2008年01月23日

夫の場・妻の場

0646
今日の池田川西界隈は雨模様。というわけで、というのも変な言い回しですが(^^)、懸案だった<高台の家>の「とりあえず竣工写真」の撮影は昨日のうちに済ませてきました。
とは言っても空は曇天。見学会の日からの残雪も中途半端に残り、外観写真の撮影はやはり叶わずで、室内のみ撮れるだけ撮った、という撮影行ではありましたが・・・(^^;
そんな中から一昨日の記事<見学会報告>では掲載しきれなかった空間を「夫の場」・「妻の場」という感じでご紹介します。

家族の間東面
家族の間東面 以下8点ともGR DIGITAL 適宜レタッチ・トリミング

まずは「夫の場」。
ご主人の趣味は、主に自転車(ロードサイクル)と模型作り(鉄道模型&プラモデル)。
そのための部屋を車庫脇に設けたのがプランニングのいわば要で、3枚引きの引戸を開ければ車庫と一体となって使えるモルタルコテ押え仕上げ土間に仕立てています。

車庫から土間を見る
車庫から土間を見る 車庫奥の低い開口部は寝室(畳の間)との床段差を利用したタイヤなどを置くための床下収納

この土間にはロードサイクリングから帰ってきてすぐにシャワーを浴びたいとのご要望から、洗面脱衣を通って浴室に直行できる出入口(下左写真・左手の開口)を設けると共に、勝手口も兼ねられるよう厨房に繋がる出入口も設け、自由度の高い動線計画を行ないました。
土間のスペースは2.15m×3.64m・・・車庫と併せれば約14畳の面積を必要とし、決して広くはないこの住まいにとっては大きな面積を占める事(=家族の共有スペースが狭くなる)となりましたが、何かにつけ異臭が伴う模型作りを生活の場から隔離できるとあって奥さんも大賛成(?)の「夫の場」となりました。
ちなみに私も高校まではタミヤのミニタリーシリーズ(ドイツ軍の車両は全作ビルド)やウォーターラインシリーズ(日本海軍の戦艦級は全作ビルド)を親に臭い臭いと言われながらも作った口(^^)・・・なので誰に文句を言われる事もなく取り組める部屋はやっぱり魅力的です。

土間
右写真は勝手口からの車庫見返し 天井の丸環は自転車のフレームやタイヤを吊るすためのもの
また、ここには郵便ポストの受口(右手・窓下)も設けてあり、朝、パジャマ姿のままで新聞を取る事もできます


そして前述の勝手口を潜れば、そこは「妻の場」・・・厨房。
高台ならではの素晴らしい景色を眺めながら調理できる対面式のワークステーションで設えました。

厨房からの眺め

ワークステーションの台下は市販のワゴンなどを置く事を前提にオープン化したシンプルなもの。↓
以前にも書きましたが、今回はうちの家具工事ではなく、工務店側の大工&建具工事でも十分に現場製作可能なディテールにまでシンプル化できたので製作費も超ローコスト・・・IHや水栓などの住設機器は別として、ステンレス天板・下部ユニット(シナベニヤフラッシュ及びランバーコア)の製作取付に現場ウレタンクリア塗装も込みで25万円以下で納まったワークステーションです。

厨房
背面収納もシナランバーコアを使い大工工事で作ったオープン棚だけのシンプルなもの

小引戸そしてここにも奥さんのアイデアを取り入れた一工夫・・・配膳カウンター下に設けた小引戸です。
調味料など食卓と共有する頻度が高いものを置いたり、お箸などやはり食卓と頻繁に遣り取りするものを置くためのスペースで、こうしておけばカウンター上も散らかりませんし来客時には引戸を締めれば手元も見えずで、スッキリと使えるのでは?というアイデア。
家族の間からは壁面デザインのアクセントともなり、見学会でもとても好評でした。
ちなみに業界の方ならわかると思いますがこの部分にはかなりの手間=工事費が掛かってます・・・(^^;

