小学生時分に永谷園のお茶づけ海苔に入っていたオマケ、歌川広重の<東海道五拾三次之内>をなにげに集めだして以来、浮世絵(特に名所絵・風景物)は結構好きだったりします。
仕事でパースやスケッチへの彩色を施す時には浮世絵の余白を残す感じをどこかで意識したりしてますし、趣味の写真の構図も北斎のダイナミックな技法に学ぶ事が多く、かなり影響を受けているなぁ、と自分でも思う事しばしば。
とはいえ<東海道五拾三次之内>も葛飾北斎の<富嶽三十六景>も、いままで現物を通しで観たことはなく、一度はズラッと並べて観てみたいと思っていました。
と、そこへ、的を得たような企画展が関西にやってきました。いま京都文化博物館で開催されている<原安三郎秘蔵浮世絵風景画コレクション初公開 北斎と広重展>です。
で、土曜日に行ってきました・・・いやー、なかなかに良かったです。
1枚1枚の作品の素晴らしくさは改めて言うまでもありませんが、シリーズを通しで観たあとの充実感というか満足感というか、そんな達成感めいたものはなかなかのものでした。
ただ、展示会のもう一つのメイン、肉筆画の方はわたくし的にはホホゥッという程度でしたが・・・展示順路が最後だったので達成感の後の虚脱感めいたものが影響していたかもしれませんが(^^;
写真は図録の表紙。
昨年6月に東京・三越本店で開催されて以来、全国を巡っている巡回展だそうで、京都の後は福岡・宮城と巡るそうですが、京都文化博物館では8月17日まで。
浮世絵や北斎・広重に興味のある方はぜひ足を運んでみてください・・・かなりお勧めです。
