というわけで(昨日の記事の続き)、日曜日は家族で吹田市にある国立民族学博物館「みんぱく」へ。
能勢電・阪急・大阪モノレール(左写真)と乗り継ぎ万博記念公園へ、とお定まりのコースで。そう、以前にも書きましたが「みんぱく」は、なんだかんだで年に1回は家族で行っている正井家定番の博物館。
なのに妻から聞いた話では、先週金曜日の夜、NHKの「かんさい特集」という番組で「みんぱく」が紹介された際に、子供たちが二人して「あぁ、こんな所に行ったみたいなぁ」って。
「えっ、なに言うてんの。何回も行ってるやないの。」
「ええ、そう?」
「憶えてへんの?・・・なら、お父さんに言うて日曜日に連れてってもらお。」
・・・となったそうです。(^^;
もっとも年に1回とは言っても、記憶をたどれば子供たちはここ1年半ほど行っていない。
それと番組は「みんぱく」がこの17日に開館30周年を迎える事を記念した特集で、主に常設展示の内容が紹介されていたそうですが、これも考えてみれば子供たちを連れて行ったのは企画展の時や以前に紹介したような<音楽の祭典>などのイベント時ばかりで、常設展示はじっくりと観せた事がない・・・なにせ、広大な展示室ですから、いつもじっくり観る時間が取れないもので。
ならば、というわけで今回は常設展示鑑賞に絞り「じっくりとみんぱくを楽しんで、記憶にとどめよう!」をスローガン(?)に博物館へ向かったのでありました。
以上、前置き終り。(^^)

この日も北摂方面は気持ちの良い快晴の空。万博記念公園内ではもうお馴染みになったフリーマーケットをはじめ、様々なイベントが開かれていたようで、かなりの賑わいをみせていました。
そんな賑わいを通り過ぎ博物館の前まで来ると、かなり静か↓・・・良いことなのか憂うべきことなのか、いつでものんびり過ごせます。
ほんと、中に入ればワンダーランドが広がる面白い博物館なんですけどね。
なので、今まで内部のワンダーランドを知らなかった人たちにも、もっと知って欲しいなと思い今回は徹底紹介(?)とまいります。
ちなみに前述のように11月17日は開館30周年記念日。また、(土曜日に知ったばかりですが)17日・18日は「関西文化の日」で、みんぱくをはじめ三重県・福井県を含む関西の多くの美術館・博物館(昨日紹介した伊丹市立美術館のように一部で開催日が異なる場合もあります)で入場料が無料となります。
そんな機会も利用して、ぜひ一度。
「関西文化の日」参加館・日程についてはこちらをどうぞ > 関西文化.com

国立民族学博物館正面 設計は1期・2期とも先日他界された黒川紀章氏
この博物館が好きなのは、展示物自体の面白さもさることながら、「手をふれないで下さい」と書いてあるほんの一部の展示以外、↓こんな風に自由に触って材質の質感や動かす事による機能の理解、叩いてみての音まで楽しめる点。
これは初代館長・梅棹忠夫氏の意向であったと何かで聞いた記憶があります。
もちろん撮影も自由。
但し三脚や照明は御法度なので、手ぶれしないよう気合いを入れて撮らないとなりませんが・・・(^^;
ここに掲載する写真もほとんどがシャッタースピード1/2秒から1/15秒という低速で撮った写真です。

マニ車を回してみる 掲載の写真は全てGR DIGITAL 適宜レタッチ・トリミング
この日はGR君の画像設定をはじめてのコンビネーション<-1・+2・+1>に設定して撮影・・・WBはAUTOですが、なんだか総じて(特に屋外では)赤みが勝ったような色合いになりました。
博物館の収蔵点数は約30万点とか。展示も、大は家屋や船から小はビーズの玉1コまで、またそのような有形のものから言語・音楽・伝承・民話など無形のものまで、ほんとに多岐に渡ります。
その中でも私のお気に入りは左写真の骸骨人形。(^^)
骸骨のくせにこのとぼけた表情がなんともいえず、好きな展示物。
アメリカコーナーにあり、メキシコの人形(一応、玩具の部類)だそうですが、展示では下写真のようにここ数年ずっとトランプをしています・・・なかなか勝負は着かないよう。(^^)

骸骨の顔が出たところで、昨日撮った中から様々な民族の「顔」を紹介。

このように、神や化け物、はたまた自らの顔を象ったと思われるもの、モアイのような強大な頭像からイヌイットの小さな人形まで、博物館では実に様々な「顔」に出会う事もできます。
これらの「かお・カオ・顔」を見ているだけでも、地球上には多種多様な民族が在ってそれぞれに独自の文化を持ち、そのどれが優位にあると言えるようなものではない、という事もわかるんじゃないかなぁ、と私は思います。
また、優位劣位は無くとも、自然と密接に結びついた文化ほど環境変化には弱いだろうという事も見えてくる。
そして、そこから私たちがいま何をしなければならないかも・・・。
と、記事がかなり長くなりました。続きはまた次回という事で・・・つづく。
