2007年05月04日

金沢旅行 2

0503
金沢21世紀美術館 1

美味しかった魚処「てらき」での昼食の後は、今回の旅のメインディッシュその1<金沢21世紀美術館>へ。
この美術館は<妹島和世+西沢立衛/SANAA>の設計により2004年10月9日に開館・・・少なくとも21世紀の最初の四半世紀中は世界でも5本の指に入っていること確実な珠玉の美術館建築。
まあ、そんな建築話はさておき、ついでに正当な(?)建築写真的構図もさておき、ちょっとひねたアングルで捉えた外観写真を2点↑↓。

金沢21世紀美術館 2
画像をクリックすると拡大画像(1000×750)が別ウインドウで開きます。

上の写真は見てのとおりピンボケ画像。
この1カットに限りなぜかGR君がヘソを曲げ、(たぶん、たしかに)合焦表示が出ていたにもかかわらず、パソコンに取り込んでみたらピンボケ画像になっていました。
でも、それが逆に、噛めば噛むほど味が出てくるというか・・・この建築を紹介するにはもしかして最適かも、と思えたので敢えてピックアップ。

我が文明:グレイソン・ペリー展
レタッチで左右反転 カラーで撮影後モノクロ化

この日、館内では<我が文明:グレイソン・ペリー展>が開かれていました。
妻共々、予備知識もなく観たのですが、これがなかなか面白い作品群でした。
壷の作品が中心でしたが、その壷に(しげしげと観れば違う、とはわかるものの)一見薄っぺらなタッチで描かれた様々な社会世情批判・芸術論壇批判の絵や写真コラージュとはある意味裏腹に、製作風景を綴ったビデオの中で、土を捏ね手ロクロを回し、釉薬を幾度にも重ねた上で鉄筆削り出しの線を一つ一つを描くという、丁寧に丁寧に一つの壷を造り上げて行くベリーさんの姿が印象的で、あらゆる創作行為の根底になくてはならない基本の大切さを改めて教えられようでもあり、とても勉強になった展覧会でした。
このような事には私なんぞよりよっぽど専門的な妻も、面白い!と唸ってました。

でも、子供たちには、まあ、当たり前の話ですが、取り付く島もなくかなり難しかったよう。
そんな彼女たちには常設コレクションのこんな作品↓の方がよっぽど楽しい・・・もちろん、大人も楽しい。(^^)

スイミングプール 上から

この美術館の名所(?)、レアンドロ・エルリッヒ作スイミングプール<La Pileta>。
プールの中から見上げると、こんな風↓。

スイミングプール 下から

・・・「どうなってんの?」と思った方は、ぜひ金沢21世紀美術館へ。(^^)

美術館内の空間この美術館は「まちに開かれた公園のような美術館」がモットー。
なので有料ゾーンや特に禁止された場所でない限り、上のプール内でもそうですが館内の写真撮影は自由。そんなところも(特に写真好きには)魅力の美術館です。

で、後述のワークショップに子供たちが興じる間、私はといえば館内をウロウロ、パシャパシャ・・・様々な空間を堪能&画像に収めまる事ができました。
そんな中からさらに2点↓。
右は館内で唯一白くない壁、マイケル・リン作<金沢21世紀美術館での展示プラン>。←この名前の回りくどさが、そこらへんの壁画とは違うよ!という事を知らしめている・・・のかな?(^^;

美術館内の空間

3時からは館内に併設されている<シアター21>で開かれたコンサート(無料)へ。
オーケストラ・アンサンブル金沢のメンバーによる弦楽四重奏。今年はじめに井上道義さんを音楽監督に迎えてから、このような活動がより活発なよう・・・粋な町、金沢って感じのコンサートでした。

ストリングスの波動

そんなコンサート会場の客席(地べた座り席)の周りには、下写真左のような灯りが・・・よく観るとミカンの皮を刻んだものやメロンの皮をそのまま乾燥させたランプシェード。
はじめて知りましたが、ピールアートというのだそうで、光だけでなく空間に広がる爽やかな柑橘系の香りもまたアートって感じの作品群でした。
これらは才田春光さんの作品・・・妻は嬉々として「学校の授業にも使えるかも」なんて言いながら、この日会場で来ていたご本人からいろいろ話を聞いていたようです。

