今日は朝から掘削がはじまった<急傾斜地の家>の現場に行く予定でしたが、雷雨で順延。どうもこの現場では私が行こうとするとなぜか雨模様。
スタッフだけの時には降らないのに・・・<急傾斜地の家>限定雨男?(^^;
写真は事務所の窓を打つ雨
カラーで撮影後モノクロ化
以下、全て撮影はGR DIGITAL
話し変わって。
昨日の記事<模型>で<高台の家>には主木としてクヌギを植える、と書きましたが、中高木では他にもヤマボウシとエゴノキ、そしてユズを植える計画です。
ユズは奥さんのご要望。ヤマボウシとエゴノキは私からのお勧めです。
ヤマボウシはよく庭木としてお勧めしている樹。
個人的に好き、というのが最大の理由ですが、今頃の花、夏の緑、初秋の果実、晩秋の紅葉と、四季を通じて楽しめる落葉高木で、乾燥に若干弱く、夏場の水遣りを怠ると葉の縁が茶色く枯れるという欠点もありますが、土壌の状態によらず根付きが良い樹ですし、剪定や寒さにも強く、虫害も比較的起きにくい、しかも実は食べられる!という事でよくお勧めしています。
ただ下の写真でもわかるように、花は上向き咲くので、大きく育つと1階から見上げでは花がよく見えない・・・逆に、2階から見下ろせるロケーションもった住宅や傾斜地の下の方に植える場合には最適の樹です。

でも人に勧めておきながら、なんですが、いまの我が家にはヤマボウシがない。(^^;
昔は植わっていたのですが、我が家が接する河川(といっても小川)整備で伐られてしまいました・・・って、まあ、庭をはみ出して市の土地に植わっていたからそうなったんですけどね。
お勧めするのはそんな無念(?)もあってこそ、かもしれません。(^^)
なので上の写真は我が家の樹ではなく、ご近所でいま花盛りのヤマボウシ・・・うちのヤマボウシの子孫かも、と勝手に思ってます。(^^)
ヤマボウシは昔から日本の山に自生していた樹ですが、同じミズキ科でよく似た樹にハナミズキ(アメリカヤマボウシ)があります。ヤマボウシの花は白しかありませんが、左写真のようにハナミズキには紅色もある。
ただ、こちらは日本に自生していたものではなく、名にアメリカと付くように、1912年、東京市(当時)がワシントンに桜を贈ったお返しに贈られてきた樹。
池田市綾羽の街路樹 2007年4月24日撮影
ヤマボウシより花の時期が早い(形も若干違う)のと、実の形がまったく異なり食べても美味しくないくらいの違いだけで、植生はよく似ており、今や街路樹や庭木などどこででも見かける樹になってしまいましたが、このように日本での歴史は比較的浅い樹です。
昨日の記事でもチラッと触れましたが、どうせ植えるなら日本に昔からある樹を植えたい、という事で、私はやっぱりヤマボウシ派です。

花と書いてきましたが、ハナミズキも同じく、花びらのように見えるのは、実は総苞片(そうほうへん)と言って、葉が変化したもの。実際の花は真ん中にある緑色のプチプチ。
プチプチの一つ一つが花ですが、こうやってアップで撮るとちょっと不気味かな。(^^)
山法師の名は、比叡山延暦寺の法師(僧兵)の頭巾姿に似ているという事で名付けられたそうですが、それって武蔵坊弁慶みたいな頭巾なのかな?・・・だとしたらあまり似ていないような。
中国では「四照花」と言うそうですが、こちらの方がぴったりのように思える花(じゃなくて総苞片)です。
