2008年05月01日

伊居太神社

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写真はイロハモミジの花。そのフォーカスを背景に合わせてみると・・・

楓の花
写真徒然関連写真: 楓花 2008年4月20日撮影・・・今はもう種子が出来はじめています

伊居太神社境内・・・そこは伊居太神社。
というわけで、今日は記事<唐船が淵>でお約束した伊居太神社の紹介です。
今までに何度か書いていますが「伊居太」は「いけだ」と読みますが、古くは「いこた」とも読んだそうです。

左は社務所前から見た境内全景。
この右手と背後が五月山公園になります。

<唐船が淵>で書いたように呉の国から来た穴織媛(あやはとりのひめ: 綾織媛とも書く)を祀る神社で、池田では駅前の呉織媛(くれはとりのひめ)を祀る呉服神社を「下の宮」と呼ぶのに対して「上の宮」とも呼ばれています。
仁徳天皇により「秦の上社」として建立されたと伝えられていて、927年に編纂された延喜式の神名帳にも載っている古い歴史を持つ神社、だそうです。
この辺りは「クレハトリ・アヤハトリ伝承」から渡来の豪族・秦氏、秦氏の末裔ともいわれる楠木氏を経て当地の豪族・池田氏へと繋がると伝えられる歴史の系譜(全て本当かどうかは不明)が隠されているかもで、そんな歴史が好きな人には魅力の神社かもしれません。

舞殿

境内の中央には舞殿。
その奥に、春日大社のように拝殿は持たず、菱格子が美しい透塀(すきべい)の中に本殿を置く社殿配置となっていますが、この本殿が建築的にとても珍しいもの。

本殿

上右は菱格子の間から一昨日撮らせてもらった本殿ですが、今の時期はこんな風に新緑が邪魔してよくわからないので一昨年の春先に撮った写真でご紹介。

冬の本殿
2006年3月15日撮影

穴織媛に加えて、彼女らを呉に求めた応神天皇、建立の祖・仁徳天皇も祀られているので三社造り(それぞれに神様を祀る本陣を横に三つ連ねた造りで、神社本殿よりも神棚に多いプラン)となっていますが、珍しいのはその屋根。
軒から入る平入りで、向拝(こうはい:庇)を伸ばした中央に唐破風を設け、さらにその奥に千鳥破風を配した「流れ千鳥唐破風寄造り」という造りなんですが、普通、千鳥破風は中央に一つ。
それがこの伊居太神社の場合両脇にも付くなんとも豪奢というか、たぶん建立当時としてはかなりド派手なデザインだったんだろうなぁ、と思えるファサードをしています。加えて見上げを意識したプロポーションも美しい。
こんな造りの社殿は専門書にも類例が載っていませんし、おそらく日本中でこの伊居太神社だけのオリジナルデザインかも、という貴重な建築です。

このオリジナリティ豊かな本殿他は、以前の社殿が1568年の織田信長上洛から摂津入国へと続く戦の中で焼失した後、1604年に再建されたもの・・・豊臣秀頼によって、というか、大坂攻めにあたり豊臣方の戦力を殺ぐため散財させたという例の徳川家康の計略により再建された社寺の一つです。

そんな歴史と建築上の珍しさを持つ神社にもかかわらず、国はもとより、府や市の文化財指定も受けていないよう。
文化財指定がどのような基準や手続きによって決まるのか知らないので「なんでなんかなぁ」と思うのですが・・・屋根の銅板葺きは大正時代以降のものと見受けられるので、その辺りがネックなのかなぁ、とも。
権現造りに見られるように安土桃山時代の社殿は概して豪奢ですから、三連千鳥破風はさもありなん、なのですが、もしかしたら両脇のそれはその近年の葺き替えの折に付け加えられたもので、歴史的価値はそんなにないのかもしれない、と想像してみたり・・・本気で調べてもいないので、よくわかりませんが。
なにせ宮司さんにも滅多に会う事もなく、いつ行ってもほとんど人の気配さえない神社・・・下写真のようにいたる所が傷んできたりもしています。

傷み
左は本殿正面の向唐門の軒: 天井が朽ちてきていますが、4枚目の写真にあるようにこの門の屋根にはずっとシートが被せられたまま修復もされず  右は本殿右手の土塀: こちらも昔からこのまんま

