2008年05月12日

梅花空木

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伊丹市に建つ<四世代の家>は実施設計真っ盛りで、土曜日は住まい手宅にお邪魔しての打合せ。
昨日は、同じく伊丹市でこれからはじまる住宅計画の設計仮契約を結ばせてもいただいたり、その他諸々も重なってなにかと忙しい5月前半・・・そんなこんなで、ブログの更新もちょっと滞っておりました。

この忙しさはまだもうちょっと続きそう・・・というわけで、今日は軽めのネタでサラリと。

バイカウツギ 1

我が家ではいま庭先のバイカウツギが満開で、甘い匂いを漂わせてくれています。

バイカウツギ 2
2点ともGR DIGITAL

ウツギ=空木の謂れは茎が中空のため、と聞いていたのですが、別名「卯の花」というように旧暦4月「卯月」に咲く花から、という説もあることを最近知りました。
♪ 卯の花の 匂う垣根に ほととぎす 早も来鳴きて 忍音もらす 夏は来ぬ ♪
佐々木信綱作詞・小山作之助作曲「夏は来ぬ」より
まさに春の終わりと夏の訪れを告げる花ですね。  
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2008年04月01日

エーデルジャパン

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4月1日という事で、Yahoo!JAPANはインベーダー(ゲーム)に侵略されていたり、(私も家族も事務所でも車の運転はしないので直接の影響はこれといってありませんが)世間ではガソリン関連でテンヤワンヤに悲喜交々もあったりしたようですが、私のブログはこんな日も普段どおり(?)いたって普通に真面目に・・・(^^)

昨日の午後は3月4日の記事でチラッと触れていた<四世代の家>に採用するドイツ製断熱樹脂サッシの現品見学と納まりなど打ち合わせを兼ねて兵庫県三木市(旧吉川町)にあるエーデルジャパンの本社兼ショールームへ。
エーデルジャパンはドイツ製木材用塗料で有名な日本オスモの子会社で、オスモさんの本社も同じ場所にあります。

エーデル フェンスターで、左がその断熱樹脂サッシ<エーデル フェンスター>の断面モデル(へーべシーベ)。
さすがドイツ製!といった感じでその断面はまさに質実剛健・・・枠・障子框とも見込は70mm、業界の方ならその剛健さがよくわかると思います。
樹脂サッシは近年、日本の各サッシメーカーも力を入れている分野のようですが、それら日本製の枠部材と比べると、部材内の樹脂の厚みや見た目もはるかにゴツい!といった観で、頼りになるヤツという雰囲気がそこはかとなく漂ってくる断面モデルです。

ただ、それだけにこのサッシを自分の空間デザインの中で違和感なく置くのは(まだディテールの詰めはこれからとはいえ)至難の業かも、とは思っています。
そんなディテールを考えるにあたり、何ができて何ができないかを知るための打ち合わせ、が昨日だったのでした。

では、なぜに今回の計画でそんなチャレンジングなサッシを採用するに至ったのかと言えば、理由はいたって単純、住まい手がこの会社の方だから・・・(^^;
とはいえ、このような会社にお勤めの住まい手。サッシに限らず住宅の総合的な断熱性能やそこから生まれる熱環境について豊富な知識と拘りをお持ちで、私にとってとても刺激になるもの。
この機会を活かして、さらに私自身のスキルアップもできれば、とも思うやりがいのある住まいづくりでもあります。

エーデル ヴァレーマ左はサッシに加え、西日が射す大きな開口部や隣家からの目線が気になる部分に設ける予定の外付けブラインド<エーデル ヴァレーマ>。
室内に吊るすブラインドとは違い、断トツの日射遮蔽=遮熱性能を発揮するアイテムです。
日本製でも外付けブラインドシャッターなるアイテムはいくつかありますが、樹脂サッシと違い、こちらはそれら日本製と比べると逆にスレンダーというか、ディテールにも様々な工夫を施しやすいシンプルなシステム。
でもシンプルとはいえ、かなり強い風が吹いていたこの日でも妙な振動や変な音も発生せず、その頑丈さはやはりドイツ!という感でした。

ちなみに下ろした状態でも風速16m/sまでは大丈夫だそうですが、それ以上風が強くなる場合には上げて収納して下さい、というある意味わかりやすい使い方をうたうアイテム。
日本のメーカーのものが、おそらく元がシャッターや雨戸から派生してきているためなのでしょう、台風でも下ろした状態のまま耐えようとする考えなのに対して、ヴァレーマの方はあくまでも日射遮蔽のための「ブラインド」という考えなので、部材を薄く、また全体のデザインもシンプルなものにできたのでしょう・・・たぶん。
こちらもどう外観デザインの中に納めて行くのかは、これから。
自分が求める住まいづくりと一致しない課題は正直、苦痛でしかありませんが、このようなパッシブデザインとしても取り組み甲斐のある課題は逆に快感(M?)・・そんな楽しみももった<四世代の家>なのでした。(^^)  
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2008年03月17日

