昨日は久しぶりにのんびりと過せた一日。
台風一過、晴れ間も覗いた午後、池田市建石町にある逸翁美術館までブラブラと散歩がてらに行ってきました。
逸翁美術館ウェブサイト>http://www.itsuo-museum.com/
逸翁美術館は阪急電鉄をはじめ、阪急百貨店や宝塚歌劇団など当時としては画期的な事業を次々と起していった故・小林一三の住まいであった「雅俗山荘」を、没後、展示施設として公開した美術館。普段は小林一三が生前に蒐集した美術品や工芸品を、季節ごとに展示換えをしながら公開しています。
ただ、今回は特別展。
「細川護煕・加藤静允 数寄に生きる」と題して、両氏の陶芸作品や書・画を展示した特別展が10月9日まで開催されていて、「細川さんってどんな焼物を焼いているんだろう」というところに興味があって観に行ってきました。
建築関係の方はよくご存知のように、細川氏の窯「不東庵」と茶室「一夜亭」は藤森照信氏による「野蛮ギャルド」建築。
そこで焼かれる陶器はどんなものか、と興味があったわけです。
で、正直あまり期待もしていなかったのですが、ところがどっこい、これがなかなか良かったです。
作品のオリジナリティという面ではどうかなぁ、という所もありましたが、良い意味で「道楽」。人生を楽しんでいる感じが伝わってくる作品群でした。
陶芸に興味のある方には、ちょっとお奨めかもしれません。
そんな作品の粋に触れ、美術館の正門あたりの情景をモノクロで。
門柱には小林一三自身の書によるものなのでしょうか「雅俗山荘」の表札が、いまでも掛かっていました。

余談ですが、「雅俗山荘」を建築として観ると、それはまさに雅俗混交。
阪急系列の建築って、ホテルにしろ店舗にしろ集合住宅にしろ、大方は「雅俗混交」で「なんだかなー」という感じですが、その元ってここにあるのか、とも思える建物群です。