合わせて境内に点在する蔵や付属屋などにもかなり傷みが目立ちます。
「下の宮」呉服神社のように十日戎で賑わうわけでもなく、また日頃御守や御札を売っているわけでもなく、正月の祭礼以外にお祭りもない神社のようですから維持管理はかなり大変そうな様子です。
伊居太神社は現在、神社本庁の神社データベースにも掲載されていませんし、私は地元の人間ではないので諸事情などはよくわかりませんが、このままで大丈夫なのかなぁ、と老婆心を抱いたり・・・。

とういわけで(ここが重要)池田にお越しの折は、駅前から商店街を北に歩いてたったの15分、緑豊かな中に遥かなる歴史を秘めたこの伊居太神社にもぜひお参りを。(^^)v

鳥居
道から50段ほどの階段を登ってあるこの鳥居が目印 「穴織大明神」の額束が掛かっています
撮影は全てGR DIGITAL 特記以外2008年4月29日撮影 適宜レタッチ・トリミング


最後に、いままでに伊居太神社境内や参道で撮った写真を載せた主な記事へのリンクを張っておきますので、お越しの際のご参考になどして下さい。

ブログ勝手口内
07年12月03日<音楽会> 07年10月06日<通勤道 02> 07年05月23日<青葉> 06年09月04日<一本の樹
ブログ写真徒然内
08年04月29日<参道> 06年03月15日<伊居太神社> 05年12月03日<秋の終わりに 2>  
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2008年04月28日

daiwa-cf

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明日からの甲子園でのスワローズ戦で、ホーム&ビジターでの対戦が一巡りするタイガース。
ここまで(さすがに先日のドラゴンズ戦は苦戦しましたが)9カード連続負け越しなしという、まるで夢のような好成績・・・スワローズ戦も勝ち越してスッキリしたゴールデンウィークを迎え(もう世間ではGWか?)、次のドラゴンズ戦に向かいたいものですね。
素晴らしいやん! 阪神タイガース、です。

で、本日、そんな私よりもさらに輪を掛けてタイガースファンである福永氏率いる大和建設のウェブサイトが出来上がり公開されました。
その名も<daiwa-cf.com>・・・って、こちらのサイト、実はわたくし目の手によるものなのですが。(^^)

クレソン 2
写真は本文と関係なく、この時期水路などでよく見かける小さな白い花 2点ともGR DIGITAL

当初計画ではページ数も少ないし、片手間でできるだろうと安易に引き受けたのが大間違い。
いやいやなんの、考えていた以上に画像が多く、しかもそのほとんどがプリントから単純にスキャンされただけの生データのままなのでレタッチを施さないことにはどうにも見栄えが悪い。糅てて加えてテキストは校正しないとならんわで、結局、(約束した期限もあるので)徹夜までして作り上げる破目に・・・まあ、なんでも安易に受けるものではありません。(^^;

まっ、でもなかなかにクールな感じで、しかもテキストベースでわかりやすく検索にも引っかかりやすいイカしたサイトに仕上がった・・・のでは、と自画自賛中。(^^)v
あとは全国にやたらと存在する「大和建設」に対抗して、いかに検索の上位に表示されるかのSEO対策ですが・・・それは業務範囲外、本人におまかせ。(^^)/~
福永さん、がんばって下さい!、ね。

クレソン 1さてこの白い花、皆さん何の花かご存知でしょうか。
我が家近くでは、特に最近、水路や小川で目に付くようになったのですが、これ、クレソンなんだそう・・・というのを最近知りました。
聞くところによると、生命力が強く根付きが良いため、種子での繁殖以上に、家庭から出る生ゴミからその勢力範囲を広げているとか。
外来種なので、それもどうかなとは思いますが、大和建設にもウェブサイト公開を契機に、この雑草の如く、より広くたくましく躍進して欲しいとの願いを込めて・・・(^^)v
ちなみにドメイン名<daiwa-cf>の“cf”は“Construction Firm”の略・・・普通にローマ字のdaiwa云々はCOMドメインにしろ、JPドメインにしろ、既によその大和建設に取られていてほとんどアウト。
それほどに世の中に多い「大和建設」なのでありました。
  
