2009年最後を飾る投稿は、<富田の家 II>の住まい手Kさんご夫妻からいただいた「住まい手からのメッセージ」。
実は10月25日にご訪問した際にいただいていた原稿なのですが、ブログの更新もままならない忙しさの中、タイミングを見計らっていたりしたら掲載がこんなに遅くなってしまいました (^^;・・・Kさんご夫妻、すみません。
ま、ともかくも、これから住まいづくりをはじめようという方にはとても役に立つお話だと思います。
長文ですが、ぜひ、ご一読下さい。では、はじまり、はじまり・・・。
実は10月25日にご訪問した際にいただいていた原稿なのですが、ブログの更新もままならない忙しさの中、タイミングを見計らっていたりしたら掲載がこんなに遅くなってしまいました (^^;・・・Kさんご夫妻、すみません。
ま、ともかくも、これから住まいづくりをはじめようという方にはとても役に立つお話だと思います。
長文ですが、ぜひ、ご一読下さい。では、はじまり、はじまり・・・。
富田の家 II に5年ほど住んで
早くコメントを作らねばと思いながら、日常雑事ゆえ後回しにし、住まいだしてから2年のころにようやく書き始めましたが、そこでまた中断。5年を超え、見学に来ていただける方があるのを期にまた書きました。
時の経過もそこにふくまれて、結果的には面白かったかもしれません(と、むりやり正当化・・・(笑))。という経緯のため、2年目と5年目の2部構成です。

■ 2年過ぎた頃
ブログの更新がメインになる前の正井建築舎のホームページで、作られていく家のニュースを見るのと、住まい手の方のコメントを読むのが楽しみでした(岬町の家の方も同じようなコメントをされていましたね)。にもかかわらず雑事にかまけているうちに早2年近い月日が過ぎておりますが、あらためて我が家を振り返り、これから家を建てる方へのメッセージにしたいと思います。
私たちは共働き夫婦で、引越し時2歳前の1児がいます。(現在は6歳と0歳の男の子がいます)。夫婦の職場が離れていることから、中間点の高槻を選びました。それでも二人とも1時間余りの通勤となるため踏み切るには少し勇気が必要でした。例えば家事・育児をどちらかがメインで受け持つならばそちらの職場の近くに住むという方法は大いにありうると思います。うちは、負担が均等になるよう、調整しながら日々をこなしていますが、週末には3人とも朝寝です(正確には、息子は遊びに出たいのだけど両親とも寝ているのでしょうがなく川の字でしょうが・・・)。
住まい探しを始めた当初、特に私は自分が新築一戸建てを立てるとは思っておらず、妻が建築設計事務所に行くのも、正直に言えば、余り乗り気ではありませんでした。それというのも、自分の生涯賃金の大半を注ぐのは面白くないと考えていたためです。しかし、不動産屋さんの紹介する建売住宅をいくつか見学しては失望し、正井さんの設計された家を見学したり、お話をするうちに、どうせお金をかけるならば、しっかり思い通りに建てたほうがよいなと思うようになりました。そのころの正井さんの第一印象は「マニアックそうだなー、きっとこりしょうな人なんだろうなぁ」、というところでした。
人の要望は十人十色なはずで、それを伝えるためになるべく具体的に自分たちの要望を伝えようと考えました。妻は自分なりのイメージをすでに持っていたようで、例えば「階段は明るく、広く」とか要望していました。私はこれまでに自分が住んだことのある家(学生時代の下宿も含めて)の好きなところと、嫌いなところを列挙することにしました。箇条書きにしてA4で3枚くらい作ったのですが、これは自分たちのビジョンをまとめるという意味でも役に立ったと思います。
一度目のラフスケッチを見たときには、「要望はいろいろと押さえてあるのだけど、何か違う」と思うところが何点かありました(予算面の問題もありました)。そうした点について正井さんと議論をすることを通じて自分他たちの要望の優先順位もつけられたのでしょう。2度目の案を見たときに感動しました。要望をただ形にしたということではなく、そこに正井さんの味付けでの提案を見たように感じられ、その思いがけない(失礼!)ほどのおいしさに、設計してもらうということの喜びを感じました。
■ 5年過ぎた頃 by Shinichiro :旦那さん