以上「夫の場」・「妻の場」ともにご要望を受けての様々な工夫や電気蓄熱暖房機といった初めての試みなども楽しませてもらった<高台の家>ですが、いよいよ明日がご引越・・・私の手からはとりあえず離れて行きます。
そんな中、<見学会報告>の記事を受けて奥さんからは下記のようなメールを頂きました。ご了承を得て掲載させていただきます。
昨日鍵を受け取っていろいろ説明を伺ったものの、どこか実感がないまま新居を後にしました。
でも今日、いただいた鍵でガチャリとドアを開けてようやく実感がわいてきました。(^^)
玄関からリビングが見える瞬間がとても心地よいです。

予算が少なくて「建築家」さんにお願いするのは・・・と、ためらった時期もありましたが、本当にお願いして良かったです。大変な設計だったとは思いますが。(^^;

同じ時期に建てている人や(以前に建てた)知り合いが、設計・工事中ともにいろいろと不安を抱えているのをかなりの割合で見ていただけに、1年もの間、さほど不安もなく安心して過ごせたのはひとえに正井さんのおかげと、夫婦で感謝しています。
特に少ない予算しかない私たちの場合、その設計料の占める割合は大きなものです。
それでも、これから住むのが楽しみな住まいに加え、長い工事期間中、またこれから住む長い時間の「安心」を含めて買ったのだなぁと実感しています。
これだけはお伝えしておきたくて。ありがとうございました。

まだ点検などでお世話になることもあると思います。今後ともよろしくお願いします。
10年後の増築を目指して(笑)
改めて感謝 m(_ _)m・・・10年後も頑張ります。(^^)v  
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2008年01月21日

見学会報告

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今日は大寒・・・まさにその節気がぴったりな寒さですね。
昨日も寒い一日でしたが、予定通り住まい手のご好意を頂いて<高台の家>の完成見学会を開催しました。

雪の見学会でも、篠山は雪。
午前中から降り出した雪は、15時頃には本降りとなり、見学会が終わる頃には左のような雪景色。
見学会史上はじめて降り積もった雪の中での見学会となりました。(^^;
道路側外観 大きな画像はブログ写真徒然にアップしています 写真徒然関連写真: 雪の見学会

そんな天気でしたから当日になって参加を見合わせた方も多く、結局、ご来場いただいたのは7組14名の方々。でも、まあ、その分ゆっくりご覧いただけたのではないか、とも思っています。
悪天候にもかかわらず足をお運びいただいた皆様には、改めまして御礼申し上げます。
ありがとうございました。m(_ _)m
そして来たくても叶わなかった皆さん方には、恒例、昨日撮った写真の中からこの住まいの空間を何点かご紹介します。

南側外観
南側外観 左手前は後述の畳の間パソコンコーナーの開口部に設けた杉タテ格子

上写真は家族の間南面に設けた杉板スノコ張(キシラデコール・やすらぎ塗)のデッキ周り・・・前日に完成したばかりの出来立てホヤホヤ空間。(^^)
中央手前の樹は先日の記事<この樹なんの樹>で触れたユズ・・・植木屋さんは実を落さずに植え込んでくれました。
右手の枝は生垣(レッドロビン)の外側から落ち込む斜面に植えたヤマボウシ。
そしてデッキ越しに見える枯葉を付けた樹(道路側外観写真の左手にも写っています)がクヌギ・・・クヌギは新芽が芽吹くまで枯葉を残す樹なので、冬枯れしていてもすぐ樹種がわかります。

家族の間左は家族の間からみたボックス形状の厨房・・・この住まいのコントロールステーション(?)です。
下写真は階段吹抜部分からの2階子供の間見上げ・・・厨房上の2階部分を1階部分より広く空ける事で空間の連続性を高め、階上・階下の気配が相互に伝わるようにした繋ぎの空間です。
階段吹抜見上げ
SOP塗仕上げの階段手スリ壁の厚さは42mm 詳細は記事<階段>参照

階段を上がるとそこは子供たちのための空間・子供の間。
お子さんは3人。今は両面使いのシナの造り付け本棚が一つあるだけですが、成長合わせて間仕切ってゆく事を想定した15畳のワンルーム空間に仕立てています。