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2008年04月08日

研修会

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太陽光発電パネル昨日の記事と時系列は相前後しますが、土曜日は<ひょうご・ネットワーク「木の道」>の今年度最初の行事、メンバー有志による木造の施設建築見学会・・・少し大きな規模の木造建築を学ぼうという研修会でした。
向かった先は兵庫県の西の端、たつの市(旧新宮町)・佐用町・上郡町にまたがる播磨科学公園都市と赤穂市の諸施設・・・ついでなのでメンバーだけに限らず、知り合いの設計事務所連中も誘ってのワイワイガヤガヤの見学会となりました。

上写真は先月20日、播磨科学公園都市のはずれにオープンした県立<ひょうご環境体験館 通称:エコハウス>へのアプローチ・・・歩く参加者の前に並ぶのは太陽光発電パネル。
で、下写真がその体験館の内観。
日本初の木質単層トラス構造というのが売りの一つで、見学の一番の目的もまたそれ。
メンバーの一人がここでボランティアスタッフを務めているという縁で今回の見学先の一つとなったわけですが、竣工までにはメンバーのうち数社がいろいろな面で翻弄させられたという因縁付きの建築でもあるそう。
その因縁とは・・・えーと、非公開です。(^^)

ひょうご環境体験館 内観
写真は全て PENTAX K200D SMC PENTAX-DA18-55mmF3.5-5.6AL II

この建築に費やされたエネルギーの凄まじさ感は内部空間だけからもそれなりに感じ取れますが、その耐候性鋼板の錆に覆われたファサードを観ればなおの事。↓
斜面から建ち上がる一本の巨大な鉄骨トラス脚(エキスパンドメタル張)が不定形の床面を支え、(目測ですが)床面積の3分の2ほどが浮いた状態で建っていました。

ひょうご環境体験館 外観

で、その建築エネルギーの凄まじさには参加者一同それなりに圧倒されたものの、この建築自体の存在意義については喧々諤々。
そもそも、このような交通の便が良好とは言い難い場所に、それなりの県民税や国庫補助金を投入してこれほどの施設を造る必要があるのかといった発注者サイドにおける根本的な問題にはじまり、太陽光発電や風力発電、雨水利用やクール&ヒートチューブなど「エコ」な設備こそ組み込まれてはいるものの、この建築自体が建築コストも含めてはたして本当に「エコ」なのか、あるいはこの空間や形態が「エコ」というメッセージを発信するに適切なものと言えるのかといった設計者への疑問や、今後どのように運営して行くのか(現時点ではどうもはっきりしていないよう)といった話まで、ハテナ?の数は尽きない「公共建築」。
業界人を離れ一兵庫県民として見るならば、財政が逼迫している折りも折り(全国ワースト2位だそう)、こんなもんに税金使うな!的建築の一つとしか映りません・・・ほんまに。

そんな「公共建築」への問は播磨科学公園都市全体に対する問にも繋がりますが、エコハウスの前に訪れた下写真の<兵庫県立西播磨総合リハビリテーションセンター ふれあいスポーツ交流館>でもまた同じ。
ただこの施設を見学しながらエコハウスほどに反発を感じなかったのは、まだ運営(建築)目的とその方針が明確だったからか・・・公共建築で大切なのは、何のために誰のために、コストも含めどんなベクトルで建てるのか、それが要だと改めて感じた見学会でもありました。

ふれあいスポーツ交流館
ちなみにこの体育館の屋根を支えるトラスは、メンバーの一社で、うちでも構造設計をよくお願いしている<森林経済工学研究所>が開発した木質トラス・・・こちらはよくある立体トラス構造になってました

なんか目が吊り上ったような話が続きましたが、それはさておき、ここで面白かったのが、この競技用車椅子に乗せてもらった事・・・前から一度、操ってみたいと思っていたのです。(^^)v
他の参加者の引いた目線をものともせず(乗ったのは私だけ)、しばし一人車椅子バスケット的操作に興じていたのでした・・・(^^)

グループホーム 坂越の家さてさて、そんな播磨科学公園都市の後は赤穂市内へ移動して、メンバーの設計事務所が設計した認知症患者のための介護施設・グループホームを2軒見学。
写真は木造準耐火構造2階建てのグループホーム。こちらは民間施設ですから、どちらかと言えば採算重視の設計といったところで、ある意味安心できる建築(?)ではありました。
ちなみにこの2軒に使われた構造材・造作材は、うちでもよく木材を入れてもらっている宍粟市の丸正木材製だそうで、仕上げの板材などはやはりメンバーの一社、東亜林業が最近開発した不燃木材(杉・桧)だそう。
丸正木材さんにしても東亜林業さんにしても、コストなりなところは否めませんが、そんな条件の中でもよく吟味された材を納品されていたように見受けられました。

