2007年09月05日

蝉の抜け殻調査

0556
夏休みの自由研究・・・子供たちのうち一人は今年も自宅前の神社での蝉の抜け殻調査に取り組む。

蝉の抜け殻調査 2007

これで3年連続。
2006年の調査>http://blog.kenchikusha.com/archives/50239148.html
2005年の調査>http://blog.kenchikusha.com/archives/50055967.html
継続して調査すると毎年の羽化する個体数の変化も見えてきて、傍目にも面白いものです。
調査年毎の抜け殻個数合計
蝉の種類2005年2006年2007年
クマゼミ142645
アブラゼミ351319625
ニイニイゼミ353874
ツクツクホウシ13256
※2005年の抜け殻個数については子供たち二人の調査を合算
調査期間
2005年 7月31日〜8月28日
2006年 7月29日〜8月29日
2007年 7月22日〜8月31日


大阪市立自然史博物館によれば、今年は4年周期で繰り返される蝉の大羽化年に当たるそうで、こうして表にしてみると確かにクマゼミ・アブラゼミ・ニイニイゼミの3種はいずれも昨年の倍近い抜け殻数となっていて、一昨年の抜け殻数と比較してもその4周期を裏付けているのかな、と読み取れます。
でも、ツクツクホウシだけは昨年がピークだったよう。蝉の種類によっても違うという事でしょうか。
もっともツクツクホウシはまだこれからも羽化してきますし、各年の最終調査日も異なるので、この結果だけで断定もできませんが。

それはそれとて、なぜ4年周期で羽化数が増減するのかについては、成虫の数が多い年に羽化すれば交尾の機会が増えるために自然にそうなったなどの説もあるようですが、まだはっきりとした要因はわからないよう。
自然史博物館の主催で行われた大阪市・靭公園での調査では、今年は一昨年並みの抜け殻数で大発生年とまでは確定できなかったよう。
自然史博物館: 靭公園セミのぬけがらしらべのページ

ちなみに子供たちが大阪市・長居の自然史博物館まで行って調べてきたところに寄れば・・・
北米に生息する17年ゼミや13年ゼミはその名の通り幼虫として土中に暮らす年数がはっきりして大発生年が固定されているが、例えばクマゼミが幼虫でいる期間は平均すれば約7年とはいえ、3年〜13年と個体によりかなりのバラツキがあるため、発生年が周期化する事との因果関係はまだよくわからない・・・なのだそうです。
蝉の生態についてはその他にもわからない事がまだまだ多いようですが、これからも継続して研究されていくことで解明されていくのでしょうか。

うちの子供たちも来年は中学生。
夏休みの自由研究という課題があれば、再びチャレンジしてくれるのか。なかなか無理強いも出来ませんが、親としては長期継続して調査し、さらに深く掘り下げて、将来はセミ博士(?)なんてのもいいんじゃないのと思っていますが・・・(^^)

まだまだ暑い日が続いていますが、気がつけば、あれだけやかましかった蝉の鳴き声もどこえやら。
そんな夏の終わりに、最後はサルスベリの実の写真で締め。←つながりが自分でもよく見えませんが、文字ばかりじゃ記事としても華やかさに欠ける(?)ので、まあ、なんとなくという事で。(^^;
こうやって、どアップで見るとなんだか瓜みたいで面白い。

百日紅の実
池田市・伊居太神社にて 2007年09月01日撮影 GR DIGITAL

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この記事へのコメント
セミの抜け殻の大きさにこれほどのばらつきがあるなんて。

考えてみれば成虫だって大きさ違うんだから、当たり前なのですが。。。
うーんアブラゼミとミンミンゼミしか見てない自分を思い知りました。
ツクツクホウシは声だけはちゃんと聞くんですけどね。
Posted by B&G at 2007年09月05日 21:04
こんにちは。
私も、子供たちが調査をはじめるまで抜け殻なんてさほど真剣に見たことも無く、最初はちょっと驚きでした。
うちの場合、内外出入り自由の猫(ピー)がいるので、部屋にいながら様々なセミや他の虫を観察できます・・・完全な姿である事が稀(ほとんど残骸)なのが、欠点ですが。(^^;
Posted by masai at 2007年09月06日 12:42