昨日の午後は兵庫県宍粟市一宮町にある丸正木材さんへ。
<高台の家>の住まい手、施工工務店トータルの現場担当者らと共に、人工乾燥を終えた構造材の検品と打合せ、そして住まい手に自分たちの家の材木がどんな場所で育ち製材されたかを見ていただく事を兼ねての小旅行でした。

丸正木材 製材所構内から見る宍粟の山々
丸正木材さんとのお付き合いは、施工工務店は異なるものの、構造材では<牧落の家>に続いて2回目、また造作仕上材を含めれば<牧落の家><苦楽園の家>に続き3回目となります。
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<高台の家>の建築場所は篠山市ですから、地元である丹波の山の木を使うのが環境面からしても本来あるべき姿なのかもしれませんが、施工工務店が以前から丸正木材さんと取引きがあった事、私も都合3度目で材木についての機微もある程度把握できるという点から、わざわざ兵庫県を東西に縦断しての宍粟材採用となりました。
建設地ごとにドライに林産地を選ぶのも(特に環境負荷を考えると)一つの方法ですが、人情機微はそれなりに大切、といった所での今回の林産地選定です。

左:高台の家に使う杉の梁・柱と桧(最下段)の土台 右:製材される杉丸太
上左は人工乾燥が施され、最終の製材作業も終ってプレカット工場への出荷を待つ構造材を前に、現場担当者から説明を受ける住まい手ご主人。
上右は皮剥きされて製材を待つ杉丸太。
余談ですが、昔は伐り旬といって、木材の伐採は樹木の生長が止まっている11月初めから4月半ばくらいの間だけ行われていましたが、近年は1年を通して伐採作業をしている林産地が多くなってきたようで、ここ宍粟もそう。
春夏の成長期は樹幹の栄養分が多くなるので、この時期に伐った丸太は昔ながらの長期にわたる自然乾燥ではキクイムシなどの虫が付きやすく、また腐りやすいとも言われて、ために伐り旬が定められていたのですが、近年は高温釜を使った人工乾燥機の普及発達により、虫や余分な栄養分は高温化で除去されるという事で1年中丸太からの製材が行われるようになってきているようです。
検品では芯持材の偏芯が大きかった材2本の交換をお願いして終了。住まい手のご夫妻にとっても思い出深い製材所見学となったようで、なによりでした。
その後はすぐ近くにある道の駅「播磨いちのみや」で一服、そしてその道路向かいにある播磨国一宮<伊和神社>で鎮守の森森林浴?(^^)
下写真はその参道にて。

写真は全てGR DIGITAL 適宜トリミング
ここに寄り道したせいで、帰りの中国道では事故で神戸JCTから中国池田まで続く大渋滞に巻き込まれる・・・でも、寄り道しなければ事故自体にまともに巻き込まれていたかも知れずで、そう考えればこれもご利益!?と良いように思っておこう、てな帰り道でした。