このグループホームの見学で研修会は一応お開きとなりましたが、せっかくの赤穂、有志で赤穂城へも足を伸ばしてみる事に。
予備知識なく行ったので何も知りませんでしたが、赤穂城に残るのは再建された一部の城郭を除けば石垣くらいで、変わって城内には赤穂義士四十七士と萱野三平を祀る大石神社なるものが建立されていました。
赤穂では義士は神様だったのですね・・・。

大石神社
左: 石垣の上から除いている屋根が大石神社本殿
右: 参道には四十七士像がずらりと並ぶ それぞれの寄贈者銘にはほとんどが各義士の子孫と思しき方々の名が


でも皆さん、あまり忠臣蔵には興味がないようで、そそくさと参るだけ。
私としてはもっと見たかったのですが、そこはグループ行動・・・後ろ髪引かれる思いながら、再訪を誓い帰途についたのでありました。(; ;)/~  
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2008年03月25日

春の夕

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昨日の記事でもチラッとお知らせしたように昨夕は<JIA デザイントーク>にプレゼンテーターとして招かれ、中之島の大阪市中央公会堂へ。

お初天神
お初天神 以下5点とも K200D SMC PENTAX-DA18-55mmF3.5-5.8AL II 適宜レタッチ・トリミング

会場はそこそこ埋まり、まあまあ盛況。
コメンテーターの先生方からは厳しい意見も頂いて、自分自身の設計を見詰め直す良い機会にもなりました。
お題には<急傾斜地の家>を選んだわけですが、このような極端な敷地条件であっても如何に「普通」に創るかという意味を伝えたかったのですが、会場では喋りがヘタでその辺りをうまく伝えられなかったのが多少残念でしたが・・・。

堂島川
堂島川

その後は近くの居酒屋で懇親会・・・こちらもとても有意義な会。気がつけば終電間際という時間まで、いろいろと勉強になりまた楽しい時間を過ごしたのでした。
今回誘っていただいた青砥さんをはじめ、このような機会を与えて下さったJIA皆さんに改めて感謝、です。
ありがとうございました。m(_ _)m

カモメ
偶然フレーム内に入ってきたカモメ

写真は中之島への道すがらに撮ったもの・・・黄金色に輝く空が美しい昨夕でした。

ネコ
大阪市役所の植え込みにいたネコ

開花市役所の植え込みでは早咲きのツツジが既に満開でしたが、その向かいの中之島図書館にあったソメイヨシノの枝にも花がチラホラ。
春・・・大阪の開花宣言も(たぶん)もうすぐ、の観。
  
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2008年02月19日

ディテール諸々

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今朝、我が家の庭からウグイスの声が・・・今年初。
まだ「ケキョケキョ」くらいで、これから鍛錬か?といった拙い鳴き声でしたが、春はすぐそこ、と感じる事ができました。

建築知識 200803で、本題。
明日、2月20日発売の建築知識3月号の特集は「定番仕上げ材料・納まりコンプリート・ガイド」。
でも、なぜかは知らねど表紙はまん丸の地球。しかもドドーンと南北アメリカ大陸!・・・?(^^;

まあ、そんな疑問はさておき、この「コンプリート・ガイド」にはうちからも7つのディテールを提供しました・・・昨年12月19日の記事<建築知識>で触れていたもの。

建築知識3月号 No.633
エクスナレッジ 1785円


加西の家>から「古材を活用した板張りの外壁−酒樽材を挽き直して外壁材に」。
岬町の家>から「スギ板縦張りの外壁の納まり−外断熱にスギ板張りをした外壁」と「快適なデッキのデザインとディテール−防振ゴムで雨水溜まりを防ぐ」。
富田の家 II>から「ローコストで仕上げる乾式外壁−大判サイディングにウレタン塗装仕上げ」。
奥天神の家 I>から「襖紙の選び方−白の揉み紙を張った坊主襖」と「既製サッシをすっきり見せる開口部−気密性と意匠性を兼ね備えた納まり」。
そして、うちの定番外壁仕上げ「土・火山灰、自然素材の塗り壁−藁スサ入り土モルタル掻き落とし仕上げ」の7つが掲載されています。
※上記タイトルはいずれも原文タイトルのまま

