2007年09月25日

1年ぶりに

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小曽根の家 書斎コーナー昨日の午後はある住まい手候補の方と豊中市の<小曽根の家>へ・・・私にとっては<奥天神の家>の色決めの際に秘策(?)でお伺いしてから約1年ぶりの訪問となりました。
今回の住まい手候補の方はうちの事務所でよく使う土壁(ワラスサ入り土モルタル)の経年変化と木の家の感じを実際に見てみたいとの事で、「ではどの家が良いですか?」とお聞きしたところ、<小曽根の家>にリクエストいただいたというわけで、またも住まい手Nさんのご快諾をいただいてご訪問させていただいたのでした。

ところが昨日の北摂周辺は午後から土砂降り。
住まい手候補の方の車で<小曽根の家>に向かっていたのですが、そろそろ着こうかという辺りでその雨に遭遇。近くの駐車場に車を止めて歩く間にも脚はずぶ濡れ(^^;・・・にも係わらず温かく迎えていただいたNさんに感謝感激雨霰だったのでした。m(_ _)m
でも、おかげで土壁が濡れて色が変化する様子もご覧いただけて、これ幸い、だったか・・・いやほんと、重ね重ねありがとうございました!の<小曽根の家>訪問でした。

小曽根の家 階段室

前回の訪問時の写真は外観でしたので、今回は内観をチラッとご紹介。
1枚目は2階居間の書斎コーナー、2枚目は階段室をブナ単板仕上げの造り付け本棚越しに見下ろしたところ。
片付けるのに「前の日は戦争でした!」と仰るNさんですが、入居されてもうすぐ丸4年、にもかかわらず、ほんと綺麗に住まわれていると思います。
ちなみに書斎コーナーに置かれている額の中身は、私が描いたこの住まいの第2案プレゼンテーションスケッチ。そんな額の中に納められるのも気恥ずかしいスケッチですが、大切にしていただいているのを見るとやっぱり嬉しい・・・(^^;
私が死んだらもしかしてル・コルビュジェのドローイングのように価値が出てくるかも、ってそんな事はまず絶対にないでしょうけれど・・・(^^)  
Posted by masai at 18:17 PermalinkComments(4)TrackBack(0)
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2006年08月29日

色決め

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先日の日曜日は<奥天神の家>の色決め。
設計段階で決まっていなかった色や品番を住まい手と打合せしながら決めて行く作業です。
物体にしろ、空間にしろ、形あるもの(ガラスなど透明なものも含めて)は全て色を持っています。往々にして色(素材感も含めて)は空間やモノの存在を時に形以上に決定付ける要素ですから、色を決めるという作業は住まいづくりの上でもプランニングと並ぶ重要で侮れないものです。

<奥天神の家>はワラスサ入り土モルタルと名付けている左官仕上の母屋に杉板張り木材保護塗料塗の書斎が別棟で建つ、という構成の住まい。
母屋から見れば小さな書斎棟ですが、道路側に位置するため、その外壁の色を何色にするかによって住まい全体の印象が決定付けられる重要な要素となっています。
で、私としてはその杉板は「グレー系じゃん」と心の中では決めていたのですが、住まい手は木にグレーの色付けをしたイメージがどうも浮かんでこない様子。
で、打合せの前に実際に杉にグレー系木材保護塗料を塗った住宅を見せて好印象を持ってもらおうと計略を練り(^^)、<小曽根の家>に伺ってきました。

小曽根の家にてグレー系の木材保護塗料は今までにも、多くの住宅で用いていて、どの住宅を見せようかと思案したのですが、打合せを行う予定のうちの事務所から近い、内部仕上も参考になる素材が多い、そして、偶然、<小曽根の家>のご主人の以前勤務先が<奥天神の家>のすぐ近く、という事で今回は<小曽根の家>にお邪魔させていただく事にしました。
快諾いただいた<小曽根の家>のNさんにあらためて感謝感謝です。
ありがとうございましたm(_ _)m

写真はグレー色の杉格子壁の前で談笑する<小曽根の家>の住まい手Nさんと<奥天神の家>の住まい手Nさん・・・これも偶然Nさん同士。(^^)

で結果は・・・作戦通り、書斎の杉板張りはグレーに決まりました。(^^)v
ちなみに左官壁の方は写真のような黄土色ではなく、これも設計当初からイメージしていた生成色っぽい土の色で決定。
さて、どんなファサードが立ち上がるのか、これからのブログをお楽しみに!です。  
Posted by masai at 17:39 PermalinkComments(0)TrackBack(0)
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2006年07月26日

経年変化 2

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加西の家>の経年変化の記事に続いては、2003年11月に豊中市で竣工した<小曽根の家>のお話。
今月はじめ、住まい手から壁埋め込みエアコンのドレイン排水がどうも水漏れしているよう、との連絡を受け施工工務店にメンテナンスに行ってもらったのですが、その際、久かたぶりにスタッフ・井上もお邪魔しました。
私も伺いたかったのですが時間が合わず残念。
で、井上によれば、こちらの住まいも<加西の家>と同様、時を積み重ね落着いた風合いになってきている、との事でしたが、住まい手から頂いたメンテ依頼の際のメールにも下記のような文面が。
私たちの家は、木の色も味わいのある大変いい色になってきました。
家にいる時は、裸足でいるとサラットしてとっても気持ちがいいです。日々、この家に癒されているようです。


小曽根の家 200311こちらは竣工当時の写真。
朝日の中の写真でプリントからのスキャンなので、ちょっとぎらついた感じになってますが・・・。

小曽根の家 20060703こちらは先日井上が撮ってきた外観。
杉のルーバー壁は工務店が木材保護塗料をコテコテに塗りすぎたため、竣工当時はまるでペンキ塗立て!のような感じでしたが、その分、経年変化も少なくほとんど竣工当時のままといってもいいくらい・・・昨日の記事と話が矛盾してますが。(^^;
まあ、人それぞれ、家それぞれ、という事で。(^^)

そんな事より(と話を流す)、この住まいの経年変化で驚かされたのは、この住まい本体ではなくお隣。
2枚の写真を見比べると左隣の家の外壁が、こちらと同じ色に・・・(^^)
この左隣の方、工事中からこちらの左官壁の色をしきりに「いい色ですね」と言っておられたのですが、最近リフォームされた際、とうとう同じ色にしてしまったよう・・・残念ながらうちに設計の依頼は来ませんでしたが。(^^;
もちろんお隣は吹付け塗装で同じ色でも質感はぜんぜん違いますが、でも設計者側としてはなんとなく嬉しい街並みの経年変化でした。

□ 工事中の記録などこれ以前の記事についてはウェブサイト「仕事の記憶」をご覧下さい↓
仕事の記憶<小曽根の家> http://www.kenchikusha.com/history/ozone.html  
Posted by masai at 10:41 PermalinkComments(2)TrackBack(0)
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