2011年06月21日

見学会報告

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19日の日曜日、11日に開催した<五月丘の家>の見学会と同様、雨が心配された<目神山の家>完成見学会でしたが、午前中にちょっぴり小雨がぱらついたくらいで、こちらも無事、見学会を終えることができ、ホッ。(^^)v
今回は20組43人の皆様にご参加いただき、1日だけの開催としては大盛況!
ご参加いただいた皆様にはこの場にて、改めて、御礼申し上げます。また、この度の見学会開催をご快諾いただいた住まい手Kさんご夫妻にも、改めまして、御礼申し上げます。ありがとうざいました。m(_ _)m
では、では、そんな会場の様子をご紹介。

見学会会場
いつものアングルの外観・・・GR君の28mm画角ではこの辺りからのアングルで無いと垂直に撮れないもんで (^^;
以下10点ともGR DIGITAL III


大盛況と書いてるわりには受付に座っているスタッフ・猪田がヒマそうに手を頭の後ろで組んだりしていますが、お客さんが来られている時には案内やらなんやらで写真どころではないので、こんな写真に。(^^;

ポスト
1枚目の写真にも写っていますが、この煙突付きポストは住まい手Kさんの手作り
住まいの外観に似せてスチールの薄板を溶接して作られた逸品・・・見学会でも「ステキ」・「カワイイ」とウケてました (^^)v


ここからは6月15日の記事<ラストスパート>で紹介できなかった部屋を中心に・・・。

家族の間
スキップフロア5層の4層目に当たる家族の間・・・窓から見える森は山の頂上まで、ぜ〜んぶ敷地
照明器具はこれまた住まい手Kさんの手作り
天井・壁: ラワンベニヤ突付張の上 施主&有志による無臭柿渋塗  床: 目積表半畳畳敷き

空のデッキ
家族の間の写真の窓にも写りこみが見えますが、最上層・5層目となる甲山を望む空のデッキ
畳の床からの高さは1,150mm・・・うんしょっと登ります  壁: 焼杉板下見板張  床:ウリン材スノコ張


右写真はそのデッキから見た屋根・・・<高台の家>や<四世代の家>と同じく「屋根に出てみよう!」スタイルなんですが、奥に見える薪ストーブの煙突掃除も屋根を歩いて簡単にできますし、落ち葉の掃除も楽々です。
ちなみに手前の二人は、今回は受付嬢&案内係のアルバイトとして参加してもらった元スタッフの I 嬢と大学のゼミからの腐れ縁 (^^)、同業のM氏。

寝室
寝室  天井・壁: 細挽木毛セメント板張  床: タイルカーペット敷

タイルカーペットも仕入・施工共に施主工事なのですが、見学会前日の土曜日、開催に間に合うようにと夜遅くまで作業して完工していただけました・・・感謝。m(_ _)m

洗面・トイレ
洗面脱衣&トイレ  天井: バスリブ  壁・床: 25mm角モザイクタイル張
洗面器はフィリップ・スタルク、その他衛生機器はTOTO製  洗面器横の壁付機器は暖房機兼用のタオルウォーマー

浴室と小階段
左: 強化ガラスの間仕切で仕切った浴室  シャワーと浴槽は大洋金物
右: 洗面前の廊下から家族の間へと上がるミニ階段


この間口高さが1m足らずのミニ階段。
ほんとのというかメインの階段は家族の間のちょうど反対側にあって、この頭を打ちそうなハシゴ状の階段は洗面&トイレにショートカットで上り下りするための隠し(?)階段。
子供にはウケそうだなぁ、とは思っていましたが、見学会ではほとんどの参加者が「茶室やなぁ」なんて言いながら、ここから上り下り・・・大人にとってもこんな設えは楽しいようでした。(^^)

さて、さて、完成見学会を終えたとはいえ、まだちょこまかした工務店側の工事は残っていますし、今週末に予定されているご引越後も外部デッキ(道路側・山側2ヶ所)や寝室の棚など、これまた住まい手Kさんによる施主工事が続きます。
そして、法面の緑化や植栽も。
内観の竣工写真はこの日の朝に、例によって松村芳治さんに撮ってもらいましたが、外観の撮影は植栽がある程度整ってから・・・バトンは住まい手に渡され、一段落の今ではありますが、まだまだ<目神山の家>の住まいづくりは続くのでありました。  

