2005年09月05日

XR 500

0132
先日<GR digital>の記事で紹介した<GR BLOG>がえらく盛況の様子。
何人ものリコーの社員さんがGR-1に対する自分なりの想いなど書き込んでいて写真好き・カメラ好きな人間としては毎日興味深々。とはいえ肝心のデジタル版GRの仕様やデザインについては極わずかに話がカスる程度で、やはりあくまでも発表会をお楽しみに、という事のようです。

ナンキンハゼそんないろいろな人のカメラに対する想いを読んでいて、私自身が写真に興味を持つようになった出会いが思い起こされました。
で、今回はそんな想い出話。

私が最初に手にした一眼レフカメラは<XR500>というリコーのカメラ。
そのはじめて手にした一眼レフで撮ったはじめてのショットが右の写真。はじめてポジフィルムを使って撮った写真でもあります。
単にナンキンハゼの美しさに見せられて漫然と撮影しただけという構図もへったくれもない写真ですが、いまでも記念として大切に取ってあります。

<XR500>は1978年に発売されたカメラで、シャッタースピードは1/8〜1/500秒+バルブしかなく、露出は追針式のマニュアル露出オンリーというような超シンプルなメカニカルカメラ。
前年に発売された<XR-1>をスペックダウンした廉価版という位置づけのカメラでした。
外装も樹脂製で安っぽさは拭えないものでしたが、<XR RIKENON 50mm F2.0>という標準レンズとカメラケースがついて39,800円。
TVCMの「サッキュッパ」というフレーズが流行語にもなったほど当時としては破格に安い価格設定で、誰もが一眼レフを手にできる時代を築いたカメラ、だったようです。


私が<XR500>を手にしたのは、それから下ること10年。
その頃のメインカメラといえば<写ルンです>というような感じで写真やカメラに何の興味もなかった私ですが、仕事上どうしても一眼レフが必要になって、当時付き合いはじめたばかりの妻に借りたカメラが<XR500>だった、という出会いでした。
そして仕事で使う前に練習がてら撮影したのが、前述の写真というわけです。
以来、結婚するまでカメラは借りっぱなし(^^;
瞬間を捉えられる写真の面白さに心踊り、記憶をとどめるという行為の奥深さに魅せられ、カメラのメカやフィルムの化学反応の不思議さに熱血科学少年的心を刺激され、いまに至る、です。
結婚直前、レンズマウントがリコーと共通だった<Pentax LX>を購入し、以来メインカメラはそちらに移ってしまいましたが、いまでも<XR500>は妻と共に我が家に鎮座しています。

<RICOH>との出会いは単なる偶然に過ぎませんでしたが、その名は<GR-1>も含め私にとって様々な想い出が詰まった名前となりました。
さてさて、これから登場するデジタル版GRは果たしてどんな想いを繋いでくれるのか。期待は高まるばかりです。

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