プラン確定

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天気予報によれば今日も花粉やら黄砂やらがたくさん飛散しているようですが、体の方はわりと快調・・・まだ鼻はちょっとぐずつついているもののこの様子だとやっぱり花粉症ではなく風邪だったよう。
前回の記事を読んだ花粉症の友人から花粉症倶楽部(?)へようこそ的な電話を貰ったりもしましたが、これでは入会は叶わず・・・いやー、実に残念。(^^)v

まっ、そんなこんなの今年の春ですが、話し変って昨日は<四世代の家>の打ち合わせ。
ご要望と予算の間でラリーが続いてきたプランニングでしたが、ここに至って落とし所にスカッと嵌る、の感で無事確定とあいなりました。(^^)v

コンセプト予算オーバーだった前回掲載の計画案を絞るにあたって取り組んだ方向性は大きく二つ。
住まい手に要望を見直してもらって延べ面積を10坪ほど削った点が一つ。
二つ目は構造グリッドを整理して北側の斜め壁以外は全て直交グリッドに変換するとともに、複雑な陸屋根からシンプルな片流れ屋根に変更する事で、工事に際して発生してくるであろう手間を抑えた点。

左:平面計画コンセプト図

これにより全体のボリュームに対するコンセプトは変わってしまいましたが、もともとそんな「建築」サイドに立ったコンセプトには拘らず、場(敷地条件や周辺環境)の持つ力を引き出す事に重点を置く設計をしている私ですから、その点から見れば初志貫徹。
住まい手にとっても私にとっても素晴らしい着地点になったと思っています。

スタディ模型
スタディ模型 屋根の上の出っ張りは天窓兼用のハッチ・・・そう、この家もまた屋根の上に出られる家です(^^)

内部空間の細かな部分の詰めについてはまだまだここからが本番ですが、これにより一先ず基本設計は終了。
これからはより詳細な図面を描きながらさらに打ち合わせを進めて行く実施設計へ・・・そんな<四世代の家>の今なのでした。  
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2008年03月04日

四世代の家

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昨日の記事でチラッと触れていた日曜日の打合せとはコレ↑。
そう、お祖母さん・お母さん・ご夫妻そしてお子さんと、4世代のご家族が暮らすための完全2世帯住宅(※1)のプロジェクト。計画地は伊丹の市街地の一画で、現在お祖母さんとお母さんが暮らす住宅の建替えです。

設計を進めるあたっての端緒や鍵となるコンセプトは計画ごとにまちまちで、敷地形状や眺望から導かれる形や言葉であったり、ご要望の中に出てくる趣味のための空間から派生してくるものであったり、また時には住まい手が何気なく口にされた言葉がキーワードになったりする事もありますが、今回は「4世代が暮らす」という家族構成それこそが「鍵」だと考え設計を進めているところです。

そんな中、世代を様々な時代を結んで流れる大河に例えてまずご提示したのがこの案。↓

コンセプト
上: 平面計画コンセプト図 下: ボリュームを確認するためのラフスタディ模型
スタディ模型市街地にしては広めながらもかなり歪な形をした敷地の中で、要望や接道条件によりほぼ場所が固定されてしまう車4台分の駐車場と南面の庭の間を縫って流れる「川」のようなプランを持つ家。
私的には美空ひばりの名曲「川の流れのように」をイメージしたのですが、プレゼンテーションでそれを語るのはスタッフに「いかがなものか」と進言されたので、その時は歌わず・・・まあ、でも、せっかくなので(?)いま記しておきます。(^^)

敷地以上に変形平面となったプランながら、ご要望のほぼ全てを満たす案でとても気に入っていただけたのですが、いかんせん延べ面積は70坪近くとなり、熱的境界面(※2)の性能にハイレベルなものを求めておられる事も相まって、どう捻り倒しても予算オーバー(^^;・・・それが2月10日の記事<氷の天幕>で触れていた話だったのでした。
そこで今度は(なかなか苦しい決断だとは思いますが)要望を絞ってもらって、予算を優先してコンパクトにした案で打ち合わせを行ったのが一昨日・・・結果、お祖母さんとお母さんの1階はほぼ決まりましたが、2階はまだまだ詰めが必要、とまあそんな現在までの経緯です。
ただ、経験値から言ってそれが詰まるのもそう遠い話ではないかな、とも。
こうやってブログに綴って行く事も公式に(?)ご快諾いただいたので、また追々とこのプロジェクトの魅力をご紹介して行きます・・・どうぞ、お楽しみに!

