
庭先で咲きはじめたサザンカ GR DIGITAL(以下全て)
昨日は「木の道」主催による<森林ツアー2007「南但馬」>の日でしたが、ツアー事務局を担当しているにもかかわらず、私自身はあいにく所用で参加できず。
同行したスタッフの話によれば好天にも恵まれた楽しいツアーだったようで、そんな話を聞くと余計に残念な気がしますが、まあ、致し方なし。
でも、時間のあった昨日の午前中は、娘たちとツアーにも負けず劣らず(?)のイベントに参加して、とても楽しい時間を過ごしていました。
それは川西市主催の「お父さんと一緒に科学実験講座 -虫眼鏡を使って、光の秘密を探ろう!-」。
凸レンズによる結像の秘密を探りながら、(後でその名前を知りましたが)牛乳パックカメラと呼ばれているカメラを子供たちと作り実験しよう、というイベントです。
いままで川西市の広報で、このような子供たちと参加できる講座やフィールドワークの類を見つけるたびに参加申込みをしていたのですが、いずれも競争倍率が高く落選してばかりいたものが、今回は珍しく当選。そんな事もあって、なおのこと楽しみにしての受講でした。
虫眼鏡で紙の上に太陽の光を集めると燃え出しますが、では同じように紙の上に月の光や蛍光灯の光を集めるとどうなるでしょうか?(答えは・・・考えてみて下さい)からはじまって、結像の話へ。
講師の方によれば、ちゃんとした手順で実験なども交えながら講座をやると12時間は掛かってしまうそうですが、今回の枠は2時間だけ・・・なので適当に間を端折りながら(^^)、いよいよ牛乳パックカメラ作りへ。
で、30分も掛からず完成・・・↓

カメラとはいっても、用意する材料は牛乳パック1個と虫眼鏡(百キンで売っていつような安価なもの)、黒画用紙と半透明のポリ袋(スーパーで冷凍食品を包むような半透明の袋)、それと工作用にハサミとテープを用意すればOKという簡単なもの。
牛乳パックの口側を写真のようにちょっと切って折込み、そこにピントグラス代わりのポリ袋を張って、底面に覗き窓となる穴を開けたものが本体(右)。牛乳パックを型にして黒画用紙を四角く折り、先端に虫眼鏡をテープで貼り付けたものが鏡胴(左)で、それに本体を嵌め込んで鏡胴を前後にスライドさせる事によりピント調整をする・・・そんな超簡単な構造。
工作自体もとても簡単で(最初に考えた人はエライ!)、熱血科学少年+カメラ好きにとってもまさに目からウロコ的なものでしたが、肝心のその見えは・・・↓

覗き窓にGR DIGITALを当てて撮った教室の窓越しの風景
えらくピントグラス(ポリ袋)面が遠く見えますが、これはGR君の広角レンズのせい。実像はもっと見やすいです。
また、実際に覗いた時の見えは上下左右が反転した点対称になっていますが、普通のカメラが内部でそうしているのと同じように、ここでは180度回転させて掲載しています。
おおっ、ちゃんと風景が写っている・・・(^^)v
しかもなんともこのボニャボニャ感やとてつもない周辺光量落ちがまたいいじゃないですか・・・特に最近、デジカメのパリッとした画像ばかり目にしてきた私にはなんとも新鮮な映像に見えました。
なんだか子供たち以上に感動。(^^;
もっともこのままの状態では、カメラではなくその前身のカメラオブスクラでしかないわけですが、このピントグラス面にフィルム(兼プリント)代わりの感光紙(青焼コピーの紙 ※文末注)を張れば、ちゃんとカメラに。
晴天屋外で露光時間を10分くらい掛ければモノクロ写真が撮れ、実際、講座でも実験しました。
でも、そんな感光紙プリントよりも肉眼で見えるカラーの画像にはまり、帰り道でも子供たちとあちこちにこの牛乳パックカメラ(オブスクラ)を向けながら帰った、そんな楽しい工作の一時だったのでありました。

帰り道で撮った画像から ピントガラス面をトリミング このスクエアフォーマットがまたいい感じ
ちなみに今回使った虫眼鏡の場合、無限遠にピント合わせた時のレンズからピントグラス面までの長さ(=焦点距離)を計ると約13.5cm。
レンズ面の有効開口面積は約9cm²だったので、公式に当てはめると開放F値はおよそ4.0。
135mm F4.0・・・立派な中望遠レンズ。(^^)
でも、もう少し焦点距離が短い方が、もっと面白い画像が撮れるかなとも・・・ヒマがあったらそんな虫眼鏡を探して、こんどはも少し丁寧に、そして見た目もよく作ってみたいと思っています。
そうすれば、いま発売が待ち遠しいGR用のテレコンバーターもいらないかも・・・って、ちがうか。(^^;
※注 感光紙
今回の講座で配られたプリントでは、お奨めの感光紙はリコーのリコピージアゾ感光紙となっていましたが、ジアゾ感光紙では像を出すのに現像液が必要なので、講座では熱現像紙で現像液不要の富士フィルムのコピアートペーパーを使い家庭用のアイロンで現像していました。
