2005年12月17日

宍粟材

0218
牧落の家>はうちの事務所での<ひょうご・ネットワーク「木の道」>による住宅の1棟目という事で、構造材や造作材、そして下地材に至るまでほぼ全ての木材を兵庫県産材で賄う計画を立てています。
で、木曜日は朝から林産地見学方々、施工を請け負ってもらっている工務店・ソーラーコムに兵庫県宍粟市(旧宍粟郡一宮町)にある製材所・丸正木材を紹介するため、宍粟市へと行ってきました。
兵庫県には丹波・但馬・播磨・宍粟など様々な林産地があり、それぞれに材の特徴もあるのですが、今回は材の特徴云々というよりも、むしろ、ややこしい注文にもフレキシブルに応じてくれる製材所という点を重視して、宍粟材を扱う製材所・丸正さんを選びました。
製材所も構造材専門や造作材専門といった分業化が進んでいる事が多い昨今ですが、ここ丸正さんは比較的小規模な製材所ながら、木材人工乾燥機を2台持ち、梁・柱材から造作材、床フローリングなどの内装材や下地材まで、杉・桧に関するものならほぼ全ての材を自社で製材している製材所。
なので、原木一本を自社内で無駄なく使え、通常は出回っていないような寸法の木材にも臨機応変に対応してもらえるので、住宅建築のように小規模ではあるけれど使用材の種類が多い複雑な建築の木材調達にはうってつけの製材所です。

丸正木材

写真は敷地内に置かれた杉の原木(左)と人工乾燥を終えた杉の梁材(右)。
梁材の表面が黒く見えるのは人工乾燥によるもので、この後プレーナー(鉋)を掛けると再び綺麗な杉の地肌が現れてきます。
<牧落の家>の建て方は3月中旬。
今後は工務店側と製材所側での値段交渉もありますが、うまく事が運べば3月上旬までには使用する構造材が揃えられる予定。
その頃には製品検査方々、またこの地を訪ねるつもりです。

ニチリンプレカット昼食後、宍粟市まで行ったついでに以前の記事で紹介した東亜林業での別件の用事すませ、構造材の加工お願いするプレカット工場・ニチリンプレカットへ。
ソーラーコムを紹介し、簡単な打合せが終る頃には、もう太陽は山陰に。
大阪に戻ったあとは現場にも行くつもりだったのですが、あえなく翌朝に日没順延。
でも、久々に林産地を巡り充実時を過せた一日でした・・・と、この日のこの後は上の記事<忘年会>に続くのでありました。

この記事へのトラックバックURL

http://app.blog.livedoor.jp/cpiblog00793/tb.cgi/50117038