2006年03月07日

丸正木材

0267
今日は午後から記事<宍粟材>でも紹介した兵庫県宍粟市の丸正木材さんまで、<牧落の家>で使用する構造材の最終確認へと行ってきました。
施工工務店のソーラーコムは芹沢さんの車に乗せてもらって片道1時間半の小旅行。
ほんと、兵庫県とはいえ最寄のインターチェンジは中国道山崎IC。もう少し行けば岡山県という地域ですから、気分はもう小旅行です。(^^)

さてさて、丸正さんに到着して、揃えられた材木を見て、正直びっくり。
今回の設計では、梁材などは天井内にほとんど隠れてしまうにも係わらず、化粧材(仕上げで見える材)としても十分に使える良材を揃えてくれていました。
「わざわざうちを指名してくれたんやし、ええもん揃えんと」との事。
今年の冬はこの地域も山の雪が深いため原木伐採がはかどらず、故に原木価格が例年の1.5倍にも高騰している中での、その心意気に感動さえ覚えてしまいました。

杉 梁材左写真がその梁材。杉の人工乾燥材です。
構造強度のバラツキが出ないよう年輪幅が同じように密な材を選んでくれていて、表面含水率もほぼ20%前後に整えられた良材です。

桧 柱材

そして、上右写真は化粧柱。こちらは桧の天然乾燥材。
これらの柱材も図面で指定した以上の良材でした。
図面での指定は全体予算を考慮して、多少の節があっても良しとする上小節材としていたのですが、揃えてくれた柱はほとんど節のない材。
しかも、写真ではわかりにくいかもしれませんが、白太(樹の外周部に当たる若い層)の部分がほとんどない薄紅色も美しい赤身(樹の中心部に当たる古い層=良材)の柱。ほんとに、感謝感謝の材揃えでした。
そんな心意気材を、現場搬入前に材の加工を行うプレカット工場の担当者も交えて、どこにどの材を使うか一本一本吟味しながら決め行き、1時間半ほどで最終確認作業を終えました。

宍粟の山々で、左の写真は丸正木材さんに別れを告げ、見上げた宍粟の山並み。
流れる川は揖保川の支流。
今日は雲一つない快晴の空で湿度も低いように感じましたが、でも遠くの山は霞んで見える。
この時期の杉の産地はどこもそうなんですが、これって実はスギ花粉なんだそうです。
私は花粉症ではないので、ホホウッという程度ですが、花粉症の方には酷な写真でしょうか。(^^;
ちなみに同行したスタッフの井上は花粉症なので、恐れおののいていました。

話を元に戻して。
今日、確認を終えた材は明日にもプレカット工場へと回され、土曜日には第一陣が<牧落の家>の工事現場へ。
天候にもよっては多少の順延もありますが、土曜日には土台敷き、月曜日には大工方総出の建て方、そして18日の土曜日には上棟式と、いよいよ現場は工程の中でも最も大きな山場を迎えます。

写真徒然関連写真>http://phot2020.exblog.jp/2794133/

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