2日目は高山市内の観光がメインですが、そこは建築関係者での旅行。町並みを見るのも建築を観るにも、ついでに土産物を買うにも(?)全てがお勉強という観光です。
で、宿を8時に発ってまず訪ねたのは三町伝統的建造物群保存地区。

高山格子に咲く朝顔。別アングルで撮った写真をウェブトップページのランダム表示画像にもアップしました。
伝統的建造物群保存地区様の町並みは全国いろんな所で見てきましたが、この三町(上三之町)の街路空間はその中でも無類の素敵な空間を形作っているという印象。
街路巾と各家並みの軒先から生まれる凹空間の絶妙さ、適度に不揃いな軒線がもたらす横方向への視線の流れ、各家々それぞれに趣向を凝らした草木によるファサードの演出。ここは全てが程よく整って、とても居心地のよいこの地オリジナルの空間が生まれている、と感嘆しました。

上左は幾つかの高山観光ガイドで紹介されていてる軒沿いに藤を這わせた商店の木戸。さすがに藤は花の季節は過ぎ、でもちょこっとだけ咲いていたので、そこを切り取ったのですが、どうも板戸の暗さに露出が引っ張られたようで、花は露出オーバー。まあ、でも影が綺麗だったので紹介。上右はおそらく水車の側板をリサイクルしたと思われる木戸。造作を見るとどうも近年作のようですが、デザインが面白かったのでスナップ&掲載。
左は火事大敵の町並みを守るために欠かせない消火栓。
この写真だけはかなりレタッチで作りこんでみました。消火栓以外の背景の彩度と明度を落として赤を強調、といったところ。
高山市内、特に伝統的町並みの中には、なぜか酒屋がやたら多い。やはり(というのは思い込みかもしれないけれど)飛騨の杣人は酒好きなのか?

町並みを巡っていると酒屋の軒先には、必ず杉の葉を玉にした酒林(さかばやし)が吊るされているので、すぐわかる。上の写真は上二之町の川尻酒造。
また、左のように軒上に神棚を置いた造りもよく見受けられました。この祀り方は中部地方独特のもののようですが、はっきり意識して見たのははじめて。
でもお供えだって大変でしょうに、なんで屋根の上なのか?
関西人には摩訶不思議な神棚。
そんな事をうだうだ喋くりながら、一行は日下部家・吉島家へ・・・というわけで次回に続く。

南天の花 下二之町にて 以上全て撮影はGR DIGITAL 適宜レタッチ・トリミング
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