家は人が育つところだと感じています。育つのは子供だけでなく、大人も。ここに住み始めて5年で、家に関して「苦労」したことは「蚊が多い」ということくらいで、これは家中に虫取網を置くなどしています(念のため、これは家に隙間が多いとかではなく、すぐ脇の用水路や近所の庭木など住環境の影響です)。小学一年生になった長男は運動が得意です。これは、広くとったリビングで三輪車で走り回り、壁にボールを投げ、ついには柱を登るまでに、体をつかって動き回り、こけても心配の無い杉板の床だったことにも大きく支えられています。私にしても下手な喫茶店や居酒屋に行くぐらいならば、家にいるほうが心地よいですし、子供が眠ったところで夫婦酒といったことも増えたように思います。
また、分担している家事をしていて思うのは、家事動線がしっかり考えられているので、例えば出勤前の時間に風呂の残り水で洗濯しながら、食器洗い機を廻しつつ、子供に朝食を準備するということが(書いてみると忙しそうですが、)、無理なくできることです。キッチンは二人同時に使うにはやや狭いですが、設計段階からリビングを広く取るためにそうなることを聞いていました。寸法の数値を生活感覚で説明していただいていたのでこれにも満足しています。
うちに来るお客さんからは、外観がおしゃれだとか、木のにおいがいいですね、といったコメントをもらいます。そして子供たちはロフトに上ったり降りたり、あるいは走り回っています。
正井さんのホームページの言葉にありますように、着慣れた綿シャツのような心地よさ。5年住んで何の不満もなく、家つくりを検討中の人にどうぞ来てくださいといえること自体、かなり幸せなことだと感じています。できることなら、またあのワクワクをあのメンバーでやりたいなと思っているくらいです。お金と時間がたっぷりあればの話ですが。(笑)
■ 5年が過ぎて by Chikako :奥さん
この家で、食事し、寝起きし、家事をし、子育てをし、だんらんし、旅行からタダイマと言って帰ってくるようになって、はや5年。馴染んだと同時に、いまだに新鮮な魅力を感じる家であります。新しい家具を導入したり、少し気合を入れて掃除や模様替えをしたりするたびに家の中が心地よくなり、私の気分もup。あまりマメではない私ですが、かわいがれば、お返しをしてくれる家なのです。
私自身、生活スタイルがころころと変わった5年間でして、フルタイムで働くときは夜7時に帰り朝7時に出かける、交通事故にあった後の自宅療養期間や、第二子出産後の産褥期は一階寝室で一日中過ごし、育児休業中の現在は二階で大半を過ごしています。→長く過ごしても苦痛がない。出かけなくても平気。以前は夜がいいと思っていましたが、午前8時から午後3時ごろが、なお良いことを最近感じています。
気に入っている部屋 Best3
1 家は学校
広いリビング2階、子どもの活動の場です(いささか体育と図工の学習に偏っている気もする我が家ですが)。
2歳時の三輪車乗り回しに始まり、保育園のリレーの練習、投球練習、柱のぼり。最近ではマイケルダンス、ラジオ体操、お絵かき・工作、ソファでの読書。
天井が高いからと、友人からはヘリコプターのラジコンを贈られる始末。
学校の宿題も食卓でします。一緒の空間に居て互いの気配を感じながら、別々のこともできる。子どもにとっても適度の距離。
共有スペースなので自分の物をできるだけ片付けるというルールを掲げられる。子ども部屋は今のところやはり不要だったと。
また、0歳児にとっては2階で過ごすとけっこうな運動量になります。
よそのお宅に伺うたび、何も遮断物のない空間の大きさに改めてありがたみを感じます。
ロフト: 友だちが来たら子どもだけで過ごす楽しさも。息子の学友は必ずみんなハシゴをのぼって行き、上からちといたずらし、やがて嬉しそうに降りてきます。
家事動線: 特に洗濯物の処理のし易さが最高。干すこととしまうこと。広すぎないキッチンも却って便利かな。あり過ぎない収納も却って便利だな。物の取捨選択、在庫の管理が迫られる。
2 1階の使い勝手
換気の良さ。
ふとんの上げ下ろしをしても南北全開なら空気清浄機のほこりセンサーがすぐにクリアに戻ります。ふとんの手入れもしやすい。
晴れた日はガレージ前に、曇りの日は敷布団を広げておき、掃除機をかけるとOK。
また、1階は、療養に最高です。天井が低いのでエアコンやデロンギヒーターがききやすい。夏は午後から日が当たらないため比較的涼しく、冬は陽だまりができます。冬は庭が見えるので(今は少々荒れ放題ですが)出かけられないストレスも和らぎます。
3 アトリエ
自宅療養中、リハビリを兼ねて数時間ソーイングをしていました。デッサンをしたり。けっこうはかどります!