2階子供の間
天井: シナベニヤ張 キシラデコール・インテリア(有色)塗 壁:AEP塗 床: 杉本実板張 蜜蝋ワックス塗
天井高: 2130mm 左写真の窓は子供の背丈に合わせて低く、そしてコーナーを開放して長く


畳の間パソコンコーナー最後は畳の間の隅に設けたパソコン用書院。
座っているのは住まい手のお子さん・・・見学会終了後、住まい手へ機器取扱い説明と(まだ補修工事が若干残っているので取り合えずになりますが)鍵などの引渡しを行ったのですが、子供たちがここを訪れたのは仕上工事がはじまってからはじめて。
そのせいでしょうか、来たとたんにハイテンション!・・・家中駆け回ったり、いろんな場所に潜り込んだり。
まあ、お子さんが小さいご家族ではよく見かける光景ですが、やっぱり子供は正直なもの。この新しい世界を楽しんでくれているようでした。

そんなこんなで引渡しまで終えたのが17時前。
気持ち的にはもう少し日が落ちるのを待って雪の中の夕景なんてものを撮りたかったのですが、どうもこの降りだと帰りの足がなくなる可能性も・・・現に篠山市から能勢町を通って池田市に抜ける国道173号線は既に積雪のため通行止め。
という事で、残念ながらも、この日は同じ方向に帰る施工工務店・トータルの川畑氏の車に便乗させてもらって、とっとと帰ったのでありました。

帰り道
舞鶴若狭自動車道にて 以上8点ともGR DIGITAL 適宜レタッチ・トリミング
北国の方が見たら、なんだこんな雪って感じかもしれませんが、なかなかに年代物の車で、しかも冬用タイヤも履いていないので、それなりの迫力(?)の走行でした (^^;


今回も引渡し後、すぐのご入居・・・引越しまでに竣工写真を撮影できる機会は明日・明後日くらいしかないのですが、天気予報はどうも芳しくない模様。
なので今回は、取り合えず写真家には頼まずセルフで撮れるだけ撮って、外観などはお住まいになられてからという段取りが濃厚・・・そうなれば、いっそ新緑の季節を待って、にしたいと思っています。
ですので、<仕事と作品>への写真アップは半年くらい先になるかもしれませんが、それまでお楽しみに、です。  
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2008年01月17日

雪の篠山

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雪景色の篠山
高台の家へと向かう上り坂から 以下4点ともGR DIGITAL 適宜レタッチ・トリミング

今日の篠山は山だけでなく里までもが雪景色。
高台の家>の住まい手曰く、これだけ積もったのは今年初めてだとか。綺麗・・・でも、やっぱり寒い。(^^)

工事途中のデッキ寒いだけでなく、この雪では外構工事もストップ状態。(^^;
左写真は工事途中で止まったデッキの杉板張りですが、まあ、いたしかたなし。

そんなあいにくの天候の下ではありましたが、今日は住まい手とうちの事務所による竣工検査。

植栽工事も含め、間に合わなかった部分はなんとか明日・明後日で頑張ってや、というところですが、検査自体は塗装や美装の手直し部分をいくつか指摘はしたものの大きな是正項目はなく終了。
検査後、家族の間からの雪景色を眺める住まい手ご夫妻の姿・・・思いは既に入居後へ、でしょうか。↓

家族の間からの眺め

そんな、あともう一息の現場を例えて ↓・・・やはり上り坂で撮った写真から。

蕾
蕾・・・併せて、末筆ながら13年前の今日この日の震災で犠牲になられた方々に合掌



高台の家 完成見学会
参加者募集中です。
開催日:2008年1月20日(日)
場所:兵庫県篠山市
詳しくは下記リンクをご覧下さい。皆様からのご参加申込みをお待ちしております。
http://blog.kenchikusha.com/archives/50428232.html
  