200803 P51
P51から 内容は2007年11月28日の記事<隠し框>で紹介したものとほぼ同じですが、図面はより詳細
えーと、でも寸法線は一部押さえ所が間違ってます・・・まあでも、業界の方ならわかっていただけるでしょう(^^;


他の設計事務所から提供されたディテールを見ていると「へーぇ、これいいかも」というような納まりもあって、お手元に置いておけば役立つかもね!(^^)vの一冊・・・業界の方はぜひ、どうぞ。  
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2008年01月29日

デザイントーク

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昨夕は冷たい雨が降る中、スタッフと共に中之島の大阪市中央公会堂へ・・・目的は日本建築家協会(JIA)近畿支部が主催する<JIA Design Talk>。

中之島公会堂 1
中央公会堂 1918年築・2002年改修 原設計(コンペ一等案):岡田信一郎 設計:辰野金吾・片岡安
JIAデザイントークは主に近畿地区で活躍する建築家がプレゼンテーターとして作品を発表し、複数のコメンテーターが様々な観点から批評と質疑応答を繰り返すとともに、時には聴講参加者もその論議に参加して、デザイン・計画を論じ、研修の場とするものです。
建築家を志す学生、既に実務についている方々のご参加をお待ちしております。
JIA 近畿支部デザイン委員会の案内から転載
・・・と、まあそんなイベントというか勉強会。
私はJIA会員ではありませんし、いままでにJIA主催のイベントに積極的に参加した事もありません。
ではなぜに今回参加したかといえば、私が次回(3月24日)のプレゼンテーターとして俎上に載せられる事になったから・・・なので下見を兼ねて参加してみたわけです。(^^;
ですから正直あまり期待せずに参加したのですが、いやいやなんの、なかなかに楽しめて、また大いに勉強にもなったイベントでした。
でも、いかんせん場内はまばら。会場の雰囲気からJIA会員の方しか参加されていないようで、学生や一般参加と思しき人は皆無・・・こんな場が広く知られていないのは、とてももったいない感じを受けました。
で、私の回もこんなんだったら寂しいなぁ(^^)、という事で宣伝しておきます。

中之島公会堂 2
レンズに雨粒が(^^; ・・・まあ、でも、それもまた良しか 2点ともGR DIGITAL 適宜レタッチ・トリミング

JIA デザイントーク 第5回
日時: 2008年3月24日 月曜日 18:30〜20:30
会場: 大阪市中央公会堂 地下大会議室
参加費: JIA会員及び所員・1000円 一般・1500円 学生・500円  定員: 80名(申込み順)

プレゼンテーター: 私・正井(たぶん前半1時間) 森村政悦氏(たぶん後半1時間)
コメンテーター:
出江寛氏・遠藤秀平氏・岡本隆氏・木村博昭氏・小島孜氏・高砂正弘氏・長坂大氏・本多友常氏・山本光良氏・吉村篤一氏・吉羽逸郎氏 の中から4・5名参加予定
司会進行: 青砥聖逸氏
主催: JIA近畿支部デザイン委員会  協賛: 関西電力・JIA賛助会員一同

お申込み・お問合せ先
(社)日本建築家協会近畿支部 事務局 URL http://www.jia.or.jp/kinki
TEL 06-6229-3371 FAX 06-6229-3374 E-mail jia@bc.wakwak.com

私のお題は<急傾斜地の家>を中心としたものを予定しています。
見学会のような場ではデザインコンセプトなどを深くお話するような時間が取れないのが常で、<急傾斜地の家>でもまたそうでしたが、このデザイントークではその辺りの話を語れればと考えています。
なので、見学会に来られた業界の方や学生さんはぜひご参加を。もちろん都合で見学会に来られなかった方やデザインとしての住宅建築にご興味のある一般の方も。
お待ちしております!(^^)  
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2008年01月24日

lights

0647
この一週間、仕事の話ばかりが続きましたが、今日はちょっと趣を変えて・・・あっ、でも、やっぱり建築関連の話だったりしますが。(^^)