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2011年06月15日

ラストスパート

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目神山の家
以下6点ともGR DIGITAL III

昨日14日、現場に着いた時に折よく青空が顔を出し、久しぶりにスカッとした外観写真が撮れた<目神山の家>・・・外構工事が進められています。
建物側の石積み工事は完了し、今は道路側の石を積んでいるところ。
この石積み、新品の間知石も使っていますが、多くはもともとこの敷地にあった石垣の間知石や地面を少し掘っただけで出るは出るはの転石を現場で割って使ったりしています。
で、建物側の石積みは高さもある事ですし、見た目の感じはある程度合わせていますが、道路側や隣地側の低い石積みはこんな感じ ↓・・・これはこれで、大阪城の石垣のミニチュア版みたいでなんだかカワイイ。(^^)

石積み

と、そんな外回りなのですが、内部については残りチョコマカした工務店工事と住まい手Kさんによる自主施工の工事が残るのみで、空間の様相がその姿を現しています。
そんな中から、ほぼ仕上がっている空間をいくつかご紹介。

階段
階段  左官仕上(フッコー: マジックコート)の壁天井と杉板の階段板
アトリエ
アトリエ  意図的にラフな仕上がりとしたRC打放しの壁天井とモルタルコテ押え防塵塗装の床
食堂
食堂から洗面室への廊下  AEP塗の壁天井と杉本実板張の床
右上の電気コードが垂れ下がっている部分には施主自作の照明器具が取り付けられます


上記以外にはあと、家族の間と寝室、洗面&浴室の三部屋がありますが、仕上げ完了にはもう一息(なのでまだヒミツ)・・・完成見学会まであと4日、ほんとにほんまにラストスパートの現場です。

おまけ
見学会の案内状に載せる地図を描く際、なにげにネットを検索していると目神山町内で現在売りに出されている土地をいくつか発見・・・中でも、下記の土地は超お買い得。なんと約150坪で2,380万円!
坪単価にすると16万円/坪以下・・・甲陽園地域ではとてつもなくお買い得物件だと思います。(^^)v

土地情報
奥の電柱辺りから手前の白い杭までが敷地で接道間口も約15m  当然、建築条件もありません

もっとも、道路面からは平坦部分まったくなしでいきなりの上り傾斜・・・30度くらいかな。
おまけに写真では見えませんが、敷地の真ん中くらいには記念碑のような巨石が鎮座。まあ、並大抵の設計や施工では納まりそうにないという、ワケアリ物件なのですが。(^^;
もし、ご興味があれば、ぜひ見学会にお越し下さい。会場のすぐ近くですので、詳しい情報、お教えします。って、最後はまるで不動産屋みたいになってしまった。(^^;  
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2011年06月02日

完了検査

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外部足場が撤去され、竣工&引渡しに向けていよいよラストスパートに入った<目神山の家>。
そんな今朝は指定確認検査機関による完了検査でした。
ちなみにうちの事務所では開設以来、一部の例外を除いて確認申請と各検査については、ずっと日本テスティングという検査機関に依頼してきましたが、昨年、ビューロベリタスジャパンと完全統合されたために、今ではビューロに頼んでいます。
業界の方ならご存知でしょうが、ビューロは申請費用や検査費用が他の検査機関に比べてやたら高い(まあ、国際組織で高い成りの理由は理解できますが)・・・でも裏技的なサービス(?)があって、うちの事務所のような日本テスティング時代からのお得意さんには会員カードみたいなものが発行されていて、申請時にそのカードを提示すれば、料金は日本テスティング時代のままのお安い料金にしてくれる。これ、とってもお得なサービスです。(^^)v

排水管埋設工事
排水管敷設工事が進められていた今朝の現場  以下2点ともGR DIGITAL III
って、足場が取れてからのこのアングルは今回が初登場でしたね・・・ほんとは青空が広がっている時に撮って掲載したかったのですが、梅雨入りしてしまい、そんな事を言っているといつ掲載できるかわからないので、英断?! (^^;


と、まあ、こんな状態の現場でしたが、完了検査はなんの指摘事項もなく終了&合格。
まだ「風致地区内における建築等の規制に関する条例」に基づく西宮市の完了検査が残っていますが(こちらは外構工事や植栽が完了後)、竣工に向けてのステップをまた一段登った今日の<目神山の家>でした。