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2008年01月16日

電気蓄熱暖房

0641
とんど昨日は小正月
記事<焼き芋大会>でご紹介した我が家向かいの神社でも夜明け前からとんど(左義長)の火が焚かれていたようで、ボン・バン・ボン・ドカンと焼かれた竹が爆発する音が賑やかに聞こえていました。
左は前日14日に撮ったそのとんど。
で、肝心の燃え盛る写真は・・・子供たちは注連縄などの正月飾りを送りがてらに見に行きましたが、私は寒さと眠気に勝てず、布団の中でその音だけを聞いて小正月の気分を味わっていたのでした。(^^;

それにしても成人の日が1月15日でなくなってから、あまり小正月を祝うという雰囲気もなくなってきましたね。
だいたい、小正月という言葉自体を知らない人が増えてきましたし・・・。

でも、我が家では小正月の朝の定番「小豆粥」を妻が用意してくれていて、暖まった後はいざ仕事へ。

冠雪向かった先は篠山市<高台の家>の現場・・・指定確認検査機関の完了検査立会いです。
昨日は寒い朝でしたが、JR篠山口駅に着くとその寒さはさらに一段上のもので、遠くの山も白く染まっていました。
この写真のみNikon P50 他はGR DIGITAL

ただ空は快晴。
断熱の行き届いた現場の室内は、換気の為にいくつかの窓を開けているにも係わらず、少なくとも陽射しが入る場所、特に床は暖かなもの。

パソコンコーナー
畳の間に書院風に設けたパソコンコーナー 天板:桧集成材UC塗 障子は防虫網を張った引違い網戸障子
但し、この情景は今限定・・・見学会までには窓外に西日除けと防犯を兼ねた木製連格子を施します


電気蓄熱暖房機そんな陽射しだけでも暖かな室内ですが、もちろん暖房設備は不可欠。
この住まいはオール電化住宅ですので、杉床張りの際によく用いている低温水床暖房を施すのは難しく(エコキュートを採用すれば可能ではありますが、コストが合わず)、かといって電気式床暖房は発熱温度が高いため杉床では使えずで、どのような暖房設備を選択すべきかが課題となりましたが、住まい手のご要望もあって、うちの事務所では初めての試み、電気蓄熱暖房機を採用しました。
ちなみにこれもご要望でクーラーなどの冷房設備はありません。

左写真の床にデーンと固定されているのがそれ。奥にも1台見えています。
手前のが1130×245×h650で重量271kg、奥のが780×245×h650で重量169kg、とかなり大きく重い機器。
重いのは中に蓄熱用のレンガが詰まっているからで、深夜電力を利用して最大700℃までレンガを加熱し、その熱で1日の暖房熱量を賄う仕組みの暖房機です。

初めて採用する設備という事で、設計段階でいろいろ調べてみましたが、メーカーや販売会社は何社かあるものの全て製造は海外(ほとんどがヨーロッパ製)・・・という事で「舶来物」となるため、採用するにあたり最も重要視したのがメンテナンスやサポートの充実度。
そんな点から選んだのが、今回採用した<日本スティーベル>のエルサーマットです。
またこのエルサーマットは調べた限りでは唯一、外気温センサーを備え、コンピュータ制御で前夜の蓄熱量を調整してくれる機能を持っていた点も採用に当たっての大きなポイントとなりました。

なにぶん初めての試みですから、電気料金や効果の程は入居されて実際の暮らしがはじまってみないとわかりませんが、そのあたりはまた追々にでもレポートして行ければと思っています。

ちなみに完了検査は、今回もまた「天井高の変化がいいですね」とか「外壁の色がいいですね」とか「いいもの見せてもらいました」とか・・・etc. (^^;
なんの指摘事項や是正項目もなく所要時間わずか15分ほど・・・「そんな早く済むなら検査代安くせんかい」と思うくらいの簡単さで終了したのでした。(^^)v



高台の家 完成見学会
参加者募集中です。
開催日:2008年1月20日(日)
場所:兵庫県篠山市
詳しくは下記リンクをご覧下さい。皆様からのご参加申込みをお待ちしております。
http://blog.kenchikusha.com/archives/50428232.html
  
