今月初めの上棟後、屋根・外壁の下地工事が進む<苦楽園の家>。この住まいは鉄骨造ながら、外壁は「延焼のおそれのある部分」も含めて全て杉板張・キシラデコール仕上。
そのため外壁下地は法的に不燃材である事が求められ、胴縁にはC型鋼を使っています。
このような場合、熱伝達抵抗の高い断熱材を使っても鉄骨部分が熱橋となって断熱性能が損なわれたり、ディテールが下手だと内部結露も起こりやすくなってしまします。
そこで<苦楽園の家>では、この鉄骨下地をすっぽりと断熱材で囲ってしまう徹底した外断熱工法を採用しました。
既に屋根下地ではそんな断熱工事もはじまっています。↓
鉄骨の錆止め塗装の紅に断熱材の桃色がキレイ。(^^)使っている断熱材は旭化成のネオマフォーム。
ネオマフォームはフェノールフォーム系断熱材で、その熱伝導率は0.020W/m・K。
住宅でよく使われる断熱材と比較すると、スタイロフォーム(1種)の2倍、住宅用グラスウール(10kg/m³)の2.5倍の熱伝導率で、同じ熱伝達抵抗を得る場合にもその厚みを薄くでき、また耐火性能にも優れているので、外断熱工法には最適な断熱材です・・・これで安価であれば、言うことナシ、なのですが、世の中なかなかそうは行かないもんです。(^^;
でも、<苦楽園の家>では住まい手からの要望もあって、この部分にかなりのコストウェイトを置いた工事を行っています。