高麗橋先週の水曜日、知り合いの方に招待券を頂いた事もあり、20日まで心斎橋そごうで開催されていた「堀木エリ子の世界展−和紙から生まれる祈り−」を観に行ってきました。
堀木エリ子さんをご存じない方は下記リンクをどうぞ。
http://www.eriko-horiki.com/

「和紙と光がつくる柔らかな空間」という内容の展示会でしたが、私自身は、というか建築設計に携わる人の多くがそうかも知れませんが、どうしても照明に照らされる空間に主点を置いてしまうので、照明器具や光源自体はできるだけシンプルなものを、と嗜好しがちですが、作品を拝見して「こんなのも有りなのかな」とまた一つ勉強になった展示会でした。

で、時間は逆行しますが、心斎橋に行く前に淀屋橋で所用があり、それを終えた後は久しぶりに御堂筋をブラブラと歩いてみました。
いやー変わってますね・・・場所によっては何年かぶりに歩いた所もあり、テナントの店舗が変わっているだけでなく、ビル自体も建て代わっていたりで「そら3年もブランクが空いたら変わるわなぁ」と一人納得。(^^)
上写真は歩きはじめの高麗橋3丁目交差点・・・この辺は昨秋も歩いたのであまり代わり映えはしない ←当たり前

ヤマギワショールーム
途中、本町では照明器具つながり(?)でヤマギワのショールームを覗く (^^)・・・この照明はなかなかイカしてます

心斎橋そして心斎橋・・・心象的にも大きく様変わりしてしまったのが、ここ。
ソニータワー(設計: 黒川紀章氏)を解体して昨年末にオープンした La Porte 心斎橋(設計: 大江匡氏)。
黒川さんの建築は総じて好きではないけれど、このソニータワーは別(あと国立民族学博物館も)。
大学時代、心斎橋で待ち合わせ!といえばこの周辺でしたし、当時所属していた広告研究会ではここで作品展をさせてもらったりもして、いろいろとお世話になった建物・・・建築としても、まあ、有楽町のソニービル(設計: 芦原義信氏)に比べるとなんなんですが、それなりに「エエなぁ」と思えるものでしたしね。
それがこんな電気代もなんのそののギンギラギンビルになってしまうとは・・・やっぱり哀しいもんです。

光るビルがコンセプトとして外せないものであったのなら、それこそ堀木エリ子さんの和紙で覆えば、また違った印象になったのでは、と展示会場を出た後に思ったりもした、そんな夕べでした。
多くの人がたぶん同じような批判をしてるんでしょうね・・・リビルドを引き受けた大江氏も、それはそれで大変か (^^;
3点ともGR DIGITAL 適宜レタッチ・トリミング
  
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2007年12月19日

建築知識

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今日は午後から月刊誌「建築知識」の鈴木さんが来所。
来年3月号(2月20日発売)では、設計事務所がよく使う仕上げ素材やそれを使うにあたっての工夫を部位別に網羅した事典風の特集を組むのだそうで、その協力事務所の一つとして私たちの事務所がピックアップされ、掲載内容その他の詰めのためのご来所だったのでした。

うちの事は特集の下調べで、ある素材についてネット検索されている際に偶然このブログに辿りついてお知りになられたようで、そこからさらに辿って観てみるとブログやウェブの記事の中にまさに特集にぴったりの情報が幾つもあって・・・と、まあ、そんな経緯です。

急傾斜地の家 断面詳細図
急傾斜地の家 断面詳細図から隠し框納まりの開口部 DRA-CAD画面をキャプチャ

打合せの結果、先日の記事でも紹介し、また上図にも示したアルミサッシの隠し框はじめ諸々、7〜8点の工夫や素材について写真や詳細図を提供する事に(だいたい)決定。
提供の内容は基本的に部分詳細図を上図などよりもわかりやすく描き直し、写真を整理して送るだけの事ですが、締切は年末年始休みまでにとのお話・・・ウッ、忙しい。
でも、建築設計の職について以来約25年、様々なディテールや素材の知識、はたまた模型の作り方から建築基準法のイロハまで、様々な面からお世話になってきた業界屈指の参考書雑誌「建築知識」・・・その恩に報いるためにも頑張らせていただきます!(^^)v



