のんびり目に(その分丁寧に)工事が進む<高台の家>ですが、今日、定例会議で訪れると、外壁下地の透湿防水シートが張り終り室内は白い光に包まれていました。

この内側、柱の間に厚さ100mmのPET樹脂断熱材(パーフェクトバリア)を嵌め込み、室内側に防湿ポリエチレンフィルムを張る事で外壁の熱的境界面(平たく言えば断熱層)が整います。
透湿防水シートは紙オムツ外側に使われているシートを分厚くしたようなもので、その名の通り、湿気(水分子のクラスターが小規模なもの)は通すけれど、水(クラスターの大きなもの)の進入は防いでくれるという素材。
なぜそんなものを使うかといえば、防湿フィルムを張ってはいても、それでも断熱層に入ってくる(根性のある?)湿気を室外に逃がし、壁内部で結露して柱や土台が腐りやすくなる事を防ぐため・・・いまや木造在来工法では欠かせない素材です。
ちなみに透湿防水シートの外側には湿気を逃がすための通気層と呼ばれる間隙(厚み25mm)を設けて外壁仕上げを行います。
そんなこんなの現場ですが、周りに広がる田畑の畦ではようやくヒガンバナが満開といった観。で、現場への道すがら、先々週の<ツユクサ>を撮った辺りにまた寄り道して、秋の色をスナップしてたりもした今日の篠山行だったのでした。

GR DIGITAL 画像設定を「普通」にしてアンダー目(-0.7EV)で撮影し、レタッチで赤を強調