という事で検査後、事務所に戻るためにスタッフと共にバス停へ向かったのですが、阪急バスのダイヤが改定された事を、現場を出てからスタッフが指摘・・・現場出る前に言ってよ、という感じでしたが、だからと言って現場にとって帰すのも億劫だったので、目神山界隈をしばし散策。
ならば、という事で、故 石井修氏設計の元祖<目神山の家シリーズ>についてちゃんとは知らなというスタッフに、一連の住宅がもっとも密集して建ち並ぶ12番坂(目神山ではサブの通りに全て何番坂という名称がついている)をアバウトに解説しながらご案内。(^^)
そして、最後は聖地のここへ・・・↓

回帰草庵
石井修自邸 回帰草庵(目神山の家 1)・・・全てはここから始まったのです  表札には今だ直筆象嵌で「石井修」の名

9年ほど前、ここからすぐに位置する先生設計の<目神山の家 17>の植栽工事中に、ある方の紹介でお邪魔して、アポ無しの突然だったにも関わらず、たまたまこの自宅に居られた先生がその現場まで気安くお顔を出して下さって、いろいろと解説していただいたその時の先生のいきいきとした顔が浮かび、ちょっとグッ、と。
その時に教授いただいた「敷地の地形はできるだけいじらない」、「車庫なんて倉庫と同じなんだから、そんな下品なものを道路に面して堂々と造らない」、「工事のために伐採した分の樹木の数は必ず、いやそれ以上に植える事が敷地に対する礼儀」・・・今回、私が手掛けさせていただいた<目神山の家>もその教えを守ったつもりです。
完成見学会を開催するにあたり、参加者の方々にもそんな教えを伝えたい、そう誓った門前でもあったのでした。(^^)v  
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2011年05月29日

目神山の家 完成見学会

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西宮市で昨年10月中旬に着工し、工事を進めてきた<目神山の家>も6月中旬には竣工を迎える運びとなりました。つきましては、住まい手のご好意により完成見学会を開催いたします。
住まい手Kさんのご主人は本業とは別に、幾度か画廊で個展も開かれているというアーティストの顔を併せ持つ方。自邸建設にあたっても自らのデザインを空間に取り込みたいと過去5年余り、コラボレートしてくれる建築家や工務店を巡られたそうですが、いずれも「帯に短し襷に長し」でうまく行かず、鬱々とした日々を送られてきたそうです。
それが一昨年の秋に相談に訪ねた施工工務店から私を紹介されて、意気投合。それからも紆余曲折はありましたが・・・めでたく、この竣工の時を迎えたという、入魂の住まいでくりでした。
各室ごとに空間の設えも仕上げ素材も変化するという、いつもの私たちの設計とは若干異なった空間構成を持つ住まいですが、これもコラボレーションならでは。
また、宅地というよりも山そのまんまといった感だった敷地でも、こんな風にすれば、安全快適で、かつ経済的な住宅が建つんだという参考にもなるはずです。
ぜひこの機会にご体感下さい。皆様のお越しをお待ちしております。
 


目神山の家模型目神山の家 完成見学会
設計監理: 正井建築舎
施工: 越智工務店

日時 6月19日(日)
10:00〜16:00

兵庫県西宮市
阪神バス 北山貯水池停留所近郊


参加ご希望の方はメール(携帯メール不可)またはFAXにて、「目神山の家見学会参加希望」とご明記の上(メールの場合は「件名」にご明記下さい)、お名前・ご住所・連絡先お電話番号・参加人数をご連絡下さい。
折り返しメール(PDF)または郵送にて会場への地図等を記載したご案内状をお送りいたします。
尚、五月丘の家完成見学会と合わせてご参加を希望される方は件名に「五月丘の家・目神山の家見学会参加希望」と明記いただければ、双方の案内状をご一緒にお送りさせていただきます。
※ ご案内状ができあがるのは6月5日ごろの予定です。それまでにお申込みいただいた場合には、勝手ですが少しお待ちいただくことになりますので、予めご了承下さい。

見学会へのご参加は無料です。時間予約等も不要ですので、上記時間内にご自由にお越し下さい。
会場ならびに会場周辺に駐車場はございません。また、会場前の路上駐車はご遠慮下さい。