今はわが子の泣き声アラームがなるまでの細切れ時間を過ごすのみ。子どもが泣かなくなる数年後が楽しみです。蚊への対策が課題。
家の質感、ディテールに関しては、旅行で家から離れてから帰ってみると、良さを痛感します。
最近読んだ井形慶子氏のエッセイ中の「どんなときでも気に入った部屋に住むべき」とのくだりに、深く共感を覚えました。この5年、家は私の気持ちを和ませてくれました。
設計費を払ってまで高い買い物?・・・私個人としては、かわいがれる家が欲しかったのです。古くなるにつれ難が増す家はつらい、要らない。
結局「賞味期限後」にはだれにも住んでもらえない大型産業廃棄物になるわけで、地球にもキビシイだろうし。
この家は贅を尽くしたわけではないのでアンティークにはなり得ないけれど、私たちなりの「年を経ても味わいがある家」という当初のもくろみは、そう外れてはいないかなと思っています。正井さんはまさにそういう発想を大事に仕事されています。
また、子どもの人生の始まる場所としての住まいだということを念頭に、「子育てを楽しむ黄金期」として30代での住居づくりを決心しました。
負担は軽くはありませんが、満足のいく買い物だったと今思えていること。正井さんとの出会いにホント感謝です。
おこがましいですが、この家がいつか私たち以外の方にも「住んでもいいな」と思ってもらえる家になれば、もっと素晴らしいです。
今後は・・・・・
収納には限界があるので、物を選択してすっきりと暮らしたい。楽しい生活に必要な物って以外に少ない、この数年、夏キャンプ生活をするようになって、感じることです。
それに、この家はモノが少ない方が美しい。自分なりに家での生活に不可欠な物を見出す作業を(復職までに)。
あと、蚊やクモとの共存!!
早くコメントを作らねばと思いながら、日常雑事ゆえ後回しにし、住まいだしてから2年のころにようやく書き始めましたが、そこでまた中断。5年を超え、見学に来ていただける方があるのを期にまた書きました。時の経過もそこにふくまれて、結果的には面白かったかもしれません(と、むりやり正当化・・・(笑))。という経緯のため、2年目と5年目の2部構成です。
■ 2年過ぎた頃
ブログの更新がメインになる前の正井建築舎のホームページで、作られていく家のニュースを見るのと、住まい手の方のコメントを読むのが楽しみでした(岬町の家の方も同じようなコメントをされていましたね)。にもかかわらず雑事にかまけているうちに早2年近い月日が過ぎておりますが、あらためて我が家を振り返り、これから家を建てる方へのメッセージにしたいと思います。
私たちは共働き夫婦で、引越し時2歳前の1児がいます。(現在は6歳と0歳の男の子がいます)。夫婦の職場が離れていることから、中間点の高槻を選びました。それでも二人とも1時間余りの通勤となるため踏み切るには少し勇気が必要でした。例えば家事・育児をどちらかがメインで受け持つならばそちらの職場の近くに住むという方法は大いにありうると思います。うちは、負担が均等になるよう、調整しながら日々をこなしていますが、週末には3人とも朝寝です(正確には、息子は遊びに出たいのだけど両親とも寝ているのでしょうがなく川の字でしょうが・・・)。
住まい探しを始めた当初、特に私は自分が新築一戸建てを立てるとは思っておらず、妻が建築設計事務所に行くのも、正直に言えば、余り乗り気ではありませんでした。それというのも、自分の生涯賃金の大半を注ぐのは面白くないと考えていたためです。しかし、不動産屋さんの紹介する建売住宅をいくつか見学しては失望し、正井さんの設計された家を見学したり、お話をするうちに、どうせお金をかけるならば、しっかり思い通りに建てたほうがよいなと思うようになりました。そのころの正井さんの第一印象は「マニアックそうだなー、きっとこりしょうな人なんだろうなぁ」、というところでした。
