたので、遅くとも今週中にはお手元に届くかと思います。お楽しみに!

森林ツアー2006 豪邸編>  
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2006年11月14日

北播磨 山林編

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何度かこのブログでもお知らせし、また参加者を募っていた<森林ツアー2006 北播磨>。
予定通り一昨日の日曜日に開催し、事故もなく、無事終えることができました。
今回、ツアー事務局を担当しながら、当日はかなり行き当たりばったりのツアーガイドぶりで、参加者の皆さんには、段取りの悪さをかなり露呈したにもかかわらず、ご好評をいただけたようで、終ってホッと一安心&充実感一杯(←自己満足です)のツアーでした。
そんな当日の様子全般については「木の道」ブログの方に、取りあえずという形ですが掲載しましたので、そちらをご覧下さい。
木の道ブログ:「当日の様子」速報>http://blog.livedoor.jp/kinomiti24/archives/50282963.html
森林ツアーのスケジュール等>http://blog.kenchikusha.com/archives/50247812.html

で、このブログ<勝手口>の方では、詳報というほどのものではありませんが、ツアーガイドの合間を縫って愛機:GR DIGITALで撮影した写真を中心に、何回かに分けて当日の様子をご紹介して行きたいと思います。
というわけで、まずは「山林編」。

森林ツアー2006 山口家山林 1集合場所のJR加古川駅を出発してバスに揺られる事、約2時間。ほぼ予定通りの時刻に、多可町加美区(旧加美町)の山口氏の山に到着。
この日のこの辺りの天気予報は曇り時々雨でしたが、昼前後にわずかばかり降られはしたものの参加者の中に晴れ男の方でも居たのか、太陽も顔を出すそこそこの天気に恵まれた一日となりました。

写真は行程が後先になりますが、山道の出口で撮った加美の山景色。
手前には切り倒されたばかりの杉丸太が並んでします。

下左は山の入口で所有者の山口さんから説明を受ける参加者の皆さん。
下右は、その後、人工林としてはトップクラスの手入れが成された山を三々五々登る参加者。

森林ツアー2006 山口家山林 2

森林ツアー2006 山口家山林 4S間伐材の放置木もなく、枝打ちが丁寧に成された森ですから、杉・桧の根元には下草が十分に生い茂り、美しくそして保水力も豊かな森に育った森です。
左写真はクリックすると大きな画像(540×720)が開きます。

でも、ここまで手を入れるためには日々の努力はもちろんの事ながら、山にお金が入る=事業として経済的に成り立たなければ、到底成し得る事ではありません。
ところが日本の山の多くは、1970年代以降、商社主導による価格の安い外国産材に圧倒されて需要が激減し生産コストに見合った値付けもできない状況が長く続いていて、切り倒すだけで赤字というのが現在の実情。
自然林より高密度で植林されているにもかかわらず、枝打ちもされないままなので、梢で生い茂った枝葉が陽の光を遮り、森の地面には年中光も射さず、下草も繁らない昼なお暗い放置林がいたる所に点在しています。
原因の一端は、戦後、闇雲に拡大造林を重ねた林野行政や山側にもあるとはいえ、山林としては末期状態の放置林がこのまま増え続ければ、地球温暖化の元凶である二酸化炭素の吸収能力は減り続け、また山の保水力もほとんど無くなって豪雨の度に土砂崩れを起こす災害に弱い山が増えるばかり。
それを防ぎ、改善するための唯一の方法は、私たちが可能な限り、いま日本の山に、在住県の山に、そこにある山に生えている木を使う事。
そんな事をより多くの方に知っていただくのがこのツアーの目的であり、主催する<ひょうご・ネットワーク「木の道」>の結成主旨でもあります。
より詳しくは下記リンクをご覧下さい。
パッシブデザイン:木の家・山のこと>http://www.kenchikusha.com/concept/wood.html
風倒木>http://blog.kenchikusha.com/archives/50075642.html