お申込み・お問合せ先
正井建築舎 〒563-0024 大阪府池田市鉢塚1-10-3 ドーン秋山2F
E-mail masai@kenchikusha.com
FAX 072-760-3809
TEL 072-760-3808

目神山の家外観
5月26日現在の外観
RC部分外壁:塗装合板型枠コンクリート打放し 撥水剤塗 木造部分外壁:焼杉板(ブラシ掛け)下見板張


構造・規模
鉄筋コンクリート壁式構造+木造在来工法 地下1階・地上2階建て
敷地面積 1,011.53m² 305.98坪  建築面積 65.85m² 19.92坪  延べ面積 104.52m² 31.62坪

ブログ内での<目神山の家>関連記事一覧: http://blog.kenchikusha.com/archives/cat_10020950.html  
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2011年05月15日

黄色い花

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昨日、<目神山の家>の現場に行った折、途中の甲山自然観察池で池一面にこんな花がプカプカ浮いているのを見かけました・・・根っこ(浮き輪?)が車輪みたいでなんだかカワイイ。

タヌキモ
以下3点ともGR DIGITAL III

でもこの花、池の脇に立てられたいた「この池で見られる生き物」みたいな案内板では一切触れられておらず、帰って図鑑やネットで調べてみたらタヌキモの一種、エフクレタヌキモという水草らしいと判明。
で、それらによると、こと兵庫県においてはどうも人工的に持ち込まれた水草らしく、駆除対象となっているっぽい・・・なので、案内板にも紹介されてなかったのね、と納得。

ニガナ

上写真はその観察池の周辺で咲いていたまた別の黄色い花・・・今の時期わりとよく見かけるニガナ、ですね。こちらは駆除対象とはなっていないようです。

という事でそんな花の観察をしながら向かった現場。
予定通りであれば、1週間前にアップした記事<焼杉下見板張>で書いていたように足場が撤去されて外観が姿を現していたはずなのですが、雨が続いた影響他諸々で1週間の延期・・・残念。(^^;
そんなこんなで、まだ最終的な工程の目処も立てられず、いつものように完成見学会が開催できるかも定かでないこの現場ですが、まっ、嘆いていても仕方なし、時が来れば花は咲く、前を向いてがんばりましょう!です。

ナラ
ニガナの上に樹冠を作っていた(たぶん)ミズナラ・・・季節はもう初夏の感  
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2011年05月07日

焼杉下見板張

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山は新緑、空は青空・・・。

六甲の山並み
新緑薫る六甲山系  以下3点ともGR DIGITAL III

とはいっても連休を利用しての登山へ、といったような話ではなく、ここは北山貯水池・・・そう、今朝も仕事で<目神山の家>の現場へ、だったのでした。(^^;

目神山の家

現場では、東日本大震災による影響や大工職の段取りの都合などで遅れに遅れていた外壁の焼杉板張が連休返上で行われ、今日の時点で、ようやく正面外壁の一部を残すのみとなりました・・・って、こんな風にシートで覆われていると、さっぱりわかりませんね。(^^;
保護シートの中はこんな風になってます。↓

外壁

張り方は押縁のない下見板張・・・板巾180mm・働き巾150mmの鎧下見です。
焼杉板は、薬品処理のような代物ではなく本焼きの板の炭化層をブラシで落としたもの。相決り板であれば既製品がありましたが、今回は鎧下見という事で実(さね)無しの別注品。造ってくれたのは、広島県の中本造林さんです。

シートや足場が撤去され、外観の全貌がその姿を現すのは来週末の予定・・・今から楽しみです。(^^)v  
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2011年04月21日

現場ついでに

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阪急バス
阪急夙川駅発・甲山墓園前行きバスの車内にて  以下5点ともGR DIGITAL III

という事で、今朝も阪急電車と阪急バスを乗り継いで<目神山の家>の現場へ、だったのですが、今日のこのバスの混みよう・・・冬の間は閑散としていた車内もソメイヨシノが咲く頃から乗車する人が毎回増えてきて、今日に至ってこんな状態。
多くの皆さんは、その服装が示すように六甲山麓界隈のハイキングが目的のよう・・・最近、山ガールなる新語を耳にするようになりましたが、山おやじ・山熟女さんたちのパワーもなかなかなもんです。(^^)