人の要望は十人十色なはずで、それを伝えるためになるべく具体的に自分たちの要望を伝えようと考えました。妻は自分なりのイメージをすでに持っていたようで、例えば「階段は明るく、広く」とか要望していました。私はこれまでに自分が住んだことのある家(学生時代の下宿も含めて)の好きなところと、嫌いなところを列挙することにしました。箇条書きにしてA4で3枚くらい作ったのですが、これは自分たちのビジョンをまとめるという意味でも役に立ったと思います。
一度目のラフスケッチを見たときには、「要望はいろいろと押さえてあるのだけど、何か違う」と思うところが何点かありました(予算面の問題もありました)。そうした点について正井さんと議論をすることを通じて自分他たちの要望の優先順位もつけられたのでしょう。2度目の案を見たときに感動しました。要望をただ形にしたということではなく、そこに正井さんの味付けでの提案を見たように感じられ、その思いがけない(失礼!)ほどのおいしさに、設計してもらうということの喜びを感じました。
■ 5年過ぎた頃 by Shinichiro :旦那さん
家は人が育つところだと感じています。育つのは子供だけでなく、大人も。ここに住み始めて5年で、家に関して「苦労」したことは「蚊が多い」ということくらいで、これは家中に虫取網を置くなどしています(念のため、これは家に隙間が多いとかではなく、すぐ脇の用水路や近所の庭木など住環境の影響です)。小学一年生になった長男は運動が得意です。これは、広くとったリビングで三輪車で走り回り、壁にボールを投げ、ついには柱を登るまでに、体をつかって動き回り、こけても心配の無い杉板の床だったことにも大きく支えられています。私にしても下手な喫茶店や居酒屋に行くぐらいならば、家にいるほうが心地よいですし、子供が眠ったところで夫婦酒といったことも増えたように思います。また、分担している家事をしていて思うのは、家事動線がしっかり考えられているので、例えば出勤前の時間に風呂の残り水で洗濯しながら、食器洗い機を廻しつつ、子供に朝食を準備するということが(書いてみると忙しそうですが、)、無理なくできることです。キッチンは二人同時に使うにはやや狭いですが、設計段階からリビングを広く取るためにそうなることを聞いていました。寸法の数値を生活感覚で説明していただいていたのでこれにも満足しています。
うちに来るお客さんからは、外観がおしゃれだとか、木のにおいがいいですね、といったコメントをもらいます。そして子供たちはロフトに上ったり降りたり、あるいは走り回っています。
正井さんのホームページの言葉にありますように、着慣れた綿シャツのような心地よさ。5年住んで何の不満もなく、家つくりを検討中の人にどうぞ来てくださいといえること自体、かなり幸せなことだと感じています。できることなら、またあのワクワクをあのメンバーでやりたいなと思っているくらいです。お金と時間がたっぷりあればの話ですが。(笑)
■ 5年が過ぎて by Chikako :奥さん
この家で、食事し、寝起きし、家事をし、子育てをし、だんらんし、旅行からタダイマと言って帰ってくるようになって、はや5年。馴染んだと同時に、いまだに新鮮な魅力を感じる家であります。新しい家具を導入したり、少し気合を入れて掃除や模様替えをしたりするたびに家の中が心地よくなり、私の気分もup。あまりマメではない私ですが、かわいがれば、お返しをしてくれる家なのです。
私自身、生活スタイルがころころと変わった5年間でして、フルタイムで働くときは夜7時に帰り朝7時に出かける、交通事故にあった後の自宅療養期間や、第二子出産後の産褥期は一階寝室で一日中過ごし、育児休業中の現在は二階で大半を過ごしています。→長く過ごしても苦痛がない。出かけなくても平気。以前は夜がいいと思っていましたが、午前8時から午後3時ごろが、なお良いことを最近感じています。
気に入っている部屋 Best3
1 家は学校