急傾斜地の家 完成見学会
参加者募集中です。
開催日:2007年12月22日(土)・23日(日)
場所:兵庫県西宮市
詳しくは下記リンクをご覧下さい。皆様からのご参加申込みをお待ちしております。
http://blog.kenchikusha.com/archives/50395803.html
  
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2007年11月11日

文化の秋 4

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鹿鹿・・・昨日の奈良公園。
さすがこの辺りの鹿は春日大社の神使だけあって、どアップで近づいても一向に動じない・・・なんとなく目は迷惑がっているようですが。(^^;

奈良公園もイロハモミジの紅葉はまだこれからといった観でしたが、下写真のようにナンキンハゼの紅葉はいまが盛りといったところで、そこここで黄緑から赤紫への美しいグラデーションに出会う事もできました。

鹿苑

で、なぜ奈良なのかといえば、以前このブログでもチラッとご紹介していた(※)猿沢池近くのギャラリーで開かれていた織工おきぬさんの服の展示会を観に行ったから。
※ 展示会の案内文はおきぬさんの希望により今日の会期終了と共に削除しました。

義母は洋裁業、妻も美大で染色を専攻していたので、一緒に行ければと思っていたのですが都合が合わず私だけで・・・義母はさておき(当たり前ですが)片手間に織物をやっていた妻とはレベルが違いました。(^^)
展示会ではギャラリーのオーナーとも話がはずみ、気がつけば小一時間のお邪魔。
お暇する頃には、とっくに陽は沈み、奈良公園は宵闇に包まれはじめていました。

興福寺五重塔
興福寺五重塔 宵闇に包まれはじめた、とはいっても17時過ぎ・・・ほんと日没が早くなりました

この日のもう一つの目的は、奈良国立博物館・新館で開かれている正倉院展。
奈良に着いた当初は先に正倉院展を観ようと思っていたのですが、博物館前まで行ってみると、この日は夜間公開と合わせて「なら燈花会 in 正倉院展」なるイベントも開催されるとの看板が・・・なんだか写真向きな予感。(^^)
入場を待つ長蛇の列にゲンナリしたという事もあって、日中は急遽、奈良公園内の散策に変更。

という事でギャラリーの後、再び博物館へ・・・。

奈良国立美術館
奈良国立博物館・本館 設計:片山東熊

本館を回って新館前の入口へ・・・ゲッ、昼間以上に長蛇の列。200m以上は続いていようか・・・。
お店でも何でも、あまり並ぶという事が好きではない私。(^^;
正倉院展は何回か来てるし、これからも毎年開かれるんだろうから、ここはあっさり「まっいいや」と諦め、常設展と「なら燈花会 in 正倉院展」を楽しんで帰った奈良の半日だったのでした。

なら燈花会 in 正倉院展 1
なら燈花会 in 正倉院展
こういうイベントって光源が蝋燭でユラユラしているのがミソ。で、写真にもちょっとユラユラ感を・・・えーとっ、手ブレしてるだけですね。(^^;


なら燈花会 in 正倉院展 2
6点ともGR DIGITAL 全て手持ち撮影 適宜レタッチ・トリミング
GR BLOG>トラックバック企画第25弾<スナップ>に参加
  
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2007年11月10日

せわしなさ

0598
昨夜は久々に夜の繁華街へ・・・

横断歩道
大阪駅東口 ISO100 F2.4 1/2 WB:AUTO EV-0.3 ヒストグラム調整

JR大阪駅前
クリスマスツリー ISO100 F2.4 1/2 EV-0.3 WB:AUTO 無修正

アクティ大阪の壁面には、もうクリスマスツリーの飾り付けが。
まだ御堂筋のイチョウも色づいていないのに、もうクリスマスツリーとは・・・なんだか、せわしなさを感じるのは私だけでしょうか?(^^;

ガスビル夕方には道修町のガスビル(左のイチョウ越しに見えるビル)で、建築家・手塚貴晴氏の講演会「誰にでも解る建築」(主催:大阪ガス)を聞く。
こちらは街のせわしなさとは違って、建築について、子育てについて、おおらかである事の大切さを学ぶことができた気持ちの良い講演会でした。
3点とも GR DIGITAL <GR BLOG>トラックバック企画第25弾<スナップ>に参加  
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