そんな皆さんが目指す六甲の山々では今、コバノミツバツツジが花盛り。

コバノミツバツツジ
小葉ノ三葉躑躅・・・阪神間・六甲山麓の春を代表する花だそう
にしのみやインターネットテレビの動画サイトから: コバノミツバツツジ〜広田山公園


という事で、バス停から現場へと向かうついでに春の野山のうつろいも満喫できるこの<目神山の家>・・・この時期に通う現場としては仕事そっちのけで(あっ、いや、決してそんなことはないのですが)最高です。(^^)
・・・とっ、その証拠に(?)現場の様子もご紹介。

アトリエ
4月7日の記事で掲載した階段の裏側・・・これが仕上げで杉板とコンクリート打放しがよく似合ってます
ちなみにこの空間は竣工時には住まい手Kさん(ご主人)のアトリエになりますが、今は棟梁の部屋になってます (^^;


寝室
こちらは寝室となる部屋  壁・天井とも木毛セメント板張・・・その上にさらに薄塗り漆喰などを塗り足すかどうかは現在Kさんが思案中  床はタイルカーペット敷でイメージとしては毛深い(?)部屋

という事で、この住宅では本業とは別にアーティストの顔も持つKさんのご要望により、各室ごとに異なった仕上げを施す(工務店や私ではできないところは施主工事)というのがテーマの一つとなっています。
ちなみに上記2つ以外に、土壁風仕上げの階段室、光り輝くダイニング&キッチン、25mm方眼の洗面・浴室、ラワンとイグサのリビング、と続きますが・・・これらはまた追々。(^^)v

という事で、打合せを終え、春の花々だけではなく樹々の新緑も「またええなぁ」と思いながら現場を後にした今日だったのでした。

ヤシャブシ
夜叉五倍子(ヤシャブシ)の新緑と果穂
最近はヤシャブシもスギと並んで花粉症を引き起こすアレルゲンとして敵対視されたりしていますが、このヤシャブシ、これまたスギと同じく日本固有種
法面など造成地の保護樹木としてやたらめったら植えられたのがその原因とも言われ、その点は戦後造林でやたらめったら植えられた杉と事情が似かよっていますが、日本固有種だけに、そうも嫌われるのは私としてはなんだか残念
写真徒然関連写真: キイチゴ
  
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2011年04月07日

階段

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一週間前は開花した花を一つとて見なかった北山貯水池の畔のソメイヨシノ群も、ここ数日の暖かさで一気に花弁を開かせたのか、樹によって満開に近い状態に・・・ちなみに今日は歩いていると汗ばむほどの陽気でした。

甲山森林公園
桜のアーケード越しに見えるのは甲山  以下6点ともGR DIGITAL III

という事で今日も現場定例会議のために<目神山の家>へ、だったのですが、まあ、汗ばむのには訳があって、バス停から現場に行く道はこんな山道 ↓ で、これを登り下りするから。

遊歩道
目神山にはバスなど公共交通機関がまったくない、とこの住宅設計に携わる前からよく耳にしていましたが、なんのことはない、なるほど確かに目神山地区にはありませんが、こんな森林公園内の遊歩道を通って北山貯水池に出れば阪神バスが循環路線で走ってますし、一つ手前のバス停・甲山墓園前までなら阪急バスも夙川駅との間を行き来してます
ちなみに北山貯水池前のバス停から現場までは徒歩10分前後


という事で、えっさおっさ現場に着いてみると、階段が出来上がってました・・・。

階段
スキップフロア4層を一直線に結ぶ直階段・・・最上部に切った窓から差し込む光はなかなかに神秘的
ちなみに杉無垢板の階段ですが、完成まではこんな風に合板とそのずれ止めのための背骨(?)で養生され続けます


今日は現場での打合せといっても、さほど案件もなく早めに終わったので、ほなら、と花見と洒落こんだのが、1枚目の写真・・・そこから少しブラブラと山を下って甲山大師へ。

甲山大師
甲山大師山門

山門から見ると先ほどの階段をスケールアップしたような石段が本堂まで延びている。
せっかくなのでお参りして帰ろうか、と思ったのですが・・・また階段かぁ、という事で、ここは次の機会にして、目の前を走るバスに乗って麓の夙川へ。(^^;

