昨日は西宮で住宅を建てる住まい手との設計仮契約と手持ち家具の実測を兼ね、いまお住まいの河内長野まで行ってきました。
敷地の形はほぼ直角三角形で、風致地区指定によるかなり厳しい建ペイ率や外壁後退の規制もあるという、設計するものにとってはなかなかにやりがいがある敷地。これから本格的に基本設計を進めて行くわけですが、以前掲載した傾斜地と同じく、これからの自分自身の思考展開が楽しみな敷地です。
で、河内長野からの帰り南海なんば駅を出てみると見慣れたところに見慣れたものがない。そう、南街会館が跡形もなくそこには大きな空白が。現場掲示板を見ると建替え工事のようですが、まったく知りませんでした。そういえばミナミの地上を見るのも久しぶりと、心斎橋までぶらぶらと散策。
いやーやっぱり、世の常とはいえ、1年も見ないと街並みは大きく変わってしまうものですね。
道頓堀にはリバーサイドの歩道ができ、実にミナミらしくアホらしいドン・キホーテの観覧車も回っている。
はり重に入っていたバー<フランス屋>は無くなって久しいですが、そこにははり重には不似合いな安っぽい店舗が入っている。
村野藤吾の名作そごうは取り壊され、いかにも西武っぽい雑なファサードビルへと建替え中で、その北側には建築家某氏による電気の浪費がテーマのような店舗ビルもできている。
近大生時代、在アメリカ村設計事務所勤務時代、長居居住時代、泉大津居住時代と大阪に出てきてからのほぼ3分の2の時間を慣れ親しんだミナミが大きく変貌して行きます。
それについて良いとも悪いとも言えませんが、南街会館の大きな空白を見た時に一抹の寂しさ覚えた私は、やはり歳を歳を取ったということなのでしょうね。(~~;
