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現場の様子はまたまたといった感じですが(^^)、今回も左官のお話。
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上池田の家>の現場で、土曜日から今日に掛けて行われた外壁と内壁の左官仕上げを中心にご紹介してゆきます。
ワラスサ入りモルタルの材料をモルタルミキサーで練るの図 以下9点ともGR DIGITAL
以前からお伝えしているようにこの住宅の外壁仕上げも<
四世代の家>と同様、ワラスサ入り土モルタル。土曜日に仕上塗の工程がはじまりました。
ワラスサ入りモルタルの材料を調合するの図
<四世代の家>ではセメント以外の材料を予め調合して現場に持ち込んでいましたが、ここではモルタルミキサーの中で現場調合・・・熟練の職人さんであれば、それでもロットごとのばらつきは微塵もありません。
それにしても加えられる左官用顔料のカラフルな事・・・茶・緑・青・黄・黒と5種類の顔料が加えられてこの外壁の色が作られてゆきます。ちなみに白色は配合セメントとプラスターです。

そして塗り、なわけですが、この現場は隣地との間が狭いため、足場の幅が窮屈で作業もたいへん。
それでも滑らかに塗り上げられてゆくところはさすがです。
その後、丸一日乾燥させて翌日曜日に掻き落とし。
私は立ち会えませんでしたが、月曜日の朝に現場に行ってみると、深みのある豊かな表情で掻き落されていました。

この左官屋さんにワラスサ入り土モルタル仕上をお願いするのは<
小曽根の家>に引き続き2回目ですが、ほんとに掻き落しが上手い。
見た目で素材の厚みが感じられるというか、実に左官壁らしい壁に仕上げられています。
その秘訣の一つは、左のように掻き落しメカにお手製の剣山を使っているからなのかもしれません。
合板に釘やビスを打っただけのものですが、このランダムさが秘訣なのかも?!
ただ色目に付いては、調合している時から住まい手と決めた色見本より緑がかっているんじゃ、と指摘したものの、乾けば見本の色に近づくと言うので任せていたところ、まだ乾燥途中とはいえ、やっぱりどうも乾いても緑勝ちのような・・・まあ、難しい色とはいえ、やり直しのできない仕上げ、もう少し見本に近づけて欲しかった・・・。
2階の壁を仕上げてゆく左官職
一方、内部では月曜日から壁の最終仕上、薄塗漆喰塗がはじまりました。
金鏝で塗った後、樹脂鏝(左)や面引き鏝(右)で仕上げられてゆきます。
塗っているのは四国化成の<
ネオしっくい>という消石灰に麻スサとカラギーナン(食品添加物)を配合した左官材。塗った当初はベージュ色をしていますが、乾くにつれて漆喰独特の柔らかい白色に色目が変化してゆきます。
ちなみにこの現場では外壁の左官屋さんと内壁の左官屋さんは別の業者・・・施工工務店のトータルさんでは、それぞれの得意分野で左官屋さんを使い分けているそうで、さすが建売住宅から能勢の古民家修復まで手掛けている工務店と、関心するところではあります。
今日の様子 写真ではわかりにくいかもしれませんが、昨日塗られた左の壁は徐々に白色へと変わりはじめています
まあ、そんな左官工事の様子でしたが、現場ではもちろん左官以外にも浴室のタイル張下地(ここの浴室はユニットバスやハーフユニットではなく在来工法の浴室)やバルコニーの杉板スノコ張などの工事も着々と・・・。
左: タイル張下地のモルタルの付きを良くするために塗膜防水の上に珪砂(寒水石)が打ちふられた浴室の壁
右: スノコ張用の束を立てる大工職 束は外部用プラスチック束<フクビ マルチポスト> 水勾配にも対応できて便利
今日・明日で外部金物や電気設備の取り付けも完了し、明日の午後にはいよいよ外部足場が取り除かれて、外観の全貌がお目見えする予定・・・そうなれば、またご紹介したいと思っていますので、どうぞお楽しみに!です。