※1 完全2世帯住宅
2世帯住宅と一言でいっても玄関は共有であったり、浴室などの水周りまで共有する場合があったりと様々ですが、玄関まで別々にした集合住宅タイプを完全2世帯住宅と呼んでいます。
ただそうなると家族だけで暮らす住まいであっても建築基準法や消防法上、本当の集合住宅扱いとなり関連法規が厳しくなるので、どこかに1ヵ所相互に行き来できる扉を設け法規上は1軒の戸建て住宅として扱えるようにするのが普通・・・で、今回もそんな計画にしています。
※2 熱的境界面
屋根(または天井)・外壁・床、そして開口部など冷暖房を必要とする室内空間が外気と接する部位全体を指す建築用語。
そんな熱的境界面の中で今回は開口部が超目玉・・・ドイツ製断熱樹脂サッシ+外付け電動ブラインドの使用を計画しています。そのうち詳しく紹介しますので、こちらもお楽しみに!
  
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2008年02月10日

氷の天幕

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雪ウサギ
3点ともGR DIGITAL 適宜レタッチ・トリミング

雪ダルマ?うちの娘たちが作った雪ダルマ・・・のようなもの。(^^)
昨日はここ池田川西界隈もかなりの降りで「おぉ、雪やんか!」と普通に太平洋側の人間らしく喜んでいましたが、今朝は案の定、我が家周辺の道路はガキコーンと凍結・・・滑らないよう慎重に足を進めながら、打合せのために伊丹方面へと向かったのでした。

打合せは先日の記事<思案中>で書いた計画のプレゼンテーション。
思案の甲斐あってプラン自体はとても気に入っていただけましたが、問題はご予算。
期待していた(?)年末ジャンボ宝くじも外れたとの事で(^^;、なかなかに厳しい・・・まだまだ思案も続きそうです。

それはそれとて、その道すがらには(といっても我が家の近所ですが)こんな風景が・・・↓

氷の天幕
写真徒然関連写真(横位置): 天幕

イチジク畑の鳥除けネットに付いた雪が凍りつき、氷の天幕と化して、なにやら幻想的というか建築的というか、そんな面白い風景を見せてくれていました。
雪がそれなりに降る地方ならこんなネットを冬場まで放置していたりしないでしょうから、たぶん太平洋側ならではの滅多にお目にかかれない光景なんじゃないかな、と思ったりしながら撮ってました。
ちなみにイチジクは川西の名産品の一つ・・・なので年々宅地化が進む我が家周辺でも、まだまだ畑がそこここに残っています。  
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2008年02月03日

思案中

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今日は節分。
でも、そんなイベントは取りあえず脇に寄せといて、といった感じで、只今とある住宅計画のプランに没頭しあれやこれやと思案中・・・これがなかなかに手強い。(^^)
こんな時にはついついブログの投稿も滞りがち・・・という事で、今日は間つなぎ的香り高くの記事。(^^;

我が家のロウバイ
今が満開の我が家の蝋梅 GR DIGITALで撮影後ハイキーにレタッチ トリミング

世間では、またいろいろと食や環境の安全が脅かされる事件が起きていますが、わたくし的には、いま最も気になるニュースといえば<PENTAX K20D>と<SIGMA DP1>だったり・・・やはり写真(機)好き?(^^;
ちなみにK20Dは既に思案中の段階を超え、購入資金を確保(^^)v・・・ああ、昨年末にK10Dに手を付けなくてよかったぁ、の今。  
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2008年01月28日

間不容髪

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26日土曜日の午後は高槻市へ。
ブログでは住まい手のご希望により工事中の模様を公開していなかったものの19日の記事<1年点検>でチラッと触れていた<奥天神の家 II>の引渡し&取扱い説明・・・なにぶんリフォーム工事のため家財の倉庫代わりにしていた部屋のちょこっとした工事は残っていますが、取りあえずは一段落。

古民家の屋根
写真は本文とは関係なく元旦に撮った写真から 古くからの集落に残る古民家 川西市西多田にて

昨年末から<急傾斜地の家>・<高台の家>、そして今回と竣工が3件続き、怒涛の1ヶ月という感じでしたがこれでひとまず、ホッと一息。(^^)v
土曜日は久々に18時台に帰宅し、ビール(&発泡酒)をドドッと空けていい気分に浸ったのでありました・・・。

地蔵尊の屋根
屋根つながりで古民家脇にあった地蔵尊の石(RC造?)屋根 2点ともGR DIGITAL レタッチ・トリミング

明けて日曜日。
昨日の午後からは、これから本格的に設計をスタートさせる事となった二世帯住宅の設計契約・・・これぞまさに「間髪を容れず」の感。(^^)
今回の住まい手は4ヵ月前に<小曽根の家>にご案内した方・・・それ以来、他の設計事務所の見学会にも参加されたりして、誰に自分たちの住まいを託すのか、長きに渡りいろいろと検討されたようですが、その中からこの度晴れて私たちを選んでいただいたという事で、それもまたそれで嬉しいかぎり。
建設地は伊丹市(近い!)・・・また、追々とブログでもご紹介して行ければと思っています。  
Posted by masai at 11:53 PermalinkComments(0)TrackBack(0)
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