森林ツアー2006 山口家山林 3

私やうちの事務所の事を知っている方には「またか」というような内容の話になってしましましたが、でもね、山道の出口に切り倒されていた上写真の杉の樹齢は約100年。
100年前、この木の苗が植えられた時、いまの日本の山の荒廃ぶりを誰が想像できたでしょう。
そして、この杉が出荷された後、ここに植えられる苗が見つめるこれから100年の森の姿は・・・少なくとも私自身は自分の娘たちや孫に青空と山の緑、そして日本の四季の移り変わりの美しさを残してあげたいと願い、たとえそれが砂浜の砂一粒の力であったとしても、その努力を積み重ねて行こうと思っています。

森林ツアー2006 北播磨 かみ編>  
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2006年08月29日

山口家の森

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昨日は<ひょうご・ネットワーク「木の道」>企画・主催による兵庫県の森林と木の家を巡るツアー<森林ツアー2006 北播磨>の行程を最終的に決定するため、前回に引き続き再び北播磨の北の端・多可町加美区(旧加美町)へと行ってきました。

今回は、ツアーの趣旨に賛同していただき持ち山を見せていただける事になった加美区清水の山主・山口氏との打ち合わせとツアーの際に入らせていただく森の視察、ついでで昼食のメニューの試食が目的の旅でした。

多可町加美区 山口家の森

見せていただいた森は、40年生前後から120年生超えまで様々な生育過程の杉・桧を見る事ができる人工林。
林業経営が貧窮を極める中にあっても間伐・枝打ちがきっちりと行われ、山の地肌に陽光が程よく降りそそぐ、それ自体がまるでアートのような本当に美しい森でした。

この森を五感で感じられるツアーは、11月12日日曜日と開催日も正式決定。
この森以外にも類似の森林ツアーでは味わえない魅力一杯の<森林ツアー 2006>。
詳細が決まり次第(9月中旬頃)ご案内をアップする予定ですが、その際には皆様からの参加申込みをお待ちしております。

蔦のネックレスおまけ。
森の出口で見つけた120年生の杉に巻きつく蔦(たぶん藤かな)のネックレス。
なんだかカワイイので撮りましたが、よく考えるとこのままお互いが成長し続けると杉に藤の蔓が食い込んでゆく事に=ただでさえ下落一方の杉の商品価値がさらに暴落・・・たぶんそのうち刈られちゃうんでしょうね。

関連記事>木の道blog 森林ツアー2006予告  
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2006年07月22日

山の下見

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今日は<牧落の家>の竣工写真撮影予定の日でしたが、あいにくスッキリとは晴れず順延。白い外壁の家なので、やはりスカッとした青空にならないと、なかなか映えた写真にはならないので、しかたなし。
でも、そのお陰で新しい住まい手候補の方との打合せもできたし、まあ、ヨシとしましょうか。

加美町の森さて、その<牧落の家>の材木には何度か書いているように<ひょうご・ネットワーク「木の道」>による兵庫県産材を使っていますが、その「木の道」では、今年の秋も去年に引き続き、林産地や県産木材による木造住宅などを巡る「森林ツアー」を企画しています。
去年は丹波方面を巡りましたが、今年は北播磨地区に場所を移して開催することになりました。
で、昨日は一日、そのコース決めを行うための下見に他のメンバー2名と共に小野市・社町・西脇市・多可町・加西市と車で巡っていました。
右写真は手入れの行き届いた多可町(旧加美町)の杉林。

企画の詰めはまだまだこれからですが、走り回ったおかげで、コースの全容も把握でき、去年にもまして面白く魅力あるツアーが組めそうです。
ツアーの開催日はいまのところ10月下旬から11月上旬を予定しています。
詳細が決まり次第、このブログや木の道ウェブサイトでお知らせ&参加者募集をはじめますので、それまでどうぞお楽しみに!

加美町の山

旧加美町丹治の山々。
ここは下見には行ったものの、予定している大型バスではちょっと入るのが難しそうな道路でボツ・・・なら、写真だけでも、ということで掲載。  
Posted by masai at 18:42 PermalinkComments(0)TrackBack(0)
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