少し前のニュースになりますが、イギリスの教育・訓練・資格取得推進団体<City&Guilds>がイギリス国内で行った職能別幸福度調査というもので、<建築家>は29職能中最下位になったと報じられていました。
以下は調査結果の翻訳です。
| 順位 | 職能 | 幸福度 % |
| 01 | 美容師 | 40 |
| 02 | 聖職者 | 24 |
| 03 | 調理師 | 23 |
| 04 | ビューティシャン | 22 |
| 05 | 配管工 | 20 |
| 06 | 整備士 | 20 |
| 07 | 建築業者 | 20 |
| 08 | 電気工 | 18 |
| 09 | 花屋 | 18 |
| 10 | フィットネスインストラクター | 18 |
| 11 | 介護士 | 18 |
| 12 | ヘルスケアアドバイザー | 17 |
| 13 | メディア | 16 |
| 14 | エンジニア | 15 |
| 15 | 薬剤師 | 15 |
| 16 | 科学者・研究者 | 15 |
| 17 | 食肉処理業 | 14 |
| 18 | DJ | 13 |
| 19 | インテリアデザイナー | 9 |
| 20 | 旅行代理業 | 9 |
| 21 | 教師 | 8 |
| 22 | 銀行員 | 8 |
| 23 | 会計士 | 7 |
| 24 | IT技術者 | 5 |
| 25 | 弁護士 | 5 |
| 26 | 秘書 | 5 |
| 27 | 不動産業 | 4 |
| 28 | 公務員 | 3 |
| 29 | 建築家 | 2 |
引用元:© The City and Guilds of London Institute
欧米ではステータスを持つ三大職能として<医師・弁護士・建築家>が挙げられるほど建築家の職能が認められているにもかかわらずこの結果。
もちろん、これは従業員として働いている人達へのアンケートであって、経営者<Master Architects>となるとまた話は別なのでしょうけれど。
私もウェブサイトの就職希望者へのアドバイスで書いているように、
その不幸度を認めないわけでもないけれど(^^;、その苦労があってこそ建築が建ち上がった時の喜びは大きいと思うのですが・・・。まあ、仕事全体からは一瞬に過ぎないか。
その一瞬にどれほどのエクスタシーを味わえるかで幸福度が決まるのかな。
そう考えると、どこの国でも気持ちは同じなのか、すぐに結果が現れてお客さんの反応が即時にわかる職業が上位に来ているように見えます。
対して下位に来るほど、結果を出すのに時間が掛かったり、褒められるより文句を言われる方が多い職能が目立つよう。
確かに、設計事務所のスタッフは良い結果を出そうと日々努力しても最後の最後で褒められるくらいで、その過程は年単位で長く、その間、所長からは無理難題の連続、工務店や職人からは文句を言われ、挙句に所長がいい加減な事務所だとクライアントからもクレームや変更の山という事になって、幸福な仕事とはとても思えないかも。(^^;
今日は休みでいないけれど、はたしてうちのスタッフの幸福度は?