夙川1
阪神バスを獅子ヶ口で下りて阪急夙川駅まで、これまたブラブラと

さすが阪急神戸線沿いでは有名な桜の名所・・・平日にもかかわらず、お弁当を広げたりする人たちでスゴイ賑わい。

夙川2
写真徒然関連写真: 夙川

河岸に並ぶ屋台でビールを売っているのを見て「おっ、1本買って花見酒でも」と一瞬思ったりもしたのですが、いかんいかん、まだ仕事が・・・後ろ髪引かれる思いで、ちょっぴり残念だったような。(^^;  
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2011年03月31日

煙突

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サクラ
北山貯水池の畔、甲山森林公園のソメイヨシノも開花まではもう一息といった今朝  以下5点ともGR DIGITAL III
レンギョウ
でも、その脇ではレンギョウの花が満開に

という事で、今朝は現場定例会議のために<目神山の家>へ、でした。

で、現場監督と打合せをしている最中には、傍らで待望の暖炉据付工事もはじまりました。
この住宅では住まい手Kさんご所望のメトスカミン:ジルコンミニを家族の間に設え、空間の求心点となるべく計画しているのです。
ちなみにメトスカミンのリンク先ページでは薪ストーブのバリエーションの一つとして扱われていますが、このジルコンミニは火蓋がなく炎が直ですから、私は薪ストーブというよりも暖炉の一種だろうと思っています・・・まあ、厳密な分類分けの定義は無いようなんですが。

煙突工事
左: 中央に鎮座するのは屋根貫通部に取り付けられる二重管断熱煙突  右: その煙突を取り付けたところ

定例会議も終わり、暖炉の据付が終わるのを楽しみに待っていたのですが、外部の煙突を立てるのに意外と時間がかかり、上写真の状態で昼休憩に。(^^;
午後までは居座れなかったので残念ながら本日はここまで、また来週、と現場を後にしたのでした。

甲山
暖炉とは対角線上に位置する空のデッキを通して甲山を望む  薄っすらと霞んだ空は、春のそれ  
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2011年03月18日

出直し

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竣工当時は太陽高度が低く道路向かいの建物の影が終日壁面に掛かって取れないため、内観撮影のみで外観撮影については太陽高度が上がってくるの待ちだった<豊中の家>の竣工写真撮影。
春分の日も近づきそろそろ良いんじゃないという事で、撮影される側、する側、そして天気予報の都合などを調整して本日の決行となりました。

ところが、天気予報上は確かに「晴れ」なのかもしれないけれど、空は雲が多く、雲から時折覗く青空も霞みがちで、スカッとせず。
そんな中でも数カット、空模様を見ながら撮影を試みはしたのですが・・・。

撮影中
おなじみ、撮影中の松村芳治さんと助手のO君を背後から (^^)・・・で、まあ、空はご覧のような空  GR DIGITAL III

・・・結局このカットを撮影後、やっぱり今日はやめて、出直しにしましょうという事になりました。
まあ、こればかりは仕方なし。(^^;
で、来週に延期となったのですが週間予報には今のところ晴れマークが見られず・・・空模様によってはもう少し先送りとなりそうな外観撮影です。

話し変って。
昨日は朝から<目神山の家>の現場へ、だったのですが、そこで現場監督さんから聞いた話では、東北関東大震災により(ある程度は予想していた事ですが)木材を含む建築用材や様々な設備機器の生産&物流が他業界同様、大きく滞っているとの事。
それは東日本だけでなく中国地方に生産施設がある仕入先など、ほぼ全国規模に及んでいるそうです。
幸い<目神山の家>で使う主要な建材・設備は震災前にほとんどの発注を終えていたため、昨日の打合せ中もどんどこ搬入されてはいました。
ただ、床の杉本実板だけは選んでいた180×30の製品が、被災地に優先的に回しなさいというお上からのお達しとやらで、210巾のものに変更を余儀なくはされましたが・・・被災地優先、今はそれが何より大切ですからね。

で、このような状態がいつまで続くのかですが、少なくとも木材・合板類に関しては、去る3月15日、林野庁に関係団体が集まり「東北地方太平洋沖地震災害復旧木材確保連絡対策会議」と題した緊急会議が開かれ、被災地向けは元より、全国規模で対応できる生産力の増強・物流の改善・買占め防止などが話し合われたそうなので、徐々に改善されてゆく事でしょう・・・というか、一日も早い改善に期待しています!  
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