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2008年01月09日

現場初め

0637
1月8日の外観昨日は年が明けて、初めての現場行・・・篠山市の<高台の家>へ。
でも、いきなりつまづく(^^;・・・って、現場でなにか問題が発生したというわけではなく、早朝からの濃霧のためにJR福知山線のダイヤが大幅に乱れ、結局、現場到着予定が1時間強遅れとなって、新年いきなり皆さんにご迷惑を掛けてしまったというつまづき、でした。

でもほんと、既に時計は10時を回っていましたが、遅れた電車が武庫川渓谷のトンネルを抜けた辺り渓谷沿い、遅れるのも致し方なしと思えるほど濃い霧に包まれていました。
東側外観 以下3点ともGR DIGITAL 適宜レタッチ・トリミング

まっ、そんな年始からとんだ現場行ではありましたが、工事自体はほぼ順調。
外部周りは外構工事が進み、大きな工事では庭の杉板張りデッキ工事と畳の間の窓の木製格子取付け、そして庭木の植え込みを残すのみとなってきています。
内部もこの日の朝で床を覆っていた養生ベニヤが全て撤去され、パッと見では完成間近の様相・・・まあ、細々した工事や手直し工事はまだまだかなり残っているんですけどね。(^^;

1月8日の内観
家族の間 正面は厨房スペース 左手: 畳敷きの続き間 右手: 階段と玄関や浴室への通路

ともかくも、15日の指定確認検査機関の完了検査、20日の見学会、そして竣工・お引渡しに向けて、もう一頑張りの現場です。



高台の家 完成見学会
参加者募集中です。
開催日:2008年1月20日(日)
場所:兵庫県篠山市
詳しくは下記リンクをご覧下さい。皆様からのご参加申込みをお待ちしております。
http://blog.kenchikusha.com/archives/50428232.html
  
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2008年01月07日

高台の家 完成見学会

0636
篠山市におきまして6月下旬に着工した<高台の家>の工事も最終工程に入り、いよいよ1月下旬には竣工を迎える運びとなりました。
つきましては、住まい手のご好意により完成見学会を開催いたします。
私たちの事務所が手掛ける住宅の空間を直に体験していただけるこの機会を、ぜひご利用下さい。
皆様のお越しをお待ちしております。
 


高台の家 完成見学会
設計:正井建築舎 施工:トータル

日時: 1月20日(日) 13:00〜16:00
場所: 兵庫県篠山市 舞鶴若狭自動車道・丹南篠山口IC近郊

高台の家外観模型 1

参加ご希望の方は、<高台の家見学会参加希望>とご明記の上、お名前・ご住所・電話番号・参加人数をメールまたはFAXにてご連絡下さい。
折り返し会場地図などのご案内状を郵送にてお送りいたします。
また、住まい手のプライバシー確保のため、ご案内は来場いただく皆様のご確認を兼ねる事ができる郵送に限らせていただいております。何卒、ご理解下さい。
見学会は無料です。
 


お申込み・お問合せ先
正井建築舎 〒563-0024 大阪府池田市鉢塚1-10-3 ドーン秋山2F
E-mail masai@kenchikusha.com
FAX 072-760-3809 TEL 072-760-3808

高台の家外観模型 2

ブログ内<高台の家>記事一覧: http://blog.kenchikusha.com/archives/cat_10007085.html

篠山盆地の望む高台の住宅地に建つ住まい。
ご夫妻+子供3人という5人家族ながら、将来の増築も見越して現時点で必要十分なだけの空間と機能を配する事で総工費を抑えた延べ面積約34坪のコンパクトな住宅です。
とはいえ、ご主人の趣味である自転車や模型作りのための専用スペースも確保。
寝室脇には専用のパソコンコーナーも備えた充実の住空間を持つ住まいに仕立てました。
眺望の良い敷地だからこそ風対策をはじめ様々な工夫を随所に織り込むと共に、ドイツ製のフルオート電気蓄熱暖房機(日本スティーベル)を設えたオール電化住宅でもあります。
この機会にぜひ見学会にお越しいただき、その空間をご体感ください。
皆様からのお申込みをお待ちしております。  
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2007年12月18日

