内部の壁天井下地もかなり出来上がってきた<苦楽園の家>。
このように下地が出来上がってくると空間のボリュームが目に見えてよく分かるようになってきます。
写真の空間はこの家の中心となる家族の間ですが、天井高を3.6mとして気積の大きな空間に仕立てています。高い天井高によるデザイン面でのダイナミックさもさることながら、気積を大きくし窓配置を工夫する事で、あまり冷房に頼らず、関西の暑い夏を涼しく過せる空間を生み出すことができる点が、なんといっても魅力。
冷房時も冷気は床面近くに留まるので、さほど冷房負荷が増える事もありません・・・というか、むしろ条件によっては負荷は軽減されます。
反面、冬の暖房負荷は増えますが、エアコンによる暖房ではなく床暖房であればランニングコストの増加分はわずかなものですし、加えてこの住宅では<加西の家>や<岬町の家>でも組み込んだ、天井面近くの暖かい空気をファンで床面近くに吹き出すサーキュレーションシステムを設けて、暖房負荷軽減に努めています。
気積の大きな空間でのパッシブクーリング解説↓
http://www.kenchikusha.com/concept/passive_cooling.html 排熱
でも、昨日のような天気だと工事現場はやっぱり暑い。(^^;
昨日は造付け家具やキッチン・ワークステーションの寸法を取る現場実測の日。家具工事をお願いしている矢野川さん(写真中央)とスタッフ・井上で採寸していましたが、二人とも流れる汗を拭いながらの作業・・・もちろん、横からいっちょかみで口出しする私も汗ダクダクでした。
家具工事の実測は、本来はボード類が張り終った状態で実測するのがセオリーなんですが、家具製作期間中にお盆休みが入るため、今回に限っては木下地の状態での実測・・・で、多少、いつもより時間が係ってしまいましたが、無事終了。
9月下旬の竣工引渡しに向けて、いよいよ現場も追い込みです。
