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昨年秋、1939年24歳で逝った詩人であり建築家であった立原道造が死の直前に思い描いていた<ヒアシンスハウス>がさいたま市別所沼湖畔に完成したと報じられていました。
今月号の新建築に<立原道造・夢の継承-別所沼のヒアシンスハウス:永峰富一著>という論文が掲載されており、少しハッとさせられた文章があったのでご紹介します。
立原は東京帝大の卒業論文「方法論」で「住み心地よさ」と「住みよさ」のふたつの建築体験を区別して「住み心地よさ」は「住みよさ」を深層で支える生命体の本質に根差した気分情感であり、建築の本質はそのような根源的な建築体験にある、と主張している。
「住み心地よさ」と「住みよさ」の違い。
機能や利便性だけでは生まれない「住み心地よさ」の大切さ。当たり前のことといえば、当たり前のことなのですが、きっちりと言葉を区別する事で頭をクリアにしてくれた文章でした。
立原道造記念館:http://www.tachihara.jp/
ヒアシンスハウス:http://haus-hyazinth.hp.infoseek.co.jp/