現場から現場へ

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今日は朝から<高台の家>へ。
本体外観周りの工事はほぼ完了し、庭や予備の駐車スペースのための切土や盛土といった工事(業界では外構工事と言います)が進む外観です。

高台の家 外観
東側外観 右手に置かれている背の高い白い箱はオール電化住宅には不可欠な貯湯式電気温水器

対する室内では塗装工事が終盤。
完成時の空間が段々とその姿を現してきたといった観で、顔を出してくださった住まい手Tさんも「スゴイ、スゴイ!」と喜んでおられました。

高台の家 室内
左写真: 11月13日の記事<階段>の手スリを塗装中 右写真: ボックス状の小部屋に仕立てたキッチンスペース

キッチンスペース内部ではワークステーションの設置も完了。
この住宅のキッチン・家具工事は工務店側での工事・・・当初はいつものように別途工事としてうちの事務所から家具工場へ直接発注する事も考えたのですが、家具工場は松原市で現場は篠山市。
工事自体はできなくもないですが、後々不具合やメンテナンスが発生した場合、距離的に即応するのは難しい場合があるのでは、と思えたので、今回は家具・キッチンのデザイン自体はあくまでもうちの事務所オリジナルとしながらも、その製作・工事については素直に工務店の請負契約に込みでお願いした次第。

高台の家 ワークステーション

でも、ご要望を取り入れながら、ご覧のようにワークトップ下は中央の引出しユニット以外全てオープンとする事でシンプルかつ使いやすいキッチンに仕立て、「えっこんな値段でできるの?!」くらいの超ローコスト化を実現しています。
ちなみにステンレスワークトップ左手前の開口はIHコンロを嵌めるためのスペース・・・IHコンロの下部排熱換気に対処するため底板は有孔シナベニヤとしています。

そんなこんなの<高台の家>ですが、現場での打ち合わせは今日が年内最後。
年明けの竣工・引渡し&その前の見学会を目指して、漏れの無いよう終盤の詰めを行って現場を後にし、その足で午後からは西宮市の<急傾斜地の家>の現場へ。
昨日の記事で完成が心配(?)風に書いた<急傾斜地の家>ですが、建築基準法上は今日の午前中にシックハウス対策用の24時間換気扇が取り付けられた事で完成!というわけで、14時半から指定確認検査機関の完了検査。←にしても、余裕の無いギチギチの工程(^^;
検査の申請手続きや立会いはスタッフに任せていますが、諸々の打ち合わせ懸案事項もあり、顔を出そうと向かったわけです。

JR福知山線を丹波路快速で一路宝塚へ。
昼食後の満腹感もあって電車の中ではウトウトしていましたが、なんとなく武田尾駅辺りのトンネル区間かぁ、と思った瞬間、「ドン!」と音がして急ブレーキ。電車はトンネルの中で停車・・・しばらくして人身事故の社内放送・・・おいおい・・・どうも武田尾駅で誰かが飛び込んだらしい。
それからは車掌に加え運転手も電車を降りて現場へ向かったりして、救助(後片付け?)や現場検証もあったのでしょう、トンネル内に閉じ込められる事、実に40分。
トンネル内なので携帯電話も圏外・・・もう、まったくぅです。
人身事故の当該車両に乗り合わせたのははじめての経験でしたが、ほんまに迷惑至極。
自殺するのは本人の勝手ですが、他人や社会に迷惑を掛ける死に方はやめてもらいたいもんです。ほんまに。

急傾斜地の家 外観

てな突発事故に遭遇し<急傾斜地の家>についたのは結局15時前。案の定、検査官はちょうど帰るところ・・・ほんまにもう、だったのでした。
でも、完了検査の方は(当たり前ですが)無事合格。
うちの設計する住宅ではいつもそうですが、検査官は相変わらず検査よりも空間を堪能する方に時間を掛け、「工事も設計も大変でしたでしょう」とか「素晴らしいですね」とか言いながら帰って行ったようです・・・(^^;