ピールアート

その傍らで、子供たちはワークショップに参加↑。
ワークショップとはいっても、ネーブルや八朔の皮を切り抜くだけで小学6年生には簡単すぎるものでしたが、それでも結構、楽しんでいたよう。

2時前に入って、そんなこんなで、気がつけば時計は4時半過ぎ・・・家族4人、それぞれに楽しめた満足度100%の美術館への旅でした。

灯りの海
GR DIGITAL ISO800 1/20sec F2.4 EV-1.0 WB:屋外 画像設定:マニュアル ノートリミング

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この記事へのコメント
4
こんばんわ〜(*o*
金沢21世紀美術館ですか...しかも撮影OK
美術館好きにはたまりません(≧o≦
Posted by yo at 2007年05月04日 21:36
>レタッチで左右反転 カラーで撮影後モノクロ化
かっこいい。。。。
すっごくかっこいいです〜!!
天才!!
Posted by B&G at 2007年05月04日 21:50
yoさん、こんばんは。
そりゃもう、GRトラベリストのyoさんにはお奨めの地だと、思いますよ。
金沢って、関東からは交通手段が意外と不便な所ですが、ぜひ、行ってみて下さい・・・お奨めです。
Posted by masai at 2007年05月04日 22:02
B&Gさん、こんばんは。
>天才
先生!、それは褒めすぎ・・・(^^)
単に文字が読みやすいよう反転しただけなんですから・・・。
でも、この写真、うちのスタッフにも好評でした・・・自分では、なぜそんなにウケるのかよくわかっていません・・・(^^;
その辺りが修行が足りずで、まだまだな私・・・これからも修行の日々です。(^^)
Posted by masai at 2007年05月04日 22:09
ピールアート、
そして金沢を楽しんでいただいたご様子。
とても嬉しいです。心よりお礼申し上げます。

連休中の美術館の来場者数は、73,000人
ピールアートを実際に見た方、16,370人でした。

次回は、私のアトリエにもどうぞ!
金沢周遊バス、犀星文学碑バス停前の「光水土・ひみと」です。
美術館では見れなかった!?がいっぱい見れますよ。
http://www.peelart.com/

現在は、ピールアートの素晴らしさを伝えるために
要請をいただいた幼稚園、学校、老人ホームなどへも
出前講座(講演/講習)しております。
いつか、学校でも取り入れられる日がくることを夢見て・・

よろしければ、
お撮りになった、ピールアート会場の画像を
お送りいただけませんか?
info@peelart.com

それでは
いつか、再会する日まで。
Posted by 才田春光 at 2007年05月07日 18:55
才田さん、コメントありがとうございます。
家族一同、ほんとに楽しい時間を過ごす事ができ、これまた、ありがとうございました。m(_ _)m
旅立つ前に29日は美術館でコンサートが開かれている、という所までは知っていたのですが、その会場にピールアートが星の如く煌いているなんて事にはまったく予備知識がなく出会いました。
だからこそ、より印象深く感じられ、また思い出深くもなったように思っています・・・これも、また旅の楽しさですね。(^^)v
>いつか、再会する日まで
こちらこそ、またいつかどこかでお会いできる事を願っております。
会場の写真、後ほどお送りします。
Posted by masai at 2007年05月07日 21:21
こんばんは。
ピールアートの記事にコメントいただいて、びっくりして遊びにきました。
こんな風にブログの世界が広がって、非常にうれしく思います。

私は、たまたま、いつもいく喫茶店での才田春光さんの個展をみて、ピールアートを知りました。

金沢のご旅行楽しんだ様子が、伝わり、私までうれしくなりました。
コメントありがとうございました。
Posted by maririn at 2007年05月08日 22:02
maririnさん、はじめまして。
こんばんは。
>コメントありがとうございました
どちらのブログの方なのか・・・私、ピールアートに関してどこかのブログにコメントをした覚えはないのですが???(^^;
ちょっと不気味な話ですが、とはいえ、お越しいただいたのはありがたい事。これからはご贔屓下さい。
でも、やっぱり、なんだか不気味だなぁ・・・次にコメントいただける折には、差し支えなければブログのURLもお書き願えれば嬉しいです。
Posted by masai at 2007年05月08日 23:06