
南側外観 コブシも新緑 写真は全てGR DIGITALにて撮影
今朝は住まい手からリクエストいただいていた竣工写真のプリントをお届けに、記事<種まき>の日以来4ヶ月ぶりに<急傾斜地の家>へ。
その種まきしたクローバーがさてさてどんな状態になっているのかな?というのも見たくてお伺いしたわけですが、ご覧通り斜面はだんだんと緑に。まだまだ水がよく流れる場所を基点にコロニー状に勢力範囲を広げている最中といった観ですが、それでも竣工時の一面土色とは違い、外壁の赤と白がよく映える斜面になってきてくれていました。
これで雨による表土の流出もかなり抑えられますし、マメ科の草の根が持つ根粒菌で土も肥えるで、一石二鳥の簡単緑化&斜面地保護です。
ちなみにお子さんたちは近所の友達らと共にこの斜面を滑り台にして遊んでいるそうで、その部分だけは種が流れたか土のまんま・・・なんらかの対策が必要かもしれません。(^^;

厨房のカウンター越しに家族の間を見る
そして室内の今はこんなご様子。
竣工時の姿が全てで後は「我、感知せず」という建築家もいますが、私の場合、設計した家に「生活」が入ってはじめて住宅は形になると考えていますし、それを意図してデザインもしているので、こうやって引越しされて新しい住まいにも慣れ、少し落ち着かれてから拝見できる機会があると、改めて「ああ、できたんだなぁ」と思え、それがまた嬉しくも感じます。

そんな話とは少しずれるかもしれませんが、住まい手によって生み出される空間の例として典型かな、とも言える空間がこの<急傾斜地の家>にはあります。
それは地階に設けたというか地階のほぼ全てを占領する子供の間兼ご主人の書斎スペース・・・上は竣工時のものですが、コストダウンもあってこのように間仕切も何も設けない約17畳のがらんどうに仕立てた空間でした。
そしてその今が下の写真。
市販の本棚やベットで3人のお子さんと書斎分のスペースが間仕切られ、良い意味で「生活」が溢れたとても楽しそうな空間が生まれていて、「住まう」の原点を見るようでもあり、「ああ、ええなぁ」と感じさせてもらったのでした。

で、中央に吊られたカレンダーを見ながら、奥さんとしばしタイガース談義。
「今年のタイガースはスゴイ! 最高! エエやん」という思いを共有しながらおいとました、そんなお住まい訪問だったのでした。(^^)

