昨日、<奥天神の家>の竣工写真が写真家の松村芳治さんから届きました。
今回は住まい手がアルバムに纏める事をご希望されたので、久々に竣工写真アルバムを作ってもらいました。
ちなみにうち事務所の分は経費節約のため(^^)、いつものバラのプリントで・・・。
竣工写真の撮影代をどこから捻出するか、っていうのは設計事務所によっても、また建築の規模や用途によっても違ってきますが、うちの場合、個人住宅では撮影代は原則、当方負担。
で、住まい手や施工工務店がプリントやアルバムを希望された場合には、そのご希望に応じて、実費+少々の経費をいただいて、各々の分を作成しています。
設計事務所によっては、予算オーバーで減額変更を余儀なくされた場合でも、見積りに計上する事を指示した竣工写真代は絶対に削らない、という強気な事務所もあるようですが・・・うちは弱気な事務所なので(^^)、例え見積時に一旦は計上してもらっていたとしても一番最初に削ってしまいます。
削らないまま出精値引きをお願いして、実質上はチャラになっていたとしても、契約見積書に残っている以上、それは結局、施主負担という事ですから、廻りまわってどこかで工事自体にしわ寄せが来るわけで、そんな事をしていたら本末転倒って、私なんかは思ってるんですけどね・・・。

そんな話はさておき、やっぱりこうやってアルバムに綴ると良いもんです。
このアルバム帳がまたイイ。上の写真ではよくわからないかもしれませんが、装丁が布(たぶんコットン)張りのクリアホルダーファイル。
以前、松村さんから聞いたところでは、確か、特別に作ってもらっているオリジナルのファイル、という事だったように記憶しています。
こういうアルバムにはお約束の、工事名称・竣工年月・設計・施工も銀文字で彫り込まれていて、立派!
これから建てられる住まい手の皆さん(&工務店の皆さん)も竣工写真はぜひアルバムで・・・自らはバラのプリントしか注文しないくせに、人には勧めます。(^^)
なにかアルバムの営業みたいになってしまいましたが(^^;、もちろん、中判(6×9)のフィルムからプリントした写真自体も素晴らしいもの。
特に下に並べた家族の間を玄関側からキッチン方向に見た構図なんて、どのカットも「ええなぁ」と思う写真です。
この空間を説明するだけなら、一番上の写真だけで十分かもしれませんが、やっぱり下の2枚も写真=記億として捨てがたく選んでしましました・・・ただ、他にも少しずつ構図や光線の具合いが異なったカットをたくさん撮ってもらっていて、ほんとは全部チョイスしたいところでしたが、なにぶん予算の問題があるので、断腸の思いで絞り込んだ(私に取っての)ベストショットの3枚です。

1階家族の間を東から西に見る 正面奥はキッチン 右手、窓の外にはアプローチデッキと離れの書斎

家族の間とキッチンの境に建てた大黒柱は吉野桧無節の5寸角面取り柱 階段は鋼板側板に吉野杉板

床:吉野杉本実板張 壁:薄塗漆喰塗 天井:水性エマルション塗料塗
キッチンワークステーション:正井建築舎オリジナル 食卓・椅子:木曽三岳奥村設計所 ペンダント:PH5 PLUS
尚、掲載の画像はプリントからスキャンしたもので、実際のプリントとは色合い・コントラストは異なります・・・実際のプリントの方が断然美しい事はもちろんです。
