2006年07月25日

経年変化 1

0338
またまた森林ツアー下見の折の話題。
下見の途中、2003年12月に竣工した<加西の家>の近くまで行ったので、ちょこっと寄ってみました。
寄ったといっても住まい手には事前にご連絡もしていませんでしたし、時間も無かったので、声もかけず外観だけ眺めてきただけなんですけどね。(^^;

加西の家 20031226

上の写真は竣工時で下の写真が現在。
竣工時の写真はネガからのスキャンで、しかも夕景ですから実際よりもかなり鮮やかに写ってはいますが、それでも歳月を経た外観の落ち着きは一目瞭然。庭の緑も元気そう。

自然素材を使う限り経年変化は避けられないもの。それをデメリットと見るかメリットと見るかは人それぞれでしょうけれど、私自身はその変化こそが自然の素材の良さだと考えていますし、時を経て侘びてきた時にそれがマイナスではなくプラスになるようなデザインを設計段階で考えておく事もまた大切と思っています。

加西の家 20060721

お会いしないまま失礼してしまったので、その旨住まい手へメールしたところ、いただいたお返事には下記のような文章がありました。

家のほうも、とても長く住んでいるような落ち着きが出てきて大変暮らしやすく、感謝しています。
大きくなった子供たちの落書きとともに新築当時の初々しさはなくなりましたが、それとともに味が出てきました。
また、夏が涼しいことがありがたい。「風を設計する」とかいう住宅メーカーのコマーシャルではありませんが・・・。


□ 工事中の記録などこれ以前の記事についてはウェブサイト「仕事の記憶」をご覧下さい↓
仕事の記憶<加西の家> http://www.kenchikusha.com/history/kasai.html

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