本題に入る前に、昨日の記事でも触れましたが、新型インフルエンザ、ちょっと猛威ですね。
うちの娘たちが通う中学校も(というか兵庫県下全校ですが)いきなり1週間の休校となってしまいました・・・子供たちは昨夜届いた休校の知らせに喜んでいましたが(勉強せい!)、基本的に外出できないんですから、そのうち学校が恋しくなってくる事でしょう。
今回の対策によって終息に向かってくれれば良いですが、はたしてどうなんでしょうね。長引けば子供たちの勉強にも大きな影響が出るので、ちょっと心配。
いきなり全校休校としなくても良いのではと思うものの、もし感染したら本人だけでなく家族にとっても大変な事ですし、うーむ、難しいところですね・・・。

そんな事には関係なく、この季節、枝一杯に小さな花を付けるエゴノキ 写真徒然関連写真: エゴノキ
さてさて、町角でこんなエゴの花を目にする事が多くなった先週金曜日は、記事<郷里にて>でチラッとご紹介していた新しい住宅計画のための地盤調査を行いました。
あいにく私自身は立会えませんでしたが、スタッフ・井上が立会い、そんな様子を写真に収めてきました。
住まい手からブログ掲載のご了解もいただけましたので、ご紹介して行きます。
プロジェクトのタイトルは<淡路の家>・・・<大阪湾を臨む家>なんて候補もありますが、ちょっと長ったらしいですし、今回のプロジェクトはちょっと特殊な設計体制(また追々ブログで綴って行こうと思ってますが)となる事もあって、思いっきり直球勝負なタイトルですが(^^)、この方がしっくりくるような気がしていますので、取りあえずは<淡路の家>として、はじまり、はじまり、です。

左: 敷地へと向かう小道 右: 大阪湾を望む敷地・・・この日も午前中はこんな曇空だったようでちょっと眺めが(^^;
計画地は平成の大合併で淡路市となる以前には東浦町と呼ばれていた地に位置し、写真のように段々畑の間を縫う急坂を上ると、大阪湾がドワーッと眼前に広がるという絶好のロケーションを持った高台の敷地です。
ただ、<岬町の家>や<高台の家>でもそうでしたが、遮るものがないだけに強風に対する対策が重要なポイント・・・実際、この辺りの入母屋造りの民家の軒の出は、一般的なものと比べて短めになっています。
また、3mほど下がる南東側の境界には擁壁もなく、下半分は野石積み(草に覆われていて写真ではよくわかりませんが)、上半分が法面といった形状で、強度はまったく期待できませんから、計画に当たっては造成して擁壁を築くのか、あるいは建物側で対策を行い現状のまま残すのかが、予算面も含めて大きな課題となります。その選択には支持地盤がどの程度の深さに存在するのか、といった点も絡んでくるので、今回の地盤調査はいつも以上に重要でした。
ちなみにまったくの余談ですが、遠方に見える山の手前の丘陵(この写真には写っていません)には、室町時代、正井城と呼ばれた山城が・・・そう、この辺りは正井一族の発祥の地(?)だったのでした。まあ、その辺りのお話はまた追々(^^)
この日、地盤調査に入るという事で、住まい手 I さんは敷地の草を刈っていて下さり、大いに助かった様子・・・結構な広さで大変だったと思うのですが、誠にありがとうございました。
そして I さんご一家も見守る中、地盤調査がはじまりました。
調査方法はもうお馴染みとなったスウェーデン式サウンディング試験です。

トンビ舞う中、のどかに(?)地盤調査 調査員のお兄さんも機械も上のテキストリンク先と同じ、いつもの、です(^^)
・・・で、結果は(半ば予想通り)野石積み側の方でかなり悪い。
それを逆手にとって、鋼管杭などで基礎底を斜面下端より深く下げ、斜面に建築物の荷重がかからないようにする事で擁壁築造を回避し、斜面は現状のままとする策を取れば、擁壁を築くより工事費の総額は安くなりそうですが、どうも斜面近くには地中障害物(岩石?)もありそう=はたして杭が打てるのか。
その辺りは調査会社にも相談しながら、今後、基本設計を進める中で要検討となった今回の調査結果でした。
その後、スタッフは近くの I さん宅でお茶をご馳走になり、加えて、行政機関での敷地関連の下調べのため15kmほど離れた淡路市役所へ、予定ではバスで向かうはずを、車で送ってまでいただいたそうで、恐縮ものですが、誠にありがとうございました、です。m(_ _)m
で、最後は、そんな道すがらにスタッフが見て感じた淡路島の風景から・・・(^^)

左上: 敷地近くにあったパーマヒロコ・・・単に自分の名前と一緒だったから撮ったとか
右上: 津名港・・・わーい海だぁ、という事で撮ったとか
左下: 帰りのバスの車内から・・・わーいテトラポッドだぁ、という事で撮ったとか
そして最後は、淡路島名物「ちくわ」の自動販売機 って、私、この写真で初めてその存在を知ったのですが・・・(^^;
