お盆前の記事で<未完成見学会>の模様をお伝えしていた<芦屋の小さな家>。
見学会の翌日、9日には確認申請の完了検査も受けて、完了検査済書も(多少ゴリ押し気味だったものの)なんとか発行してもらい、あとは翌日のご引越し(残工事については引越し後に住まいしながら完成する段取り)を待つばかりだったその日の夕、ガス温水床暖房の試運転を行ったところ大事件発生!
どうもフローリング張の際の釘打ちで床暖房パネルの配管を打ち抜いてしまったようで、循環液の液漏れが発覚・・・しかも1ヵ所どころの話ではなく何ヵ所も。
これでは引越しなんてとても無理。床を総めくりしてパネル交換しなければ・・・で、その日の夜中、既に引越しの準備も終わった住まい手宅に工務店の社長が走り、ご引越しの延期と工期の延長をお願いする事に。
住まい手Sさんの立場に立てば、そう申し出られた以上、引越しを強行するわけにも行かずで、話は飲まざるを得ず・・・誠に甚大なご迷惑を掛けた正井建築舎史上未曾有の大事件でした。
という事を、私が聞いたのは前述の<未完成見学会>の記事をアップした直後。
「大和建設の信用もがた落ちですわ」と社長の福永は嘆いていましたが、3社見積による工務店決定の際、推薦した私の信用もがた落ちですわ、ほんまに。
「こんな家いらんわ、造り直してくれ」と言われてもある意味仕方なしの中、それでも工期延長を飲んでいただいたSさんには、ほんとうに心より感謝です。m(_ _)m
という事で、ご延期いただいた引越日は今週末の28日。
今日も手直し箇所のチェックと、うちの事務所の設計製作による家具の最終仕舞を兼ねて、現場行ってきました。
そんなこんなで扉の最終調整を行う家具職人の矢野川さん。矢野川ご夫妻(余談: 奥さんの趣味は風景写真でその腕はプロ並み)にとっても、久々にやりがいのあった家具仕事だったようで、このあと自らの「作品」の写真を撮られていました。

住まい手支給機器の取付けと最終美装を残すのみとなった家族の間 この手前の床が総めくりだったのでした (^^;
<未完成見学会>の記事では掲載していなかった家具向かいの壁面造作も完成・・・なにせ、見学会の際は下写真のような状態だったもんですから。(^^;

ちなみに右端は大和建設・名物職人七人衆が一人、塗装工の黒木さん・・・「ここも塗って欲しい」などと指示すると、必ず「なんてー!」と甲高い声を上げて厭な顔しますが、ちゃんと塗ってくれる職人さん AEP塗の腕はもちろんピカ一
以上3点ともGR DIGITAL III
・・・という事で、やっとこさ形になった<芦屋の小さな家>。ご引越しまで、これが正真正銘、最後のラストスパートです。