で、それと同時にくらいに朝から行われていた植栽工事も完了。 ↓
こうやって植木が入ると「ああ、完成だなぁ」と実感が湧いてきたりもします・・・って、実のところ建築本体部分は昨日の記事に掲載した写真となんら変わっていないんですけどね。(^^;

急傾斜地の家 植栽
6点とも全てGR DIGITAL 適宜レタッチ・トリミング

手前の生垣は斜面地への落下防止を兼ねたものでレッドロビン。そして中央の株立ちの高木はコブシです。
いずれも去る12月9日の日曜日に工務店の案内で住まい手Nさんと共に八尾市の植木屋さんまで見に行って選んだもの。
樹種の選定は設計段階で私に任せていただいたのですが、じゃあ、なんでコブシを選んだかといえば、傾斜地といえば丘、丘に植える樹といえば、やっぱり・・・
♪ コブシ咲くあの丘 北国の ああ 北国の春〜♪ 北国の春 作詞:いではく 作曲:遠藤実
えーっと、西宮市は北国ではありませんけどね。(^^;
まあ、そんな風にかなり安易に選定したと噂されていますが(誰から?)、でも春先に咲く枝一面の白い花はこの外壁によく似合いますし、落葉樹ですから夏は西日を遮り、冬は日射を阻害もせず、と一応考えてもいるのですよ、実は。(^^)
植栽位置と枝ぶりの向きはスタッフの井上が造園職に、「もう少し右」とか「90度回してください」とか細かく指示を出して決めたものですが、うーむ、なかなかの出来。(^^)v
夕方に顔を出していただいたNさんもとても喜んでおられましたのでありました。



急傾斜地の家 完成見学会
参加者募集中です。
開催日:2007年12月22日(土)・23日(日)
場所:兵庫県西宮市
詳しくは下記リンクをご覧下さい。皆様からのご参加申込みをお待ちしております。
http://blog.kenchikusha.com/archives/50395803.html
  
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2007年12月11日

雨の日モード

0618
高台の家 ピット

今日の篠山は雨。
こんな日は現場写真もGR DIGITALの画像設定を雨の日モード(と、最近名付けた コントラスト:-2 シャープネス:+1 色の濃さ:0 のマニュアル設定&WBはAUTO)にして撮影。
この設定で撮影するとドヨ〜ンとした雨空の下でも、不思議にパリッと澄んだ空気感で写真が撮れる・・・初代でもまだまだ奥の深いGR君です。

雨に濡れる木製デッキで、写真は<高台の家>の2階バルコニー改めルーフピット・・・いままでバルコニーと表記してきましたが、どうもそう呼ぶにはあまりにも本来の意味から外れたデザインなので、その名を改めました。(^^;
ご覧のように杉板の階段状デッキも張り終わり、後は表に木材保護塗料を塗る(裏面・下地は塗装済み)だけですが、まあ、今日は雨なので塗れません。
でも、当初からの設計どおりのいい空間に仕上がってきて、完成が楽しみなルーフピットです。

という事で、昨日の記事<木建いろいろ>がメガマック級(^^)だったので今日はあっさり目の記事で〆。



急傾斜地の家 完成見学会
参加者募集中です。
開催日:2007年12月22日(土)・23日(日)
場所:兵庫県西宮市
詳しくは下記リンクをご覧下さい。皆様からのご参加申込みをお待ちしております。
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2007年12月05日

DIC C274

0616
昨日の午前中は<高台の家>の現場へ。
例によってJR福知山線の快速電車で向かったわけですが、新三田駅辺りまでは青空が広がっていたものの北へ向かうほどに雲が多くなってきて、古市駅辺りではもう一面の雲・雲・雲。
急傾斜地の家>同様、足場の取れた外観写真をお伝えしたいのですが、やっぱり曇天下の写真では冴えないのでなんとか晴れて欲しいなぁと思っているのに、ああ今週もダメか(ちなみに先週も曇天)と断念しながら篠山口駅に着いたところ、ムムムッ、なんだかかろうじて晴れ間が覗きそうな雲行きに。
で、慌てて現場に駆けつけた(別に走ってはいませんが)ところ、ちょうどいい塩梅に青空が・・・という事で(長い前フリ)、足場解体後初公開の外観写真です↓(^^)v