広いリビング2階、子どもの活動の場です(いささか体育と図工の学習に偏っている気もする我が家ですが)。2歳時の三輪車乗り回しに始まり、保育園のリレーの練習、投球練習、柱のぼり。最近ではマイケルダンス、ラジオ体操、お絵かき・工作、ソファでの読書。
天井が高いからと、友人からはヘリコプターのラジコンを贈られる始末。
学校の宿題も食卓でします。一緒の空間に居て互いの気配を感じながら、別々のこともできる。子どもにとっても適度の距離。
共有スペースなので自分の物をできるだけ片付けるというルールを掲げられる。子ども部屋は今のところやはり不要だったと。
また、0歳児にとっては2階で過ごすとけっこうな運動量になります。
よそのお宅に伺うたび、何も遮断物のない空間の大きさに改めてありがたみを感じます。
ロフト: 友だちが来たら子どもだけで過ごす楽しさも。息子の学友は必ずみんなハシゴをのぼって行き、上からちといたずらし、やがて嬉しそうに降りてきます。
家事動線: 特に洗濯物の処理のし易さが最高。干すこととしまうこと。広すぎないキッチンも却って便利かな。あり過ぎない収納も却って便利だな。物の取捨選択、在庫の管理が迫られる。
2 1階の使い勝手
換気の良さ。
ふとんの上げ下ろしをしても南北全開なら空気清浄機のほこりセンサーがすぐにクリアに戻ります。ふとんの手入れもしやすい。
晴れた日はガレージ前に、曇りの日は敷布団を広げておき、掃除機をかけるとOK。
また、1階は、療養に最高です。天井が低いのでエアコンやデロンギヒーターがききやすい。夏は午後から日が当たらないため比較的涼しく、冬は陽だまりができます。冬は庭が見えるので(今は少々荒れ放題ですが)出かけられないストレスも和らぎます。
3 アトリエ
自宅療養中、リハビリを兼ねて数時間ソーイングをしていました。デッサンをしたり。けっこうはかどります!
今はわが子の泣き声アラームがなるまでの細切れ時間を過ごすのみ。子どもが泣かなくなる数年後が楽しみです。蚊への対策が課題。
家の質感、ディテールに関しては、旅行で家から離れてから帰ってみると、良さを痛感します。
最近読んだ井形慶子氏のエッセイ中の「どんなときでも気に入った部屋に住むべき」とのくだりに、深く共感を覚えました。この5年、家は私の気持ちを和ませてくれました。設計費を払ってまで高い買い物?・・・私個人としては、かわいがれる家が欲しかったのです。古くなるにつれ難が増す家はつらい、要らない。
結局「賞味期限後」にはだれにも住んでもらえない大型産業廃棄物になるわけで、地球にもキビシイだろうし。
この家は贅を尽くしたわけではないのでアンティークにはなり得ないけれど、私たちなりの「年を経ても味わいがある家」という当初のもくろみは、そう外れてはいないかなと思っています。正井さんはまさにそういう発想を大事に仕事されています。
また、子どもの人生の始まる場所としての住まいだということを念頭に、「子育てを楽しむ黄金期」として30代での住居づくりを決心しました。
負担は軽くはありませんが、満足のいく買い物だったと今思えていること。正井さんとの出会いにホント感謝です。
おこがましいですが、この家がいつか私たち以外の方にも「住んでもいいな」と思ってもらえる家になれば、もっと素晴らしいです。
今後は・・・・・
収納には限界があるので、物を選択してすっきりと暮らしたい。楽しい生活に必要な物って以外に少ない、この数年、夏キャンプ生活をするようになって、感じることです。
それに、この家はモノが少ない方が美しい。自分なりに家での生活に不可欠な物を見出す作業を(復職までに)。
あと、蚊やクモとの共存!!

で、ふと、見下ろすと息子さんと近所の子供の遊ぶ姿が・・・。
一方、娘さん二人は、家を造った人が来るというので、おおはしゃぎ。

下の記事で紹介した<


うちの事務所としては初めての試みだった塀代わりの芝の立方体植え込みもいたって元気。
記事<
今日は雑誌<新しい住まいの設計>に掲載されることになった<