高台の家 外観
道路側(北側)外観 陽が射したのはこの前後5分ほど・・・ラッキーでした

前から何度か書いていますが、この<高台の家>の外壁は屋根同様に黒系色。
黒いキュービクルな外観に、所々に配した杉板素地(キシラデコールクリア:やすらぎ塗)の色合いが映えるシックながらも個性的な佇まいに仕立てました。

ただ、黒系色とはいっても無彩色ではなく、<急傾斜地の家>と同様、大日本インキ化学(DIC)の色見本から選んだ中国の伝統色の中の<C274 灯草灰(タンツァオホイ)>というほんのわずかに緑がかった濃いグレーを採用。
このようにわずかに彩のある色を使う事で日の当たり具合による色の変化がより強調され、ともすればノッペリとなりがちなウレタン塗装仕上げによる外観にもそれなりの深みを与える事ができるのではと考えていて、この住まいでも成功!と思っています・・・まあ、この写真だけではわからないと思いますが。(^^;

内部塗装工事室内では引き続いて内部塗装の下地工事が進行中・・・こちらも年明け1月中旬の竣工を目指してそろそろ追い込みの段階です。

という事で、この住まいものご好意を頂いて年明けには完成見学会を予定しています。
日曜日1日だけの予定ですが、今のところ1月20日くらいで調整中です。
年内中には正式に日取りを決めて見学会のご案内をお伝えできるのでは、と思っています・・・<急傾斜地の家>完成見学会同様、こちらもお楽しみに!です。



急傾斜地の家 完成見学会
参加者募集中です。
開催日:2007年12月22日(土)・23日(日)
場所:兵庫県西宮市
詳しくは下記リンクをご覧下さい。皆様からのご参加申込みをお待ちしております。
http://blog.kenchikusha.com/archives/50395803.html
  
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2007年11月20日

車窓から

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JR福知山線を篠山口と向かう・・・

車窓から 1

朝の快速電車は人影もまばら。
でもこんな天気の良い日は車窓の景色を独り占めしているような気もして、清々しい。そんな心地よい朝の秋色。

車窓から 2
4点ともGR DIGITAL <GR BLOG>トラックバック企画第25弾<スナップ>に参加
少し大きなサイズでブログ写真徒然にもアップしています・・・写真徒然関連写真: 福知山線


・・・そんな叙情にひたりながら、着いた先はおなじみ<高台の家>。

屋根から外壁の塗装も終り、今日は足場解体前の外観最終チェック。
若干の手直し事項はありましたが、いづれも些細なもので(でもそれが肝心なんですが・・・)工程に影響を及ぼすようなものではなく、まずはOK。
今週末にはいよいよ足場が解体され、外観が姿を現します。
なので仕上がった外壁の様子はまた次回という事で、今日はとりあえず屋根の写真など。

屋根の上から見晴るかす篠山盆地も一面の秋色・・・気持ちの良いものでした。
でも、現場では逆光を避けながら屋根自体の写真ばかり撮っていたので、事務所に帰って見てみたらそんな景色を紹介できるような写真がない・・・(^^;
という事で、今日最後のカットは現場への上り坂で撮った一枚で、これまたとりあえず。

柿の木

余談
以前、このブログでもチラッと書いていた<第2回 GR DIGITAL カレンダーコンテスト>の当選者がリコーのウェブサイトで今日発表されていました。
・・・健闘むなしく(?)落選。(T T)
やっぱり2年連続の奇跡なんて起こるはずもなし、ですね・・・ということで、第3回を目指そうっと!(^^)
21日追記 入賞作品一覧: http://blog.ricoh.co.jp/GR/gallery_sp.html
  
Posted by masai at 16:55 PermalinkComments(4)TrackBack(0)
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